苛辣(読み)カラツ

デジタル大辞泉 「苛辣」の意味・読み・例文・類語

か‐らつ【苛辣】

[形動][文][ナリ]きびしくはげしいさま。
「かえって若い息子の―な反撥があった」〈野上秀吉利休
[派生]からつさ[名]
[類語]過酷苛烈厳しいきつい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷かこくこく容赦ようしゃない仮借かしゃくない険しい鋭い激しいひどい手痛い手厳しい手ひどいこっぴどい辛辣しんらつびしっと過激ラジカルすさまじい強烈猛烈激烈熾烈しれつ激甚急激激越矯激きょうげきドラスチックファナティック先鋭烈烈痛烈シビア

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精選版 日本国語大辞典 「苛辣」の意味・読み・例文・類語

か‐らつ【苛辣】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「苛」はきびしい、「辣」は、ひじょうに辛いことの意 ) きびしく、はげしいさま。
    1. [初出の実例]「彼は剽軽(へうきん)で且苛辣(カラツ)であった」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石一四)

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