カルニチン(carnitine)
- デジタル大辞泉
- 肝臓や腎臓でアミノ酸のリシンとメチオニンから合成される、ビタミン様物質の一つ。生体内ではL-カルニチンが脂肪酸をミトコンドリアの内部に運び込…
だいち‐にごう〔‐ニガウ〕【だいち二号】
- デジタル大辞泉
- JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した陸域観測技術衛星「だいち」の後継機。平成26年(2014)5月にH-ⅡAロケット24号により打ち上げられた。1~3メ…
タフト
- 百科事典マイペディア
- 米国の政治家。W.H.タフトの子。オハイオ州上・下院議員を経て,連邦上院議員(1938年―1953年)。共和党右派に属し,財政通で,党内の国内政策の指導…
テスラン・ド・ボール
- 百科事典マイペディア
- フランスの気象学者。パリ生れ。1896年パリ郊外のトラップに私費で高層気象観測所を設立。1899年気球による高層観測から帰納して,成層圏を発見。天…
スタンリー滝【スタンリーたき】
- 百科事典マイペディア
- アフリカ中部,コンゴ川の中流部,コンゴ民主共和国北東部のキサンガニ〜ウブソドゥ間にある7個の滝の総称。落差合計約70m,幅は最大約800m。この間…
アダマンタン(adamantane)
- デジタル大辞泉
- 三つの椅子型のシクロヘキサンからなる、かご型の炭化水素。昇華性の無色透明の結晶で、樟脳に似た臭気をもつ。天然では石油中に微量に存在する。安…
分配律【ぶんぱいりつ】
- 百科事典マイペディア
- 互いに混じり合わない2液層中に一つの溶質が同じ状態で溶解するとき,希薄溶液とみなされる範囲での両液層中の濃度の比はその溶質の絶対量とは関係…
ヘキシルレゾルシン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC12H18O2。駆虫剤。白〜帯黄白色結晶。殺菌性を有しかつて尿路消毒剤,駆虫剤として用いられた。強烈な粘膜刺激性を有するため丸薬として回…
フマル酸【フマルさん】
- 百科事典マイペディア
- 最も簡単な不飽和ジカルボン酸C4H4O4。無色の結晶。融点300〜302℃(封管中)。水に微溶,エタノールに可溶。マレイン酸の幾何異性体にあたる。生体内…
日本ベーリンガーインゲルハイム
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社」。英文社名「Nippon Boehringer lngelheim Co., Ltd.」。製薬業。昭和36年(1961)「日本C.H.ベー…
プロスタグランジン
- 栄養・生化学辞典
- C20H34O5(mw354.49). 細胞膜にリン脂質の形で存在するアラキドン酸などが原料となって生合成される生理活性物質で,不安定で生体内での寿命が…
メチルマロン酸
- 栄養・生化学辞典
- C4H6O4 (mw118.09).HOOC-CH(CH3)COOH. プロピオニルCoAからスクシニルCoAへの変換酵素の欠損やこの酵素による反応に必要なビタミンB12の欠乏…
ビオ‐サヴァールの法則【Biot-Savart's law】
- 法則の辞典
- 電流の流れている導線のつくる磁場の強度を与える法則.点Pにおける磁場強度 H は である.ここで I は回路素片 ds を流れる電流,r は ds と点 P …
キナクリドンレッド quinacridone red
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 赤色系顔料の一つ。キナクリドン C20H12N2O2 は,2,5-ジアニリノ-3,6-ジヒドロテレフタル酸ジエチルエステルを,ダウサムA中で加熱縮合してジヒド…
チャタレー夫人の恋人 チャタレーふじんのこいびと Lady Chatterley's Lover
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの作家 D.H.ロレンスの長編小説。 1928年フィレンツェで限定出版,59年公刊。人妻コンスタンスと狩り場の番人メラーズとの交渉を中心に,真…
サックビル=ウェスト Sackville-West, Victoria Mary
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1892.3.9. ケント,ノール[没]1962.6.2. ケント,シシングハースト城イギリスの女流詩人,小説家。名門に生れ,外交官で批評家の H.ニコルソンと…
シクロヘキサノン cyclohexanone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シクロヘキサンのケトン。化学式 C6H10O 。特異臭をもつ液体。沸点 156℃。シクロヘキサノールの酸化によって得られる。水,アルコールなどに可溶。硝…
ジクロロベンゼン(データノート) じくろろべんぜんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ジクロロベンゼン分子式C6H4Cl2分子量147.0o-ジクロロベンゼン融点-17.03℃沸点180.48℃比重1.3059(測定温度20℃)m-ジクロロベンゼン融点-24.76℃沸点1…
束沸石(データノート) そくふっせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 束沸石英名stilbite化学式(Ca0.5,Na,K)9Al9Si27O72・28H2O少量成分Sr結晶系単斜硬度3.5~4比重2.1~2.2色無,白,黄,ピンク光沢ガラス~真珠条痕白…
せいそく‐きょくせん【正則曲線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連続曲線の一つ。たとえば、平面上の連続曲線 x=f(t),y=g(t)(a≦t≦b) において、f(t),g(t) が微分可能、かつその導関数が連続で、しかもそ…
ケラシン ケラシン kerasin
- 化学辞典 第2版
- C48H93NO8(812.25).セレブロシドの一つ.J.L.W. Thudichumが雄牛の脳から分離した.おもに脳脊髄などの神経組織中に存在し,脳の白質や髄鞘に多い.…
α-ナフトールフタレイン ナフトールフタレイン α-naphtholphthalein
- 化学辞典 第2版
- C28H18O4(418.45).1-ナフトールと無水フタル酸とを,塩化亜鉛とともに100 ℃ に加熱すると,ほかの副生物とともに得られる.融点253~255 ℃.エタノ…
