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文無し アヤナシ

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デジタル大辞泉の解説

あや‐な・し【文無し】

[形ク]
筋道が通らない。不条理だ。わけがわからない。
「春の夜の闇(やみ)は―・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる」〈古今・春上〉
むだである。かいがない。無意味だ。
「思へども―・しとのみ言はるれば夜の錦(にしき)の心地こそすれ」〈後撰・恋二〉
判別がつかない。
「夜半の空星さへ雲におほはれて、道も―・く物すごき」〈浄・盛衰記

もん‐なし【文無し】

《「一文無(いちもんな)し」の略》所持金が全くないこと。また、そのさま。無一文。「競馬で負けて文無しになる」
《それ以上の文数はないところから》並み外れて大きな足袋(たび)。12文(約28.8センチ)以上の大きな足袋。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

あやなし【文無し】

( 形ク )
〔「文あや」は物事の筋目の意〕
筋道が立たない。条理のない。理不尽だ。 「春の夜の闇は-・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる/古今 春上
かいがない。むだだ。 「思へども-・しとのみいはるれば夜の錦の心地こそすれ/後撰 恋二
物の判別がつかない。はっきりしない。 「星さへ雲におほはれて、道も-・く物すごき/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

もんなし【文無し】

所持金が少しもないこと。一文無し。 「財布をすられて-になる」
〔それ以上の文もん数がないところから〕 並はずれて大きな足袋たび

出典|三省堂
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