装丁(装幀)(読み)そうてい

世界大百科事典 第2版の解説

そうてい【装丁(装幀)】

書物を形づくること,その方法をいう言葉。長沢規矩也著《図書学辞典》(1979)によれば,装幀とは書画掛物や額に仕立てることで,〈装訂〉と書くのが正しく,訂はきちんとまとめる意,とあるが,訂は一部でしか使われていない。常用漢字のなかに幀がないので,音だけ当てて丁を用いることが多い。〈装幀〉という言葉が本来の意味を離れて,いわば誤用が定着してしまった原因の一つには,和装本の表紙づくりや裏打ちの仕事が,書画を表装する仕事と似通っていたこともあげられよう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

猫バンバン

寒い季節になると多発する、猫が自動車のエンジンルームやボンネットの中に潜り込んでいたのに気付かず発車してしまうという事故を防ぐための動作。自動車を始動させる前にボンネットをバンバンとたたき、猫の鳴き声...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android