今一(読み)イマイチ

デジタル大辞泉 「今一」の意味・読み・例文・類語

いま‐いち【今一】

[副]《「今一つ」から》少しだけ不足しているさま。もう一息。「今一迫力がない」「調子今一だ」
[類語]もっと更にますます一層いよいよよりも少しずっとまだもう少しなおなおさら一段と弥が上にもうあと余計然も今一つもう一つ今少しもそっとぐっとぐんと不服不平不満不満足不足鬱憤うっぷん物足りないあっけないあえない飽き足りない食い足りない意に満たない期待外れ当て外れ不本意いら立ちいらつくいら立つ不完全燃焼フラストレーションクレーム鬱積うっせき不承知心外愚痴繰り言ぐずぐず難色難色を示す首を振る首を横に振る首をひねるかぶりを振る如何なものか口を尖らす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今一」の意味・読み・例文・類語

いま‐いち【今一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「今一つ」から。副詞的にも用いる ) ちょっと不足していて、もの足りないこと。また、そのようなさまをいう俗語。もう一歩。「出来はいまいちだ」
    1. [初出の実例]「このとっつぁんは、私の小説には、それまで、今イチ感心してくれないのであるが」(出典:にんげん動物園(1981)〈中島梓〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android