烈烈(読み)レツレツ

デジタル大辞泉 「烈烈」の意味・読み・例文・類語

れつ‐れつ【烈烈】

[ト・タル][文][形動タリ]勢いの激しいさま。「烈烈と燃え上がる火」「烈烈たる士気
[類語]過激ラジカル激しいすさまじい強烈猛烈激烈熾烈しれつ苛烈かれつ激甚急激峻烈しゅんれつ激越矯激きょうげきドラスチックファナティック先鋭痛烈辛辣シビア鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に情熱的意欲的精力的熱狂的熱情的白熱的エネルギッシュ狂熱熱烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタル活発快活精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのようバイタリティー生き生ききゃぴきゃぴいけいけのりのりぴちぴち溌剌はつらつ生生せいせいビビッド野心満満建設的積極的肯定的自主的発展的能動的計画的前向きポジティブ奮って自発的主体的意図的進取進んで我勝ち我先我も我もしゃにむにアクティブアグレッシブ自ら身を以てダイレクト作為作為的あえてえいやっと我劣らじと強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰腰を入れる入れ込むひたむきもりもり盛ん鬱然澎湃ほうはい勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸むくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐く肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

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精選版 日本国語大辞典 「烈烈」の意味・読み・例文・類語

れつ‐れつ【烈烈】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 勢いが激しくさかんなさま。
    1. [初出の実例]「望朝露之団々、聴夕風之烈々」(出典経国集(827)一・重陽節神泉苑賦秋可哀応制〈菅原清公〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・四月〕

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普及版 字通 「烈烈」の読み・字形・画数・意味

【烈烈】れつれつ

高大威武・猛烈・寒冷・風雨など、ことのすさまじいさまをいう。宋・文天祥〔沁園春、至元の間、燕山に留まりて作る〕詞 人生、翕(きふくつ)として云(ここ)にぶ 好し、烈烈轟轟(がうがう)として、一場を做(な)さん

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