猛烈(読み)モウレツ

デジタル大辞泉 「猛烈」の意味・読み・例文・類語

もう‐れつ〔マウ‐〕【猛烈】

[形動][文][ナリ]勢いが強くはげしいさま。程度がはなはだしいさま。「猛烈寒波」「猛烈に勉強する」
[派生]もうれつさ[名]
[類語]強烈激烈鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮激しい過激ラジカルすさまじい熾烈しれつ苛烈かれつ激甚急激峻烈しゅんれつ激越矯激きょうげきファナティック先鋭烈烈痛烈辛辣シビア強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷かこくこく鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「猛烈」の意味・読み・例文・類語

もう‐れつマウ‥【猛烈】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 たいそう激しいさま。物事の程度が甚だしいさま。
    1. [初出の実例]「是以東里遺猛烈之言、西門尽厳明之事」(出典経国集(827)二〇)
    2. 「其精神の内部が丑松には猛烈に起って来て」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉七)
    3. [その他の文献]〔書経疏‐舜典〕

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普及版 字通 「猛烈」の読み・字形・画数・意味

【猛烈】もう(まう)れつ

強烈。宋・軾〔木櫪観を過(よぎ)る〕詩 許子()嘗(かつ)て高遯(かうとん)す 行舟(めぐ)らざるをゆ 蛟(かう)(みずち)を斬りて(民害を除く)猛烈聞え 劍を提げて崎嶇(きく)を想ふ

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