手厳しい(読み)テキビシイ

デジタル大辞泉 「手厳しい」の意味・読み・例文・類語

て‐きびし・い【手厳しい】

[形][文]てきび・し[シク]手心を加えず、非常に厳しい。少しも容赦しない。「―・く責める」
[派生]てきびしさ[名]
[類語]痛烈シビア厳しいきつい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷かこくこく容赦ようしゃない仮借かしゃくない険しい鋭い激しいひどい手痛い手ひどいこっぴどい辛辣しんらつびしっと強いどぎついすごいものすごいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しいすさまじい猛烈強烈苛烈熾烈しれつ激烈鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮過激ラジカル激甚急激激越矯激ファナティック先鋭烈烈強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「手厳しい」の意味・読み・例文・類語

て‐きびし・い【手厳】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]てきび〘 形容詞シク活用 〙 要求批判など、容赦するところがなく非常にきびしい。辛辣(しんらつ)である。また、あきれるほどひどい。
    1. [初出の実例]「この首をコロリ山椒味噌と抛り出すが心中ぢゃ…なんと手酷(テキビシ)いか」(出典歌舞伎傾城忍術池(1785)三段)

手厳しいの派生語

てきびし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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