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 オオザト

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デジタル大辞泉の解説

おお‐ざと〔おほ‐〕【×邑】

漢字の旁(つくり)の一。「郡」「部」などの右側の「阝」の称。「阝」が漢字の左側にある「こざとへん」に対していう。おおざる。のぼりざと。

おお‐ざる〔おほ‐〕【×邑】

おおざと」に同じ。

ゆう〔イフ〕【×邑】

人の集まり住む所。むら。町。
諸侯・大夫の領地。封土。

ゆう【邑】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ユウ(イフ)(漢) [訓]むら
人の集まり住む区域。地方の町や村。「郷邑城邑村邑都邑
諸侯などの領地。「采邑(さいゆう)封邑(ほうゆう)
[名のり]くに・さと

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆう【邑】


[中国]
 古代の集落の総称。邑の字は,土地,区画を示す口と,ひざまずいた人を示す巴との会意文字で,人間の居住地,集落を表す。都,郷などの字の旁(つくり)としてつく阝(おおざと)は邑の変形である。太古から春秋時代中期までの集落は,すべて邑と考えることができる。邑は,多くの場合囲壁をめぐらし,その外側に耕地を所有した。人びとは,宗廟とを中心に,この邑で共同体的生活を営んでいたと考えられる。それは社会構造の基礎をなしており,当時の国はすべてこのような一種の都市国家(邑制国家)であった,と考える説が有力である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

おおざと【邑】

漢字の旁つくりの一。「都」「部」などの「⻏」の部分。偏へんの「こざとへん(⻖)」と区別していう。人の居住地・地名などを表す文字を作る。おおざる。のぼりざと。 〔漢和辞典では一般に「邑」(七画)に配列される〕

ゆう【邑】

むら。集落。
中国、西周および春秋時代初期の城壁で囲まれた都市国家。また、諸侯の封土をさす。

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世界大百科事典内のの言及

【守令】より

…員(ウオン)ともいう。道の長官である観察使の監督下で,(府,大都護府,牧,都護府,郡,県等,道内の行政区画の総称)内の統治にあたった。その任務は守令七事と呼ばれ,農業を盛んにすること,戸口数を増やすこと,学校を興すこと,軍政を修めること,賦役を均等に課すこと,裁判を迅速に行うこと,奸悪な人物をなくすことであり,この七事を基準にして観察使が各守令の勤務評定を行い,善・殿・悪・最の4等級の評価を中央に報告する仕組みであった。…

【都市】より

…第2次大戦後の中国史研究の進展,なかでも中国における考古学の成果の増大と,他方ヨーロッパ近代の意味づけの変化とが相まって,中国の都市に対して異なった見方が提出されるようになってくる。
[邑から都市へ]
 中国文明が発祥した黄河中流域では,自然環境を反映して邑(ゆう)と総称される都市的集落が叢生した。邑を都市(城市)国家と理解する学者も多いが,墻壁で囲繞した市域のまわりは田土で,そこに居住する人民の大部分は農民で占められていた。…

※「邑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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