矯激(読み)キョウゲキ

デジタル大辞泉 「矯激」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「矯激」の意味・読み・例文・類語

きょう‐げきケウ‥【矯激】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「矯」は「強」の意 ) なみなみでなく激しいこと。過激な言動にはしること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「誤恩非代耕祿、矯激誰学公儀休」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)六・峨山松蕈歌)
    2. 「荘重な言葉づかひが矯激に流れて来た」(出典:春(1908)〈島崎藤村〉一六)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐第五倫伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「矯激」の読み・字形・画数・意味

【矯激】きよう(けう)げき

ことさらに異を立てる。〔唐国史補、下〕元和已後、筆を爲(つく)りては則ち奇を韓に學び、~歌行は則ちを張に學び、詩は則ち矯激を孟郊に學び、~淺切を白居易に學び、靡を元に學ぶ。に名づけて元和體と爲す。

字通「矯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android