遠からず(読み)トオカラズ

デジタル大辞泉 「遠からず」の意味・読み・例文・類語

とおから‐ず〔とほから‐〕【遠からず】

[副]遠くない将来に。近いうちに。ほどなく。「遠からず実現するだろう」
[類語]何時か軈て追っ付け間もなく程なく今に近く近日いずれそのうち近近ちかぢか近近きんきん遅かれ早かれ早晩追ってじきすぐ直ちに早速じきすぐにすぐさまもう追い追いきた日ならずして後日他日不日又の日上げずぼちぼち今に行く行く目前秒読みカウントダウン追っ掛け時間の問題ややあって今日明日すかさず間を置く時を移さずこの先

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精選版 日本国語大辞典 「遠からず」の意味・読み・例文・類語

とおから‐ずとほから‥【遠ず】

  1. 〘 副詞 〙 比較的近い将来のある時期を漠然とさしていう語。近いうちに。間もなく。遠からずして。
    1. [初出の実例]「モウこの分ぢゃア遠(トホ)からず、起てゐるやうになられませう」(出典人情本・清談若緑(19C中)二)

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