デジタル大辞泉
「時に」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とき‐に【時に】
※百座法談(1110)三月四日「我も人も皆はちすの花のうへにゐたり。時に獄卒あきれあやしみて」
[2] 〘副〙 常にというわけでなく、おりがあって行なうさまをいう語。ときどき。おりおり。どうかすると。
[3] 〘
接続〙 それまで述べてきた
事柄から離れて別の新しいことを言い出すときに用いる語。また、特に
注意を引きつけるための話の
冒頭で用いる。ところで。さて。
※米沢本沙石集(1283)九「時に売候べし、いくいくらに買はせ給べし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報