デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「歌川豊国(初代)」の解説 歌川豊国(初代) うたがわ-とよくに 1769-1825 江戸時代後期の浮世絵師。明和6年生まれ。歌川豊春の門人。寛政6-8年「役者舞台之姿絵」のシリーズで人気をよぶ。美人画にもすぐれ「風流七小町略(やつし)姿絵」が有名。合巻,読み本などの挿絵もおおくかく。初代歌川国貞,歌川国芳らをそだて,歌川派隆盛の基をつくった。文政8年1月7日死去。57歳。江戸出身。姓は倉橋。通称は熊吉。別号に一陽斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例