矯激(読み)キョウゲキ

デジタル大辞泉 「矯激」の意味・読み・例文・類語

きょう‐げき〔ケウ‐〕【矯激】

[名・形動]言動などが並はずれて激しいこと。また、そのさま。
「―の言を弄して自ら欺き」〈独歩運命
[類語]激しいすさまじい強烈猛烈激烈熾烈しれつ苛烈かれつ激甚急激峻烈しゅんれつ激越ドラスチックファナティック過激ラジカル先鋭烈烈痛烈辛辣シビア凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮強いきついどぎついひどい手ひどいすごいものすごい厳しい手厳しいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん苛酷鋭いこっぴどい強力強大無敵最強力強い手強い荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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精選版 日本国語大辞典 「矯激」の意味・読み・例文・類語

きょう‐げきケウ‥【矯激】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「矯」は「強」の意 ) なみなみでなく激しいこと。過激な言動にはしること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「誤恩非代耕祿、矯激誰学公儀休」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)六・峨山松蕈歌)
    2. 「荘重な言葉づかひが矯激に流れて来た」(出典:春(1908)〈島崎藤村〉一六)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐第五倫伝〕

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普及版 字通 「矯激」の読み・字形・画数・意味

【矯激】きよう(けう)げき

ことさらに異を立てる。〔唐国史補、下〕元和已後、筆を爲(つく)りては則ち奇を韓に學び、~歌行は則ちを張に學び、詩は則ち矯激を孟郊に學び、~淺切を白居易に學び、靡を元に學ぶ。に名づけて元和體と爲す。

字通「矯」の項目を見る

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