化学調味料【かがくちょうみりょう】
- 百科事典マイペディア
- コンブ,かつお節などのうま味成分の代表的なものを抽出または化学的に合成した調味料。コンブのグルタミン酸ナトリウム,かつお節のイノシン酸ナト…
ロッカ石(データノート) ろっかせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロッカ石英名lokkaite-(Y)化学式CaY4[CO3]7・9H2O少量成分Nd,Gd,Dy,SM,Er,Eu,Tb,Ho,Yb,Pr,La,Tm,Ce,Lu結晶系斜方硬度非常に低く、単独の結晶が得られ…
スペクトロメータ spectrometer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 分光計。惑星探査機や天文・天体物理観測衛星に搭載され,惑星や天体のスペクトログラムを取得し,観測対象やその周辺環境の化学的組成や構造を解明…
タイム(植物)【タイム】
- 百科事典マイペディア
- タチジャコウソウとも。シソ科の常緑小低木。地中海沿岸原産。基部からよく分枝して高さ20〜30cmになる。葉は卵形〜披針形で長さ5〜7mm。初夏,イブ…
耐海水性鋼 たいかいすいせいこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海水による腐食に対し,耐久性を高めた構造用鋼。ニッケル,クロム,リン,アルミニウム,モリブデンなど耐食性の高い合金成分を添加した鋼で,溶接…
架橋高分子 かきょうこうぶんし cross-linking polymer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鎖状高分子の分子間に,ところどころ橋渡しの結合をさせた重合体。線状高分子は適当な溶媒に溶解し,加熱によって溶融する。しかし,架橋された高分…
ベンズアルデヒド benzaldehyde
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 芳香族アルデヒドの一種。化学式 C6H5CHO 。沸点 179℃,無色液体。アンズやモモの種子の仁にシアン配糖体として存在するアミグダリンの構成成分。工…
竹本常松 (たけもと-つねまつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1913-1989 昭和時代の薬学者。大正2年1月28日生まれ。大阪薬専,阪大,東北大の教授を歴任,昭和51年東北大の初代薬学部長となる。のち徳島文理大教授…
走化性因子 ソウカセイインシ chemotactic factor
- 化学辞典 第2版
- 白血球や微生物などを誘引または忌散させる化学物質.白血球を炎症反応局所へ誘引するイムノグロブリンFc部分の分解物,補体成分C5aのフラグメント,…
炭酸塩鉱物【たんさんえんこうぶつ】
- 百科事典マイペディア
- 炭酸塩を主たる成分とする鉱物。天然産のものは六方晶系の方解石構造(方解石,リョウ苦土鉱,リョウ亜鉛鉱など),斜方晶系のアラゴナイト構造(ア…
血液像【けつえきぞう】
- 百科事典マイペディア
- 広義には血球成分の数,大きさ,形,染色性,種類,ヘモグロビン量などの総体を表す語。狭義には,末梢血液塗抹(とまつ)標本中の各種白血球の百分率…
真島利行【まじまりこう】
- 百科事典マイペディア
- 有機化学者。東大卒。1907年ヨーロッパに留学し,ハリエス,ウィルシュテッターに学ぶ。1911年帰国と同時に東北大教授。のち北大理学部長,阪大理学…
イノシン酸【イノシンさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC1(/0)H13N4O8P。プリンヌクレオチドの一種。ヒポキサンチン,リボース,リン酸各1分子よりなる。5′‐イノシン酸は生体内に存在し,プリン…
ししつ‐ナノりゅうし〔‐リフシ〕【脂質ナノ粒子】
- デジタル大辞泉
- 直径10ナノメートルから1000ナノメートル程度の脂質を主成分とする粒子。この粒子に、生体内で分解されやすい薬剤や抗体を作る上で必要なDNA・mRNAを…
はく‐あ【白亜/白×堊】
- デジタル大辞泉
- 1 石灰岩の一種。貝殻や有孔虫などの化石を含むこともあり、灰白色で軟らか。主成分は炭酸カルシウム。西ヨーロッパに分布し、ドーバー海峡の両側に…
コラーゲン(collagen)
- デジタル大辞泉
- 動物の結合組織の主成分で、骨・腱けん・皮膚などに多く含まれる線維状の硬たんぱく質。煮ると膠にかわができる。膠原質こうげんしつ。[類語]栄養・…
武居三吉 (たけい-さんきち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1896-1982 大正-昭和時代の農芸化学者。明治29年10月26日生まれ。昭和3年京都帝大教授となり,31年京大化学研究所長。40-46年京都教育大学長。農薬…
