デジタル大辞泉 「じり貧」の意味・読み・例文・類語 じり‐ひん【じり貧】 1 じりじりと貧しくなること。また、じりじりと良くない状況に落ち込むこと。「じり貧状態」2 ⇒じり安[類語]じり安・貧乏・どか貧・貧困・貧窮・貧苦・窮乏・困窮・困乏・困苦・生活苦・貧ひん・赤貧・極貧・清貧・貧寒・素寒貧すかんぴん・不如意ふにょい・文無もんなし・落ち目・減退・後退・下火・退潮・尻すぼまり・廃頽・下り坂・左前・不振・先細り・下がり目・低落・廃る・廃れる・傾く・寂れる・衰える・尻下がり・尻切れとんぼ・竜頭蛇尾・孤城落日・末期的・衰残・弱体化・衰弱・衰微・衰退・頓挫・衰え・地に落ちる・没落・落ちぶれる・うらぶれる・成り下がる・零落・凋落ちょうらく・転落・落魄らくはく・淪落・堕落・末路・斜陽・成れの果て・見る影もない・朽ちる・消沈・衰亡・たそがれ・失速・焼きが回る・耄碌もうろく・ぽんこつ・火の車・終末・大詰め・尾羽うち枯らす・世も末・尻すぼみ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「じり貧」の意味・読み・例文・類語 じり‐ひん【じり貧】 〘 名詞 〙 ( 「ぢりひん」とも表記する )① 取引相場で、値がしだいに安くなること。じり安。[初出の実例]「東モス株のヂリ貧(ヒン)に煎れだしやがって」(出典:真理の春(1930)〈細田民樹〉たこ)② しだいに貧乏になること。また、しだいに状況が悪くなること。[初出の実例]「満つれば欠けるが月の運命、ジリ貧の果てが晦日の闇に消えてしまった」(出典:第2ブラリひょうたん(1950)〈高田保〉名月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by