過激(読み)カゲキ

デジタル大辞泉 「過激」の意味・読み・例文・類語

か‐げき〔クワ‐〕【過激】

[名・形動]
度を越して激しいこと。また、そのさま。「過激運動を避ける」
考え方ややり方が世間常識からひどくかけ離れていること。また、そのさま。「過激戦術」「過激発言」⇔穏健
[派生]かげきさ[名]
[類語]ドラスティックラジカル激しいすさまじい強烈猛烈激烈熾烈しれつ苛烈かれつ激甚急激峻烈しゅんれつ激越矯激きょうげきファナティック先鋭烈烈痛烈辛辣シビア鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「過激」の意味・読み・例文・類語

か‐げきクヮ‥【過激】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 考え方ややり方が、ひどくかたよっていること。多く、社会的良識からはみ出るような、穏やかでない思想や行動についていう。
    1. [初出の実例]「徂徠才大気豪、言多過激」(出典日本詩史(1771)四)
    2. 「一切人民の自由に放任せよと云ふが如き過激(クヮゲキ)議論は」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上)
  3. 精神肉体にかかる負担が、度を越えるさま。
    1. [初出の実例]「大に体操を奨励いたされ候傾向(かたむき)有之。〈略〉あまり過激(クヮゲキ)に過ざるやう、注意有之度」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一九)

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普及版 字通 「過激」の読み・字形・画数・意味

【過激】かげき

激しすぎる。

字通「過」の項目を見る

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