デジタル大辞泉 「直に」の意味・読み・例文・類語 じか‐に〔ヂカ‐〕【▽直に】 [副]間にほかのものを入れないで直接にするさま。「ワイシャツを肌に直に着る」[類語]直接・直じか・直じき・無媒介・ダイレクト・直直じきじき・生なま・ストレート・直接的・直ちょく・単刀直入・直截ちょくせつ・率直・露骨・ずばり・ざっくばらん・ずけずけ・あけすけ・歯に衣きぬ着せぬ・もろに・もろ・正面・真ん前・前方・向かい・真向かい・真向き・真っ向・真正面・真面まおもて・てきめん・まとも・矢面やおもて・差し向かい・相対あいたい・対たい・あからさま・あらわ・むき出し・赤裸・赤裸裸・公然・ずばずば・無ぶ遠慮・えげつない・フランク・遠慮会釈もない・きっぱり・毅然きぜん・開けっ放し・開けっ広げ・不躾ぶしつけ・身も蓋ふたもない・手ずから・みずから・身を以て・自発的・親しく・アクティブ・アグレッシブ・故意・作為・作為的・意識的・意図的・未必の故意・ことさら・自主的・主体的・意欲的・能動的・積極的・精力的・好んで・あえて・進取・進んで・求めて・喜ぶ・喜んで・前向き・乗り気・我先・我勝ち・えいやっと・我劣らじと・わざとらしい・止やむに止まれぬ・及ばずながら・献身的・強気・強引・押して・努めて・曲げて・断固・断然・思い切って・伸のるか反るか・思う様・思う存分・存分・思いのまま・力一杯・精一杯・率先・果敢・惜しみない・意気込む・本腰・本腰を入れる・入れ込む・ひたむき・誓って・活動的・わざわざ・わざと・強いて・たって・我も我も・しゃかりき・しゃにむに・どしどし・ポジティブ じき‐に〔ヂキ‐〕【直に】 [副]もう少ししたら。もうすぐ。「直に追いつくよ」[類語]すぐ・直ちに・早速・じき・すぐに・すぐさま・即・直接・もう・間もなく・程なく・今に・そのうち・やがて・いつか・いずれ・追い追い・追って・追っ付け・早晩・来きたる・日ならずして・遅かれ早かれ・近近ちかぢか・近近きんきん・後日・他日・不日・又の日・近く・遠からず・上げず・ぼちぼち・今にも・そろそろ・行く行く・目前・秒読み・カウントダウン・追っ掛け・時間の問題・ややあって・今日明日・すかさず・間を置く・時を移さず・この先・日ならず 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「直に」の意味・読み・例文・類語 じき‐にヂキ‥【直に】 [ 1 ] 〘 副詞 〙 時をあまりおかないで物事が行なわれるさま。[初出の実例]「あれ程にいいなんした物が、直(ヂキ)にきげんが直って」(出典:咄本・蝶夫婦(1777)足留の盃)「もう直(ヂキ)に帰って参りませう」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉四)[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ⇒じき(直)[ 二 ]直にの補助注記現代語では、「すぐに」が即刻・直接の気分が強いのに対して、「じきに」は、特に時間の場合、ある程度の余裕がある。その違いは「薬がすぐに効いてくる」と「薬がじきに効いてくる」でわかる。ただし、地方により語感の差がある。 じか‐にヂカ‥【直に】 〘 副詞 〙 間に人や物を入れないで直接にするさま。じきじき。じきに。[初出の実例]「はなさしゃれ・一の富より直に銀」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))「校長から直下(ヂカ)に聞いたといふ訳でもないんですけれど」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉三八) じっき‐にヂッキ‥【直に】 〘 副詞 〙 「じきに(直)」の変化した語。[初出の実例]「イヤじっきに、このさきじゃわいな」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by