首を捻る(読み)クビヲヒネル

デジタル大辞泉 「首を捻る」の意味・読み・例文・類語

くびひね・る

理解できずに考えこむ。また、疑わしく思ったり不賛成の意を示したりする。
[類語]首を振る首をすくめる不服不平不満不満足不足鬱憤うっぷん物足りないあっけないあえない飽き足りない食い足りない意に満たない期待外れ当て外れ不本意いら立ちいらつくいら立つ今一いまいち今一つもう一つ不完全燃焼フラストレーションクレーム鬱積うっせき不承知心外愚痴繰り言ぐずぐず難色難色を示す首を横に振るかぶりを振る如何なものか口を尖らす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首を捻る」の意味・読み・例文・類語

くび【首】 を 捻(ひね)

  1. 首を横に曲げる。
  2. 疑問、不満、不賛成などの気持で考え込むときの動作
    1. [初出の実例]「かはつるみは、いくつばかりにてさぶらひしぞと問ひたるに、この僧、くびをひねりて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)
  3. 感動して、その気持を確かめたりするときの動作。
    1. [初出の実例]「主婦は、我と我が談話に感心して首を捻(ヒネ)り」(出典魔風恋風(1903)〈小杉天外〉前)

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