出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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王子神社
おうじじんじや
[現在地名]北区王子本町一丁目
JR王子駅の西方、石神井川北岸にある。祭神は伊邪那岐尊・伊邪那美尊・天照大御神・速玉之男命・事解之男命。旧郷社。江戸時代末までは王子権現社と称された。縁起によれば紀伊熊野から若一王子社を勧請して創建され、速玉之男命・伊弉冉尊・事解之男命を祭神としていた。創建の時期は不明(風土記稿)。中世豊島庄の総鎮守と推定され、同庄の在地領主豊島氏が勧請したものとみられる。豊島若一王子(「義氏様御代之中御書案之書留」栃木県喜連川町教育委員会蔵)、豊島熊野権現(「金輪寺大般若経巻三四九奥書写」一話一言)とも称された。文保二年(一三一八)七月に豊島氏と推定される右衛門尉平行泰が大般若経を施入している(同奥書写)。戦国時代古河公方足利義氏は当社年行事からの歳暮の祈祷に対して返礼していることから(一二月日「足利義氏書状案」義氏様御代之中御書案之書留)、関東においてもかなり格の高い神社であったとみられる。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]粉河町東野
東野の北部、谷口池の東の小高い丘に位置する。若一王子権現社ともいい、祭神は天忍穂耳命。旧村社。当社は、中世粉河寺(現粉河町)領の東村とよばれた現粉河町東野・井田および現那賀町に属する池田垣内の産土神で、東村は近世に三ヵ村に分れ、行政的には東野・井田両村が粉河組に、池田垣内村が名手組に属したが、当社の宮座(宮講)を中核とする三ヵ村の結合は強く、近世以降今日までその慣行が守られている。勧請年代は不明であるが、宝亀年間(七七〇―七八一)に大伴船主が当社の分霊を粉河寺の鎮守神として粉河の六社壇に勧請したとも伝える(那賀郡誌)。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]那智勝浦町市野々
市野々の旧那智参詣道東側に鎮座する。古くは一野王子とよばれ、熊野九十九王子の一。祭神は天照大神・忍穂耳尊・葺不合尊。旧村社。市野々王子跡として県指定史跡。「中右記」天仁二年(一一〇九)一〇月二七日条に「渡小川数度、参一野王子社奉幣」とみえる。「後鳥羽院熊野御幸記」建仁元年(一二〇一)一〇月一九日条は「此道又王子数多御坐」と書くのみで、当王子の名はみえないが、当時は文明の丘と称されている森の中に鎮座していたと考えられる。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]新宮市王子町一丁目
熊野速玉大社から阿須賀神社を経て南東行し、海岸沿いに那智へ向かう古熊野街道脇に鎮座。祭神は稲飯命・三毛入野命。旧村社。熊野九十九王子の一で浜王子と称され、跡地は県指定史跡。「中右記」などにはみえないが、「後鳥羽院熊野御幸記」建仁元年(一二〇一)一〇月一九日条によれば、新宮から那智までの街道沿いに「王子数多」のあったことがわかる。文明五年(一四七三)の「九十九王子記」は那智―新宮間にある五王子の一に「浜王子」を記す。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]印南町島田
榎木峠の北西麓に鎮座。祭神は市杵島姫命・蛭子神など。旧村社。境内末社に金毘羅・山伏神・八坂神がある。社伝によれば古くは熊野九十九王子の一つ切目中山王子で、現社地より東方の王子ヶ谷と称する地にあったという。中山王子跡として県指定史跡。「後鳥羽院熊野御幸記」建仁元年(一二〇一)一〇月一一日条に「参切部中山王子」とみえる。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]北茨城市中郷町日棚
小高い丘陵上に鎮座。祭神は熊野久須毘命。旧村社。「水府志料」に若一王子大権現と称し、文明一〇年(一四七八)鎮座とある。「松岡地理志」に「棟札曰奉造営若一王子権現社一宇永正九年壬申二月廿四日当地頭藤原隆成并常成政所磯野孫次郎成重」「棟札曰奉上葺常州多賀庄檜多名村若一王子大権現元和五年己未霜月十八日大檀那戸沢右京大夫平朝臣政盛当地頭白岩弥十郎当別当心蔵院宥鏡」とある。
王子神社
おうじじんじや
[現在地名]北茨城市磯原町木皿
やや小高い地に鎮座。祭神は熊野久須毘命。大山祇命を配祀。旧村社。創立年代は不詳。「水府志料」に「王子大権現社」とみえ、伝説によると養老元年(七一七)この地に遷座したという。「松岡地理志」には「正応年中ノ棟札アリト雖モ文字摩滅シテ分ラス其後ノ棟札ニ曰正慶二年癸酉庄屋鈴木四郎左衛門トアリ余ハ分ラス」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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王子神社
東京都北区にある神社。旧郷社。祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)。古くは「王子権現」と呼ばれた。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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王子神社
おうじじんじゃ
東京都北区王子本町に鎮座。王子権現ともいう。元郷社。祭神はイザナギノミコト,イザナミノミコト,アマテラスオオミカミ。北方に末社の王子稲荷があり,関八州稲荷社の棟梁として名高い。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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