

に作り、
(とう)声。「踐(ふ)むなり」と訓する。沓は祝
の器である曰(えつ)の上に水をそそぎ、その祝
をけがし無効とする意。また
は
(習)の倒文で、
は曰を羽でしきりに
(す)って、その呪能を刺激する意。それを倒覆するのは、やはり沓と同じ呪的な行為である。ゆえに踏・
は声義の同じ字である。踏むことに本来呪的な意味があって、踏歌・踏青などの民俗が生まれた。
字鏡〕踏 不弥奈豆佐不(ふみなづさふ) 〔名義抄〕踏 フム・フミニジル・コユ 〔字鏡集〕踏 ウゴク・タタム・フム
thap、
dyap、躡niapはみな声近く、足しげくふむことをいう。
(よう)・聶(しよう)はひらひらと数しげく動く意がある。
▶・踏月▶・踏肩▶・踏行▶・踏紅▶・踏査▶・踏索▶・踏実▶・踏車▶・踏襲▶・踏春▶・踏床▶・踏翠▶・踏水▶・踏青▶・踏
▶・踏雪▶・踏節▶・踏践▶・踏
▶・踏碓▶・踏逐▶・踏潮▶・踏
▶・踏
▶・踏
▶・踏灯▶・踏踏▶・踏鐙▶・踏頓▶・踏破▶・踏白▶・踏臂▶・踏伏▶・踏壁▶・踏歩▶・踏芳▶・踏謡▶・踏犁▶
踏・重踏・登踏・騰踏・馬踏・舞踏・乱踏・履踏出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…舞が囃子手など他者の力で舞わされる旋回運動を基本とするのに対して,踊りはみずからの心の躍動やみずからが奏する楽器のリズムを原動力に跳躍的な動きを基本とする。〈躍〉〈踏〉〈をどり〉などの字も用いる。舞が選ばれた者や特別な資格を持つ者が少人数で舞うのに対し,踊りはだれでもが参加できるため群をなす場合が多く,場も特殊な舞台を必要としない。…
※「踏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...