ヘキサン hexane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭素数6個のアルカン(脂肪族鎖式飽和炭化水素)。化学式C6H14。表に示す5種の異性体がある。無色透明で安定な液体。天然ガソリンまたは直留ガソリン…
クリソプレース くりそぷれーす chrysoprase
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 翠緑(すいりょく)色をした玉髄の一種。飾り石としてよく使用され、しばしばひすいの代用品とされる。不純物としてニッケルを主成分とする鉱物を含む…
ファンダイク・ブラウン Vandyck brown
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 絵具の色名の一つ。ファン・ダイクの愛用した色調に由来する褐色の顔料。天然のものは 18世紀中頃に用いられ,ドイツのカッセルやケルン地方から産し…
ゼーゲル式 ぜーげるしき Seger formula
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツのゼーゲルが釉(ゆう)の組成を表すために導入し、現在も広く使用されている方法。化学組成をモル分率に計算し直し、成分酸化物をR2O+RO(合計…
トランスフェリン transferrin
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ジデロフィリンあるいは鉄結合蛋白ともいう。血漿中にある鉄結合性の蛋白質で,1分子について2個の鉄を含む。 β1 グロブリンの一つ。血清鉄 (非ヘム…
ABS エービーエス alkyl-benzene sodium sulfonate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 RC6H4SO3Na 。初期の家庭用合成洗剤の主成分。自然界で分解しにくく,かつては河川が埋まるほどに泡立つ光景もみられた。下水道の好気性処理…
ドクターシーラボ
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社ドクターシーラボ」。英文社名「Dr.Ci:Labo Co., Ltd.」。化学工業。平成11年(1999)設立。本社は東京都渋谷区広尾。化粧品会社。…
白神山うど[根菜・土物類] しらかみやまうど
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 東北地方、秋田県の地域ブランド。秋田県能代市(二ツ井町)白神山地産の山うど。生活習慣病や成人病の防止に効果のあるポリフェノール、強心剤などの…
アスファルト【asphalt】
- 色名がわかる辞典
- 色名の一つ。灰みの暗い褐色のこと。天然の炭化水素を主成分とする混合物のアスファルトから作られる顔料の色。この顔料はビチューミン、日本語では…
あられ‐いし【霰石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 炭酸カルシウムを主成分とする鉱物の一種。生物の殻や骨格、真珠などの構成物。柱状、繊維状、あられ状の結晶をなし、火山岩の割れ目や…
base
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [女]❶ 土台,基部;底辺[面].~ de données|〚情報〛データベース.❷ 基礎,原理.❸ 基地.❹ ((集合的))下…
乾性油 カンセイユ drying oil
- 化学辞典 第2版
- 乾燥性に富んだ脂肪油で,薄膜にして空気中に放置すると,比較的短時間に固化乾燥する.一般に,ヨウ素価130以上で,リノレン酸,リノール酸,エレオ…
吹管分析 スイカンブンセキ blowpipe analysis
- 化学辞典 第2版
- 吹管を用いて酸化炎あるいは還元炎を試料に吹きつけ,鉱物の種類,あるいは成分元素を簡便に分析する方法.長方形にした木炭の一端に小さな穴をあけ…
アセトアミノフェン(AA)
- 共同通信ニュース用語解説
- 解熱鎮痛剤の一種。脳の中枢に作用して熱を下げるほか、痛みを和らげる効果があるとされる。市販の風邪薬(総合感冒薬)の主要成分として広く用いられ…
システイン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はHSCH2CH(NH2)COOH。含硫アミノ酸の一種。多くのタンパク質の構成成分で,特にその−SH基どうしがジスルフィド結合(−S−S−)をつくり,タン…
没食子酸【ぼっしょくしさん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC6H2(OH)3COOH。〈もっしょくしさん〉とも。没食子のタンニン成分を加水分解して得られる無色の結晶。水,エチルアルコールなどに可溶。水…
