先鋭(読み)センエイ

デジタル大辞泉 「先鋭」の意味・読み・例文・類語

せん‐えい【先鋭/×尖鋭】

[名・形動]
鋭くとがっていること。また、そのさま。「―な穂先
思想行動などが急進的、過激であること。また、そのさま。「―な活動家
[類語](1鋭い鋭利シャープ/(2過激ラジカル激しいすさまじい強烈猛烈激烈熾烈しれつ苛烈かれつ激甚急激峻烈しゅんれつ激越矯激きょうげきドラスチックファナティック烈烈痛烈辛辣シビア鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「先鋭」の意味・読み・例文・類語

せん‐えい【先鋭・尖鋭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 先が鋭くとがっていること。転じて、思想や行動などが急進的であったり過激であったりすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其針末を尖鋭ならしめるには」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. 「いはゆる『尖鋭(センエイ)な』イデオロギーを」(出典真理の春(1930)〈細田民樹共同戦線)

先鋭の補助注記

「先鋭」は「尖鋭」の書き換え。

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