みぎ‐がき【右書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文章を縦書きに書くとき、右から左へと書くこと。② 「みぎよこがき(右横書)」の略。[初出の実例]「『慶祝五一』の飾り文字が〈略〉左…
のう‐がき【能書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 薬品などの効能を書き記したもの。効能書。[初出の実例]「能かきの様にきくかと妾は問ふ」(出典:雑俳・類字折句集(1762))② ある事柄…
おく‐がき【奥書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文書など書きものの用紙の左末尾を奥とよび、ここに書かれた記事をいう。とくに書写本などの末尾の、年月、筆者名、由来などについての…
かき‐ざま【書様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 字の書きぶり。書風。[初出の実例]「みちのくにがみに、いたう古めきたれど、かきざまよしばみたり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)
かき‐ひげ【書髯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 油墨で仮面にじかに書いたひげ。⇔植え髯
かき‐かた【書方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書く方法。書きよう。[初出の実例]「手紙の書方(カキカタ)つづまやかならず」(出典:授業編(1783)一)② 筆の運び方。運筆。③ 習字。も…
かき‐ごま【書駒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 将棋の駒で、駒の銘を筆を用いて漆で書いてあるもの。彫り駒の技法が発案される江戸後期までは、すべて書き駒であった。
高砂町由緒口上書たかさごまちゆいしよこうじようがき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 宝暦年間か 加藤家 近世初期に高砂の町が形成された当時の経緯に関する口上書で、標題は「乍恐差上ケ申口上書之事」となっている。要点は近世初…
но́та2
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [女1](外交上の)通牒(つうちょう),通告,外交文書,覚書верба́льная //но́та|口上書;〚外交〛無署名親書
て‐かき【手書(き)】
- デジタル大辞泉
- 1 文字をじょうずに書く人。能書家。能筆。「小野道風と云ふ―を以て」〈今昔・二四・三一〉2 記録する役目。書記。「―に具せられたる大夫房覚明た…
かき‐て【書(き)手】
- デジタル大辞泉
- 1 文字・文章や絵をかく人。また、かいた人。筆者。2 文字や絵、また文章をじょうずにかく人。「なかなかの書き手だ」[類語]著者・筆者・作者・編…
こんだて‐がき【献立書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こんだてひょう(献立表)〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
かきいれ‐どき【書入時】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの利益が最も期待されるとき。転じて、利益の多いとき。商売のもうかるとき。商売に忙しいとき。仕事が集中するとき。かきいれ。[初…
かたがき‐つき【肩書付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 肩書②、あるいは通り名などのついていること。また、その人。[初出の実例]「武士道の鼓吹者、浪界の泰斗と云ふ肩書附(カタガキツキ)で」…
かき‐え〔‐ヱ〕【書(き)絵】
- デジタル大辞泉
- 筆でかいた絵。肉筆の絵。摺り絵や押し絵に対していう。
きわめ‐がき〔きはめ‐〕【極(め)書(き)】
- デジタル大辞泉
- 刀剣・書画・古道具などの鑑定書。箱書き、極め札、巻末の奥書きなど、いろいろな形式がある。
かき‐ぬ・く【書(き)抜く】
- デジタル大辞泉
- [動カ五(四)]1 文章の一部や要点を抜き出して書く。抜粋する。「参考部分を―・く」2 最後まで書き通す。書き上げる。「病気を押して大作を―・…
かき‐まく・る【書き×捲る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ五(四)]非常な勢いで文字や文章などを書き続ける。「あちこちに原稿を―・る」
かき‐おと・す【書落】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 書くことを省略する。また、不注意などで、書くべきことを抜かす。書きもらす。[初出の実例]「おとれる六人はいとよくか…
たて‐がき【縦書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字を縦に並べて書くこと。横書きに対していう語。[初出の実例]「夜泊額者真字竪書。龍背額者草字横書」(出典:蔭凉軒日録‐長享二年(14…
わき‐がき【脇書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 脇に書き添えること。また、その書いたもの。俳諧では発句や付句の評語をいう。[初出の実例]「心すべき事也と脇書し給ひぬ」(出典:俳諧…
なか‐がき【中書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文芸作品で、草稿と最終的な清書本との中間の段階の書写の称。[初出の実例]「四辻宮大納言家申出中書御本永和二年自孟冬比今永和第五至…
ほそ‐がき【細書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 肉細(にくぼそ)に文字を書くこと。また、その文字。さいしょ。② 肉細に書くのに用いる筆記具。こまがき。
かべ‐がき【壁書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 壁に書くこと。また、その文字。へきしょ。② 法令や掟(おきて)などを板や紙に書いて壁にはりつけた掲示。へきしょ。[初出の実例]「則被…
