惷 13画
- 普及版 字通
- [字音] シュン[字訓] みだれる[説文解字] [字形] 形声声符は春(しゅん)。〔説文〕十下に「亂るるなり」とし、「春秋傳に曰く、王室日に惷惷たり」と…
ホッスガイ ほっすがい / 払子介 [学] Hyalonema sieboldi
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海綿動物門六放海綿綱ホッスガイ科に属する海産動物。外形が僧侶(そうりょ)の用いる払子(ほっす)に似たところがあるのでこの名がついた。本体は10~1…
リキメル りきめる Flavius Ricimer (?―472)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 末期西ローマ帝国の将軍で実力者。スエビ人首長の子でアリウス派キリスト教徒。456年アウィトゥス帝に任じられてバンダル人のシチリア侵入を撃退。ま…
テオドシウス2世 テオドシウスにせい Theodosius II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]401.4.10. コンスタンチノープル[没]450.7.28. コンスタンチノープル東ローマ皇帝 (在位 408~450) 。 402年父アルカディウス帝の共治帝とされ,…
プレブス plebs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ローマの平民中小の土地所有農民や中小の商工業者で,官職就任はできず,パトリキ(貴族)との通婚も禁じられていた。のちパトリキとの身分闘争…
テオドシウス(Theodosius)
- デジタル大辞泉
- (1世)[347~395]ローマ皇帝。在位379~395。乱れていたローマ帝国を再統一、キリスト教を国教とした。死に際して帝国を再び東西に二分し二子に残…
ルフィヌス Rufinus, Flavius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]395.11.27. コンスタンチノープルローマ皇帝アルカディウスの宰相。ガリア人。先帝テオドシウス1世がルフィヌスを息子アルカディウスの第1…
フォスター(William Zebulon Foster) ふぉすたー William Zebulon Foster (1881―1961)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの共産党指導者。マサチューセッツ州タウントン生まれ。4年間しか初等教育を受けられず、新聞配達、印刷工、製材工などの職業を転々とする。…
ドルトレヒト会議 (ドルトレヒトかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- オランダ教会の重要な会議。ドルト会議ともいう。幾つかの教会会議がドルトレヒト市の大教会を議場として行われたが,もっとも有名なのは1618年11月…
ペラギウス ぺらぎうす Pelagius (354―420ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの修道士、神学者。384年ごろローマで厳しい修道生活を送り、ケレスティウスCelestiusをはじめ多くの人に影響を与えた。アラリックのローマ…
デステュット・ド・トラシー
- 百科事典マイペディア
- フランスの哲学者。コンディヤック,エルベシウスらの哲学を継承,感覚論の立場から観念の起源・形成を分析する〈観念学(イデオロジー)〉(イデオ…
エチオピア教会 (エチオピアきょうかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- エチオピア共和国のキリスト教会。教義の上からは単性論派に属する。4世紀前半エチオピアにキリスト教を伝えたフルメンティオスFroumentiosは,のち…
エウノミオス派 エウノミオスは Eunomianism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キュジコスの司教で後期アリウス派の指導者,エウノミオス (335頃~394頃) の異端説を奉じる一派。エウノミオスは師アエティオスとともにアノモイオ…
メルルーサ
- 百科事典マイペディア
- タラ科に近いメルルシウス科の魚の総称。口が大きく歯が鋭く肉食性で,背びれは2基。全長50cm〜1.2m。世界中に10種以上生息し,その1種は北大西洋…
風無浦かざなしうら
- 日本歴史地名大系
- 大分県:佐伯市風無浦[現]佐伯市護江(もりえ) 風無指夫(させぶ)浦の北、佐伯湾の湾奥部に位置し、大入(おおにゆう)島片神(かたがみ)浦に対…
めるるしうすか【メルルシウス科】
- 改訂新版 世界大百科事典
ニカイア信条 ニカイアしんじょう Nicene Creed
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) 第1回ニカイア公会議 (325) において採択された信条。エルサレム教会の洗礼式の信条を土台に,アリウス派に対して正統信仰を擁護する目的でつく…