アセナフテン あせなふてん acenaphthene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つで、コールタールを分留して得られる重油成分中に含まれる。ナフタレンとエチレンから合成することもできる。無色の結晶で、水…
白雲母(データノート) しろうんもでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 白雲母英名muscovite化学式KAl2(AlSi3)O10(OH,F)2少量成分Na,Ba,Rb,Mg,Fe,Mn,Cr,V結晶系単斜硬度2.5*~4**比重2.8~2.9色白,淡褐,淡緑光沢ガラス~…
移動構造
- 岩石学辞典
- ある種の輝緑凝灰岩(シャルスタイン)で見られる流動構造に似た構造で,結晶質の針状や球状物質が大きな構成要素に沿って帯や縞状に配列する構造で…
L.V. ピアソン Louis Valentine Pirsson
- 20世紀西洋人名事典
- 1860 - 1919 米国の岩石学者。 元・エール大学教授。 ニューヨーク市生まれ。 エール大卒後、同大で岩石学研究に従事し、1897年エール大物理地質学…
N-アセチル-D-マンノサミン アセチルマンノサミン N-acetyl-D-mannosamine
- 化学辞典 第2版
- 2-acetamido-2-deoxy-D-mannose.C8H15NO6(221.21).略号ManNAc.細菌の細胞壁多糖の構成成分シアル酸の生合成前駆物質として重要で,相当する6-リン…
ジャスモン ジャスモン jasmone
- 化学辞典 第2版
- C11H16O(164.24).cis-ジャスモンはジャスミン油の主香成分で,ネロリ,ペパーミントなどの精油に広く存在する.沸点146 ℃(3.6 kPa).0.9437.1.4979…
次元 ジゲン dimension
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】空間を構成する独立なベクトル成分の数.一次元は直線,二次元は平面,三次元は立体である.【Ⅱ】物理量はそれぞれ基本単位の組合せでつくられ…
特定保健用食品 とくていほけんようしょくひん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 血圧を安定させる、血糖値上昇を緩やかにするなど、身体の機能や活動に影響を及ぼす保健機能をもつ成分が含まれ、かつ、そうした特別用途表示をする…
角運動量 かくうんどうりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 物体の回転の大きさを表す、3成分をもつベクトル量。粒子の位置をx、y、z、運動量をpx、py、pzとすれば、角運動量はそのx、y、z方向の成分が ypz-z…
めぐすりのき【メグスリの木】
- 食の医学館
- メグスリの木はカエデ科の落葉樹で、寒冷地を除く日本全国に生育しています。その名のとおり、目の疾患に効果があると古くから知られ、点眼・洗眼用…
水せっけん みずせっけん liquid soap
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本来は、公衆手洗所のせっけんとして製造されたもので、やし油を主体として、これにオレイン酸を加え、水酸化カリウムによってけん化したものである…
応力 おうりょく stress
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物体に外力が作用すると,物体内部にはもとの形状や寸法を保とうとする抵抗力(すなわち内力)が生じ,破断しないかぎり外力と釣り合っているはずで…
遅延回路 (ちえんかいろ) delay circuit
- 改訂新版 世界大百科事典
- フィルターや増幅回路に信号を通すと,その周波数特性のために,入力信号に対して出力信号に時間遅れを生ずる。最近の電子機器,とくにビデオ信号を…
窒素肥料 チッソヒリョウ nitrogenous fertilizer
- 化学辞典 第2版
- 窒素分を含む肥料の総称.肥料用窒素化合物は,アンモニウム塩,硝酸塩,尿素,石灰窒素,各種アミノ化合物,タンパク質類などである.いわゆる各種…
五倍子【ごばいし】
- 百科事典マイペディア
- 付子(ふし)とも。ウルシ科植物のヌルデ等の葉にヌルデシロアブラムシが与えた刺傷より生じた虫こぶを乾燥したもの。長さ8cm,径6cmほどの不整に分岐…
コンポスト
- 百科事典マイペディア
- 本来は園芸用の配合土,堆肥と同義であるが,近年はごみなどの各種の生物性廃棄物をそのまま,または適当な資材を加えて堆積発酵腐熟させたものをい…
ジアスターゼ
- 百科事典マイペディア
- デンプン,グリコーゲンを麦芽糖とデキストリンに加水分解する酵素。1833年フランスのA.パヤンとJ.F.ペルソによって麦芽より分離され,α‐およびβ‐ア…