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鋭い ススドイ

デジタル大辞泉の解説

すすど・い【鋭い】

[形][文]すすど・し[ク]
動作が機敏である。すばしこい。
「―・い馬かは知れませぬが優美な毛色ではありません」〈露伴・暴風裏花〉
機をみるに敏である。するどく賢い。また転じて、言動に抜け目がない。わるがしこい。
「そう云やどこか眼の中に、―・い所があるようだ」〈芥川鼠小僧次郎吉
「若年の時より―・く、無用の欲心なり」〈浮・胸算用・五〉

するど・い【鋭い】

[形][文]するど・し[ク]《形容動詞「するど」の形容詞化》
物の先が細くてとがっている。また、刃物の切れ味がよい。「―・い牙(きば)」「―・いナイフ」⇔鈍い
感覚が鋭敏である。反応が速い。また、判断力がすぐれている。「嗅覚が―・い」「―・い洞察力」「勘が―・い」「目の付け方が―・い」⇔鈍い

㋐物に向かっていく勢いが激しくて強い。「―・いパンチをかます」「―・い攻撃」
㋑勢いが激しくて、人の心を突き刺すようである。きびしい。「語調が―・い」「―・い目付きだ」「―・い批判」
㋒人の感覚を刺激する力が強い。「―・い叫び声をあげる」「―・い痛みが走る」「―・い光が目を射る」⇔鈍い
[派生]するどさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

すすどい【鋭い】

( 形 ) [文] ク すすど・し
挙動・性質などが機敏である。するどい。 「九郎は-・きをのこにてさぶらふなれば/平家 11
かしこくて、行動に移すのがす早い。 「若年の時より-・く無用の欲心なり/浮世草子・胸算用 5
抜け目がない。わるがしこい。 「諸鳥までも、斯く奥筋は-・し/浮世草子・諸国はなし 4

するどい【鋭い】

( 形 ) [文] ク するど・し
〔形容動詞「するど(鋭)」の形容詞化〕
とがっている。刃物などがとがっていてよく切れる。鋭利だ。 「 - ・い刀」 「 - ・い針」 「 - ・い岩角」
人の心や感覚に強く突きささるような勢いがある。はげしい。 「 - ・い語気」 「 - ・い目つき」 「 - ・い金属音」
動作などがすばやい。 「動きが-・い」
感覚や頭脳のはたらきなどが非常にすぐれている。鋭敏だ。 「 - ・い感受性」 「 - ・い批評」
非情だ。冷淡だ。とげとげしい。 「 - ・く見ゆる取手ども、…人は互ひ、両方名残り惜しませよ/浄瑠璃・博多小女郎
▽↔ にぶい
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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