ホルテンシウス法 (ホルテンシウスほう) Lex Hortensia
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前287年ローマのディクタトル,ホルテンシウスが制定させた法。これ以前,平民会は全国民ではなく平民だけの集会だったので,そこでの議決は全国民に…
なしうち‐えぼし【梨=子打ち×烏▽帽子】
- デジタル大辞泉
- 黒の紗しゃや綾に漆を粗く塗って作った、先のとがった揉もみ烏帽子。近世は縁に鉢巻きをつけ、鎧直垂よろいひたたれに用いた。
レオ[3世]【レオ】
- 百科事典マイペディア
- イサウリア朝初代のビザンティン皇帝(在位717年―741年)。アナトリア軍管区の司令官で,テオドシウス3世を廃して即位。イスラム勢力のコンスタンテ…
藍こなし唄
- デジタル大辞泉プラス
- 徳島県の民謡。板野郡藍住町など吉野川流域の労作唄。藍の栽培作業中に歌われたもの。
卑 常用漢字 9画 (旧字) 人名用漢字 8画
- 普及版 字通
- [字音] ヒ[字訓] ひしゃく・いやしい・ひくい・へりくだる[説文解字] [金文] [字形] 会意上部は杯形の器の形。下部はその柄をもつ形。(ひ)の初文。…
かたなし‐どころ【結=政所】
- デジタル大辞泉
- 律令制で、大内裏の外記庁げきのちょうの南にあって、参議・弁官・外記などが集まって政務を執った役所。結政の座。けっせいしょ。
トレド教会会議 トレドきょうかいかいぎ Councils of Toledo
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スペインのトレドで5~16世紀の間に開かれた教会会議。都合 30回にわたる。世俗勢力も参加してスペインの政治上の決定もなされた。第1回は 400年で,…
けい‐きょう(‥ケウ)【景教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「景」は光り輝く意 ) 唐代、中国に伝わったネストリウス派のキリスト教。王室の保護で盛んになったが、唐末にはほとんど滅亡。のち、…
ヒーラ Hira
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現イラクのクーファ南方にあった古代都市。イスラム以前のアラビア史に重要な役割を演じた。軍事基地として発達し,ラフム朝 (3~7世紀) の首都とな…
いしうす‐げい【石臼芸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 石臼は何でも粉にするが、できた粉が粗いところから ) 芸事をいろいろこなすが、あらっぽくてものにならないこと。また、その芸。[初出…
こころ‐きたな・し【心汚し】
- デジタル大辞泉
- [形ク]卑劣である。心が卑しい。「いづれをも無徳ならず定め給ふを、―・き判者はんざなめりと、聞こえ給ふ」〈源・梅枝〉
コンスタンス Constans, Flavius Julius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]323頃[没]350. ガリアローマ皇帝 (在位 337~350) 。コンスタンチヌス1世 (大帝)の第4子。父の死後,コンスタンチヌス2世,コンスタンチウス2世…
いしうす‐げい【石臼芸】
- デジタル大辞泉
- 芸事は何でもやるが、荒っぽくて一つもすぐれたものがないこと。また、その芸。碾ひき臼芸。→茶臼芸
バール・ソーマ ばーるそーま Bar Sauma (?―1294)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコ系オングート人でネストリウス派キリスト教の聖職者。元朝の大都(北京(ペキン))で生まれた。1275年ごろエルサレム巡礼を企て、中央アジアを…
ウァレンティニアヌス[1世] Flavius Valentinianus I 生没年:321-375
- 改訂新版 世界大百科事典
- ローマ皇帝。在位364-375年。パンノニア出身の軍人で,ヨウィアヌス帝の死後軍隊により帝位に擁立された。弟ウァレンスを共治帝とし,自身は西方を統…
しかた‐な・い【仕方無】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]しかたな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 古くは「しがたなし」とも ) それ以外にどうすることもできない。どうにもし…
アルグン・ハン Arghun Khan
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ?~1291(在位1284~91)イル・ハン国の第4代ハン。第2代アバカの長子,第6代ガザン・ハンの父。キリスト教に好意を持ち,信者を保護した。北京出身の…
ラバン・ソーマ Rabban Bar Sauma
