デジタル大辞泉 「激越」の意味・読み・例文・類語 げき‐えつ〔‐ヱツ〕【激越】 [名・形動](スル)感情が激しく高ぶること。感情が高ぶって言動が荒々しくなること。また、そのさま。「激越な口調で演説する」「情に―して理義を忘るる為に」〈魯庵・「破垣」発売停止に就き当路者及江湖に告ぐ〉[派生]げきえつさ[名][類語]激しい・凄すさまじい・強烈・猛烈・激烈・熾烈しれつ・苛烈かれつ・激甚・急激・峻烈しゅんれつ・矯激きょうげき・ドラスチック・ファナティック・過激・ラジカル・先鋭・烈烈・痛烈・辛辣・シビア・情熱的・意欲的・精力的・熱狂的・熱情的・白熱的・エネルギッシュ・狂熱・熱烈・熱血・熱っぽい・血が騒ぐ・血気盛ん・パッショネート・ホット・バイタル・活発・快活・精彩・元気・活動的・動的・ダイナミック・エナジェティック・脂あぶらが乗る・水を得た魚うおのよう・バイタリティー・生き生き・元気・きゃぴきゃぴ・いけいけ・のりのり・ぴちぴち・溌剌はつらつ・生生せいせい・ビビッド・凄烈・凄絶・壮烈・壮絶・強い・きつい・どぎつい・ひどい・手ひどい・すごい・ものすごい・厳しい・手厳しい・はなはだしい・桁外れ・桁違い・並外れ・格段・著しい・厳格・厳重・厳酷・厳正・冷厳・峻厳しゅんげん・苛酷・酷・鋭い・こっぴどい・強力・強大・無敵・最強・力強い・手強い・荒荒しい・荒っぽい・大荒れ・猛然・荒らか・威烈・猛に 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「激越」の意味・読み・例文・類語 げき‐えつ‥ヱツ【激越】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 感情がはげしくたかぶって荒々しいこと。声などのはげしく高いこと。また、そのさま。[初出の実例]「壮快激越(ゲキエツ)なる者を見てはわれしらず感激奮発なし」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)[その他の文献]〔班固‐西都賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「激越」の読み・字形・画数・意味 【激越】げきえつ(ゑつ) 声調がはげしい。漢・班固〔西都の賦〕櫂女(たうぢよ)謳(うた)ひ、鼓吹震ふ。聲激越にして、(くわう)として天に(いた)る。鳥は群し、魚は淵を窺ふ。字通「激」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報