徐徐に(読み)ジョジョニ

デジタル大辞泉 「徐徐に」の意味・読み・例文・類語

じょじょ‐に【徐徐に】

[副]少しずつ進行したり変化したりするさま。「新体制に徐々に移行する」
[類語]ひたひただんだん次第においおい漸次次第次第に歩一歩・一歩一歩・着着ちゃくちゃく日に日に日増しにようや年年ねんねんのろいまぬるいまのろい遅いスロー緩慢とろいのろくさいまだるいまだるっこい鈍い緩徐遅緩スローモー遅遅ちちのろのろそろそろゆっくりもたもたぼやぼやだらだらのろま鈍重ちんたらのさのさのそのそとぼとぼのこのこぐずぐずのそりのっそりのっしのっしのしのしどんとろとろぼちぼちぼつぼつぽつぽつ徐徐じわじわじわりじわりじりじりのたりのたりのたりそろりゆるゆるのんびりのらくらゆったり悠然悠悠もさくさもさっともさもさ便便だらり便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらちゃらんぽらん無精ルーズぶらぶらごろごろ無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみ投げ遣りレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徐徐に」の意味・読み・例文・類語

じょじょ‐に【徐徐に】

  1. 〘 副詞 〙 変化や進行がゆるやかなさま。すこしずつ。
    1. [初出の実例]「昔日は旅行する者皆馬に乗り徐々に往来して人を害せしことなきが故に」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. 「その底から眼を徐々に上げると、北漢山のつらなりが青い松に蔽われ」(出典:後裔の街(1946‐47)〈金達寿〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android