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1220頃.カンバリク[没]1294.1. バグダードウイグル族出身のキリスト教ネストリウス派 (景教) 修道士。エルサレム巡礼のため隊商に加わって中央ア…
いうかた‐な・し〔いふかた‐〕【言ふ方無し】
- デジタル大辞泉
- [形ク]言葉に表しようがない。言いようがない。「雪風―・う降り暗がりて」〈かげろふ・下〉
コンスタンティノープル公会議 (コンスタンティノープルこうかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- コンスタンティノープル(コンスタンティノポリス。現,イスタンブール)で開かれた3回の公会議。第1コンスタンティノープル会議(381)は第2回公会…
グレゴリオス(ナジアンゾスの)【グレゴリオス】
- 百科事典マイペディア
- ギリシア教父。〈カッパドキア三星〉の一人。ナジアンゾスNazianzos主教の子として生まれ,アテナイに学んでバシレイオスと知遇を得た。対アリウス派…
カルケドン公会議 カルケドンこうかいぎ Concilium of Chalcedon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 451年に大教皇レオ1世の尽力で小アジアのカルケドンで開かれた第4回公会議。ネストリウス派に対する反動から生れたエウチュケスのキリスト単性説を否…
三夷寺 さんいじ San-yi-si; San-i-ssǔ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,唐代に西方から伝来した祆教 (けんきょう。ゾロアスター教) ,マニ教,景教 (ネストリウス派キリスト教) の寺院の総称。西アジアからイラン系…
アナスタシウス1世 アナスタシウスいっせい Anastasius I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]430? ディラキウム[没]518.7.9. コンスタンチノープルビザンチン皇帝 (在位 491~518) 。前皇帝ゼノの死後正統派信仰の代表者として 61歳の高齢…
異端(いたん) heresy
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- カトリックで,正統信仰から離れて,それを危うくする分派。本来「選択」を意味するこの語は,すでに新約聖書で教義分裂の意に用いられたが,3世紀ま…
Dàmocle
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)⸨固名⸩〘史〙ダモクレス(シラクサの僭主(せんしゅ)ディオニシウスの家来). ◆avere la spada di Damocle sul capo|(ひとすじの髪で天井か…
エルベシウス
- 百科事典マイペディア
- フランスの哲学者で,急進的な唯物論的感覚論者。人間精神のすべての活動を身体的感覚に基づかせるとともに,富の公平な配分を主張し封建的な圧政を…
ハインシウス Daniel Heinsius 生没年:1580か81-1655
- 改訂新版 世界大百科事典
- オランダの西洋古典学者。ヘント(現,ベルギー領)に生まれ,ライデン大学で法律を学んだがギリシア・ローマの古典に深甚な興味を抱き,のちに母校…
アナスタシウス4世 アナスタシウスよんせい Anastasius IV
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1073頃. ローマ[没]1154.12.3.ローマ出身の第168代教皇(在位 1153~54)。本名 Corrado Di Suburra。1130年,サビナの司教枢機卿(→カーディナ…
アルボガスト Arbogast
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]394.9.8.フランク民族出身の古代ローマの将軍。グラチアヌス帝に仕えて騎兵長官に昇進,次いでウァレンチニアヌス2世の軍務長官として実権…
カッパドキア三教父 かっぱどきあさんきょうふ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 4世紀のキリスト教世界を混乱させたアリウス派論争の収拾に大きな役割を果たし、ニカイア信仰の確立に尽くしたギリシア教父たち。大バシレイオス、そ…
プレスター・ジョン伝説 (プレスタージョンでんせつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- プレスター・ジョンPrester John(ラテン語ではプレスビュテル・ヨハネスPresbyter Johannes)というキリスト教徒が,東方に王国を建てたという中世…
プラエネステ Praeneste
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代イタリア,ラチウム地方の都市。現パレストリナ。アペニン山脈の丘の上にあって,伝説ではオデュッセウスの子テレゴヌスが建設したとされる。前7…