胆沢[町](読み)いさわ

百科事典マイペディア 「胆沢[町]」の意味・わかりやすい解説

胆沢[町]【いさわ】

岩手県南西部,北上川の支流胆沢川の扇状地と西部山地を占める胆沢郡の旧町。扇状地は古くから集落ができ,角塚(つのづか)古墳が残る。1953年西部に石淵ダム完成,開田が進み,野菜,葉タバコも産する。特にピーマン栽培で有名。2006年2月,水沢市,江刺市,胆沢郡前沢町,衣川村と合併し市制奥州市となる。298.02km2。1万7759人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android