県の南西部にあり、西と北は丘陵と低い山に囲まれ、南東部は
現
市名の起源は、温泉の南一キロにある
先土器時代の打製石器の出土地は現
縄文時代の単独の遺跡はまだ発見されていないが、黒曜石の石器・鏃・石刃が地表で採取されており、橘町のおつぼ山
市内には前方後円墳は一基も発見されていないが、横穴式の円墳は一七四基を数え、箱式石棺墓は一七ヵ所にある。県下でも珍しい巨石箱式石棺は武雄市だけに三基ある。いずれも一トンないし五トンの巨石が組み合されている。武雄町では古墳時代の住居跡が発掘調査され、出土品などから古墳時代初期のものと確認された。全国で約一〇ヵ所余り発見されている古墳時代の列石遺跡である神籠石の一つが橘町にあり、国の史跡に指定された(→おつぼ山神籠石)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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