呆気ない(読み)アッケナイ

デジタル大辞泉 「呆気ない」の意味・読み・例文・類語

あっけ‐な・い【×呆気ない】

[形][文]あっけな・し[ク]思ったより内容が貧弱または単純で、おもしろみがない。期待外れでもの足りない。「―・い結末」「―・く敗れる」
[派生]あっけなさ[名]
[類語]敢え無い物足りない飽き足りない食い足りない意に満たない期待外れ当て外れ不満不満足不服不平不足鬱憤うっぷん不本意いら立ちいらつくいら立つ今一いまいち今一つもう一つ不完全燃焼フラストレーションクレーム鬱積うっせき不承知心外愚痴繰り言ぐずぐず難色難色を示す首を振る首を横に振る首をひねるかぶりを振る如何なものか口を尖らす易しい簡単平易平たい容易い容易造作ない苦もなくわけがない安易軽易簡明平明やすやす事も無げ楽楽らくらくらくちん軽軽かるがる難無く手もなく手軽てがる手っ取り早い易いわけない朝飯前お茶の子さいさい河童かっぱ楽勝赤子の手をひね棚から牡丹餅ぼたもちむざむざ無造作見す見すまんまと物ともせずすんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょいあっさりお茶の子たなごころを返す軽い手軽いお手の物労せずして生易しいちょろい悠悠くみし易いイージースムーズ卑近平俗簡易すらすら何でもない何の事はない世話がないお安い安直甘いとんとん拍子よどみ無く滑らか簡便手慣れる

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精選版 日本国語大辞典 「呆気ない」の意味・読み・例文・類語

あっけ‐な・い【呆気ない】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]あっけな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ない」は接尾語 ) 物事が思ったより貧弱、簡単で、もの足りない。また、予期に反して簡単で張り合いがない。
    1. [初出の実例]「あっけない壱歩か蛍飛びしまひ」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))

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