デジタル大辞泉
「鬱積」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うっ‐せき【鬱積】
- 〘 名詞 〙 ( 多く「━する」の形で用いる )
- ① 気などが外に出られないで、あたりがふさがるほどに満ち積もること。
- [初出の実例]「夫の奈良の朝より次第に鬱積したる文弱の空気の中に」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一)
- ② 不平、怒り、悩みなどの感情が、おさえつけられて心の中にこもり積もること。
- [初出の実例]「欝積徒成磊塊凝、欲レ吐不レ吐中逾熱」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・七・患咳血戯作歌)
- 「自分の胸には、お作以上の不平も鬱積してゐた」(出典:新世帯(1908)〈徳田秋声〉三四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「鬱積」の読み・字形・画数・意味
【鬱積】うつせき
心ふさぐ。鬱塞。晋・張華〔雑詩、三首、三〕思ひを懷(いだ)くこと、豈に
んならざらんや 物に感じて、重ねて鬱積す字通「鬱」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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