「最高血圧が140mmHg以上、かつ、または、最低血圧が90mmHg以上の状態」が高血圧症です。高血圧症が長年にわたると、動脈硬化を進行させて、脳卒中、狭心症・
血圧を下げて、高血圧症を改善する薬が降圧剤(血圧降下剤)で、効果が確実で副作用の少ない降圧剤が次々と開発されています。
降圧剤にはいろいろな種類があって、通常はいくつかの降圧剤を組み合わせて使います(併用療法)。個々の使用量を少なくして副作用の発現を抑え、いくつかの薬を併用することによって、より効果を高めるためです。
降圧剤には、血圧を上昇させる余分な水と塩分を尿として
1種類の薬だけを使用するよりも、通常はこのうちのいくつかの薬を併用します。
ニカルジピン塩酸塩製剤は、脳循環代謝改善剤としても使用されています。また、抗精神病剤〔抗不安剤〕や自律神経調整剤、脂質異常症治療剤〔脂質代謝改善剤〕が、降圧剤と併用されることもあります。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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