そで‐がき【袖書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古く、文書の袖(右端)に、本文の執筆者以外の者が字句を書き加えたこと。また、その字句。除目の申文に執筆の大臣が外記に調査指示を…
読み書き障害
- 共同通信ニュース用語解説
- 発達障害のうち、文部科学省は「聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する」の六つの能力で、著しく困難な状態を学習障害(LD)と定義。2022年調査…
てんごう‐がき(てんがう‥)【てんごう書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いたずらに書きつけること。また、その書いたもの。戯(ざ)れ書き。いたずら書き。[初出の実例]「是天下一山ほとときす 晨明やてんがうが…
わけがき【分け書き】
- 改訂新版 世界大百科事典
かき‐た・める【書き×溜める】
- デジタル大辞泉
- [動マ下一][文]かきた・む[マ下二]書いた物を手元にためておく。「長年―・めたものを本にまとめる」
かき‐おこ・す【書起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 新しく書き始める。書き出す。[初出の実例]「書いてしまって、それを基礎にして別に書き起したいものがあるのである」(出…
かき‐ちら・す【書散】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 筆にまかせて無造作に書く。また、あちらこちらに書きしるす。[初出の実例]「真名かきちらして侍るほども」(出典:紫式部…
わかち‐がき【分(か)ち書(き)】
- デジタル大辞泉
- 1 文や文章をわかりやすくするため、語と語、あるいは文節と文節の間をあけて書くこと。また、その書き方。分別ぶんべつ書き方。放ち書き。2 2行に…
かき‐なぐ・る【書(き)殴る】
- デジタル大辞泉
- [動ラ五(四)]乱暴に書く。なぐり書きする。「―・った原稿」[類語]書き流す・書き散らす・書き下す
げがき‐おさめ(‥をさめ)【夏書納】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夏解(げあき)の日に、夏書した経文を寺などに納めて回向(えこう)すること。《 季語・秋 》 〔俳諧・誹諧通俗志(1716)〕[初出の実例]「…
かきすて‐ぶみ【書捨文】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書いたままでほうっておいた手紙。[初出の実例]「ここぞ江口の色みなと、〈略〉かきすてふみの数々の」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(…
かき‐かわ・す(‥かはす)【書交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 書いて互いに取りかわす。手紙などをやりとりする。[初出の実例]「和泉式部といふ人こそ、おもしろうかきかはしける」(出…
くちき‐がき【朽木書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 消炭または、檜(ひのき)、枯れ木などを焼いた焼き筆で、下絵を書くこと、また、その下絵。粉本。〔藻塩草(1513頃)〕
ひっ‐き【筆記】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)書き記すこと。書き取ること。また、書かれたもの。「講義を筆記する」「口述筆記」[類語]書記・記・書く・記す・したためる・書き表す…
ささのは‐がき【笹葉書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 書かれたものが笹の葉に似ているところからいう ) 太く短い点画で文字を書くこと。また、その文字。葦手書(あしでがき)の類。[初出の実…
じょう‐そ〔ジヤウ‐〕【上×疏】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)事情や意見を書いた書状を主君・上官などに差し出すこと。また、その書状。上書。「民意を上疏する」
うるし‐がき【漆書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漆で文字などを書くこと。また、その書いたもの。しっしょ。
かき‐つく・す【書尽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① すっかり書く。残りなく書く。[初出の実例]「いみじうかなしきことどもかきつらねて、ひにかきつくしきこえ給へり」(出…
かき‐おこ・す【書遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 手紙などを書いて送ってくる。書いてよこす。[初出の実例]「あはれなる文どもをかきをこせけるを」(出典:大和物語(94…
かき‐じ〔‐ヂ〕【書(き)地】
- デジタル大辞泉
- 物の形を描いてある布や紙の地。「無地」に対していう。
こ‐がき【小書(き)】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 文書の中に注などを小さな文字で書き入れること。また、その書き入れ。2 能の特殊演出のとき、番組の曲名の左わきに小さくその演出…
かきこむ【書き込む】
- IT用語がわかる辞典
- コンピューターが記憶媒体内にデータを入れる。
【不才】ふさい
- 普及版 字通
- 才能なし。唐・孟浩然〔歳暮南山に帰る〕詩 北闕、上書することを休(や)め 南山、廬(へいろ)に歸る 不才、つ 多、故人なり字通「不」の項目を見…
【】かりゆう(くわりう)
- 普及版 字通
- 良馬の名。〔北史、王慧伝〕(王劭の上書)千里の馬なるは、蓋(けだ)し至の(ひさ)しく乘るの馬なり。字通「」の項目を見る。
かき‐しる・す【書(き)記す】
- デジタル大辞泉
- [動サ五(四)]文字を書きつける。書き留める。「手帳に予定を―・す」[類語]控える・書かき留とめる・書き付ける・録する・記録する・メモする・ノ…
かきこうだん【書き講談】
- 改訂新版 世界大百科事典