デジタル大辞泉 「文無し」の意味・読み・例文・類語 もん‐なし【文無し】 1 《「一文無いちもんなし」の略》所持金が全くないこと。また、そのさま。無一文。「競馬で負けて文無しになる」2 《それ以上の文数はないところから》並み外れて大きな足袋たび。12文(約28.8センチ)以上の大きな足袋。[類語]裸・身一つ・裸一貫・素っ裸・丸裸・身すがら・無一文・無一物・おけら・素寒貧・すってんてん・貧乏・貧困・貧窮・貧苦・窮乏・困窮・困乏・困苦・生活苦・貧ひん・赤貧・極貧・清貧・じり貧・貧寒・じり安・どか貧・不如意ふにょい・落ち目・減退・後退・下火・退潮・尻すぼまり・廃頽・下り坂・左前・不振・先細り・下がり目・低落・廃る・廃れる・傾く・寂れる あや‐な・し【▽文無し】 [形ク]1 筋道が通らない。不条理だ。わけがわからない。「春の夜の闇やみは―・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる」〈古今・春上〉2 むだである。かいがない。無意味だ。「思へども―・しとのみ言はるれば夜の錦にしきの心地こそすれ」〈後撰・恋二〉3 判別がつかない。「夜半の空星さへ雲におほはれて、道も―・く物すごき」〈浄・盛衰記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「文無し」の意味・読み・例文・類語 あや‐な・し【文無】 〘 形容詞ク活用 〙 ⇒あやない(文無) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by