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秋吉造山運動 あきよしぞうざんうんどうAkiyoshi orogeny

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秋吉造山運動
あきよしぞうざんうんどう
Akiyoshi orogeny

日本の古生代末から中生代初めにかけての造山運動。1923年,小沢義明が山口県秋吉台の上部古生界石灰岩中のフズリナ化石の研究から発見した。その時期は,1941年に小林貞一が提唱した,中生代三畳紀中期の秋吉造山輪廻最高潮期とみなされる。

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デジタル大辞泉の解説

あきよし‐ぞうざんうんどう〔‐ザウザンウンドウ〕【秋吉造山運動】

中生代初期に起こった、本州日本海側の地域を中軸とする地殻変動秩父古生層が波状に押し曲げられ、一部は変成岩になり、褶曲(しゅうきょく)山脈を形成。本州造山運動

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百科事典マイペディアの解説

秋吉造山運動【あきよしぞうざんうんどう】

三畳紀中ごろ日本でおこった造山運動古生代末〜三畳紀の一連の造山運動(秋吉造山輪廻)の最盛期で,古生代後半に堆積した秩父古生層が褶曲(しゅうきょく)し,一部は飛騨(ひだ)・三郡(さんぐん)などの変成岩になり,本州日本海側を中心にパレオニッポニアという陸地を生じたという。

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世界大百科事典 第2版の解説

あきよしぞうざんうんどう【秋吉造山運動】

日本の三畳紀中ごろの造山運動の時階(フェーズphase)名として,1935年小林貞一が提唱したもので,山口県秋吉地方に由来する。小林は二畳紀から三畳紀にかけて日本の内側でおこった一連の地殻運動を秋吉造山サイクルとして総括し,それを先秋吉造陸運動秋吉造山運動,後秋吉造山運動に三大別し,秋吉造山運動によって秩父地向斜の内側部分は山化したとした(1941)。のちに造陸運動はクラトン域の真の造陸運動とは異なるゆえに,上記三大別を前造山,造山,メタ造山と改称した(1953)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋吉造山運動
あきよしぞうざんうんどう

古生代末期から中生代ジュラ紀中期にかけて、おもに「西南日本」(日本の地体構造上の区分名)の北側におこった一連の地殻変動。飛騨(ひだ)帯の花崗(かこう)岩や片麻(へんま)岩、九州北部などの三郡帯の結晶片岩はこれにより形成された。[木村敏雄]

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世界大百科事典内の秋吉造山運動の言及

【ナップ】より

…このようなナップやおしかぶせ褶曲を作るような造山運動をアルプス型造山運動とよぶ。日本でも秋吉台に大規模な横臥褶曲が知られており,秋吉造山運動の名がこのような構造をつくる地殻変動に対して名付けられた。また最近では,西南日本の三郡‐山口帯や三宝山帯の中・古生層中にも大規模なナップが見いだされている。…

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