足が付く(読み)アシガツク

  • あし
  • が 付(つ)く
  • 足(あし)が付(つ)・く

デジタル大辞泉の解説

犯人の身元や逃亡者の行方がわかる。犯罪事実が明らかになる。「残された指紋から―・く」
たちのよくない情夫ができる。
「げい子にゃ又しても―・く」〈滑・膝栗毛・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

犯人の身元や逃げた足どりがわかる。また、犯行が露見する。
情夫ができる。ひもが付く。 げい子にや又しても-・く/滑稽本・膝栗毛 8

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

① お尋ね者や逃亡者の足どりがわかる。
※歌舞伎・恋飛脚大和往来(1757)大切「鹿蔵源助、どうぢゃ、足が附いたか」
② 足を踏み入れる。
※歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)八幕「よもやおれが此江戸へ、足の付たといふ事は、誰れもしるまいと思ったら」
③ 隠したことが現われる。その事物により犯罪事実が証明されるいとぐちとなる。
※歌舞伎・伊勢音頭恋寝刃(1796)三幕「いやいやそれでは詮議の足がつく」
④ たちのよくない情夫ができる。ひもが付く。虫が付く。
※黄表紙・四天王大通仕立(1782)「皆てんでんに足のつきさうな神子(みこ)めらを呼び、〈略〉面白をかしく遊びけり」
⑤ 利息がつく。
※雑俳・柳多留‐一一四(1831)「足の付く金は百足で無い小判」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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