装丁(装幀)(読み)そうてい

世界大百科事典 第2版「装丁(装幀)」の解説

そうてい【装丁(装幀)】

書物を形づくること,その方法をいう言葉。長沢規矩也著《図書学辞典》(1979)によれば,装幀とは書画掛物や額に仕立てることで,〈装訂〉と書くのが正しく,訂はきちんとまとめる,とあるが,訂は一部でしか使われていない。常用漢字のなかに幀がないので,音だけ当ててを用いることが多い。〈装幀〉という言葉が本来の意味を離れて,いわば誤用が定着してしまった原因の一つには,和装本の表紙づくりや裏打ちの仕事が,書画を表装する仕事と似通っていたこともあげられよう。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

猛暑日

日最高気温が 35℃以上の日。気象庁では 2007年4月から定義し使用を始めた。おもな都市の平年値(1981~2010)は,稚内 0日,札幌 0日,仙台 1日,新潟 3日,東京 3日,名古屋 12日,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android