終幕(読み)シュウマク

デジタル大辞泉 「終幕」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐まく【終幕】

演劇最後一幕
演劇が終わること。芝居がはねること。終演閉幕
物事が終わること。また、その終わりの場面。終局。「十余年にわたる訴訟事件終幕を迎える」
[類語]大詰め大団円大切り終わりおしまい終了終結終焉しゅうえん終末果てし幕切れ閉幕打ち止めちょんかんりょうジエンドしま最後最終結末結び締めくく結尾末尾掉尾とうび・ちょうび終局大詰め土壇場どたんばどん詰まりすえラストエンディングフィニッシュフィナーレ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「終幕」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐まく【終幕】

〘名〙
① 演劇や歌劇などの舞台の、最後の一幕。
※春興倫敦子(1935)〈福原麟太郎〉プレイフェア氏演出「そして終幕の末の方になるとその乞食が舞台の右端、即ち上手の柱の元へ出て来て坐り込み」
映画、演劇などが終わること。閉幕。終演。また一般に、物事が終わること。事件の結末。
※黒船前後(1933)〈服部之総ジョゼフ・フーシェ恐怖政治の終幕であるロベスピエール倒壊を」

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