毫も(読み)ゴウモ

デジタル大辞泉 「毫も」の意味・読み・例文・類語

ごう‐も〔ガウ‐〕【×毫も】

[副]《「毫」は細い毛の意》少しも。ちっとも。あとに打消しの語を伴って用いる。「毫も疑わない」
[類語]全然全く一向さっぱりまるきりまるで少しもからきしちっとも皆目一切まるっきり何らとんといささかも微塵も毛頭更更何もなんにも何一つ一つとして到底とても全くもってどだいてんで寸分一寸寸毫毫末夢にも

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精選版 日本国語大辞典 「毫も」の意味・読み・例文・類語

ごう‐もガウ‥【毫も】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「毫」は長く細い毛の意。打消の言い方を伴って用いる ) すこしも。ちっとも。いささかも。
    1. [初出の実例]「官を慕ひ官を頼み、官を恐れ官に諂ひ、毫も独立の丹心を発露する者なくして」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉四)

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