ベンゾアントロン ベンゾアントロン benzanthrone
- 化学辞典 第2版
- C17H10O(230.27).アントロンに鉄粉の存在下,グリセリンを硫酸中で縮合させると得られる.黄色の針状晶.融点170 ℃.酢酸,エタノール,ベンゼンな…
オルシノール オルシノール orcinol
- 化学辞典 第2版
- 5-methylresorcinol,5-methyl-1,3-benzenediol.C7H8O2(124.13).オルセリン酸を石灰と加熱し,脱カルボキシル化すれば得られる.融点107~108 ℃ の…
イリドミルメシン イリドミルメシン iridomyrmecin
- 化学辞典 第2版
- C10H16O2(168.23).単環式モノテルペンラクトン.アルゼンチン産のルリアリIridomyrmex humilisの分泌物に含まれており,動物に対して接触毒性を示し…
ベクレル ベクレル becquerel
- 化学辞典 第2版
- 放射能または放射性物質量の国際単位系(SI単位)の基本単位.記号 Bq.定義は1 Bq = 1 s-1.従来から用いられているキュリー(Ci)単位との関係は1 Ci…
ガスセンサー ガスセンサー gas sensor
- 化学辞典 第2版
- 特定の気体成分のもたらす物理・化学的効果を電気信号にかえて測定する装置.工事の現場などで見られるLPG用半導体センサーの例のように,小型で手軽…
モルデナイト モルデナイト mordenite
- 化学辞典 第2版
- モルデン沸石ともいう.ゼオライトの一種.天然および合成品がある.天然には日本にも広く分布しているが,純粋なものは少ない.化学組成はNa(AlSi5O…
メチル化 めちるか methylation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機分子中の炭素、窒素、酸素、硫黄(いおう)などの非金属原子あるいは金属原子にメチル基-CH3を導入する反応をいう。アルキル化反応の一つである。…
モーズリーの法則 (モーズリーのほうそく) Moseley's law
- 改訂新版 世界大百科事典
- 元素の特性X線の波数(波長の逆数)と原子番号の関係を与える法則。種々の元素について特性X線中の対応するスペクトル線に着目すると,波数kと原子番…
肝っ玉おっ母とその子供たち きもったまおっかあとそのこどもたち Mutter Courage und ihre Kinder
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツの戯曲。 B.ブレヒト作。 12場と9曲の歌から成り,1938~39年執筆。 17世紀の三十年戦争を背景とし,荷車を引いて兵士相手の商いで生活の糧を…
宇宙存在度[元素] うちゅうそんざいど[げんそ] cosmic abundance of elements
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 宇宙を構成する物質の元素の存在度。実際にはこれが太陽大気のスペクトルと炭素質コンドライトの化学組成から求められるので,宇宙存在度というより…
海岸工学 かいがんこうがく coastal engineering
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海岸の防護,保全および利用に関する工学。海岸には,波浪,潮汐などの作用によって膨大なエネルギーが到達し,地球上で最も活動的な場所となってい…
ヒメノカリス ひめのかりす [学] Hymenocallis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒガンバナ科(APG分類:ヒガンバナ科)の半耐寒性球根草。よく栽培されるササガニユリ(スペシオサ種)H. speciosa Salisb.は西インド諸島原産で、…
バコール
- 百科事典マイペディア
- 米国の俳優。ニューヨークのユダヤ系移民の家庭に生れる。モデル,舞台俳優をへて,H.ホークス監督《脱出》(1944年)で映画デビュー。共演したH.ボ…
熱衝撃 ねつしょうげき thermal shock
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 急激な加熱または冷却によって物体内に急激な温度変化が生じ,それに伴う衝撃的な熱応力のために物体が損傷する現象。材料の熱衝撃強度の評価は,熱…
法実証主義 ほうじっしょうしゅぎ legal positivism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 実定法 positive lawのみを法であるとする実定法一元論。実定法の上位に自然法の存在を認める自然法論と対立してヨーロッパの法思想を2分してきた。…
半濁音 はんだくおん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- パ行音に与えられる名称。清音,濁音に対する。音声学的にいえば,/p-/ は無声音で,/b-/(バ行)の有声音に対するものであるが,日本語の歴史で,ハ…
社会的分化 しゃかいてきぶんか social differentiation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 社会的分化は社会的統合とともに社会の変動の過程として最も注目されてきた。すでに社会進化との関連で H.スペンサーによって指摘されたが,G.ジンメ…
光子 こうし photon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フォトンともいう。光の粒子のこと。光は干渉や回折の現象を示し,電磁波の1種と考えられていたが,1905年 A.アインシュタインはプランクの量子仮説…
フルオレセイン フルオレセイン fluorescein
- 化学辞典 第2版
- 9-(2-carboxyphenyl)-6-hydroxy-3H-xanthen-3-one.C20H12O5(332.31).レソルシノール 2モル量と無水フタル酸1モル量とを塩化亜鉛の存在下,210 ℃ に…
ベンズアルデヒド ベンズアルデヒド benzaldehyde
- 化学辞典 第2版
- C7H6O(106.12).C6H5CHO.天然には,クヘントウ,モモ,アンズなどの精油中に存在する.工業的には,トルエンの塩素化によって得られる塩化ベンザル…
バソプレッシン バソプレッシン vasopressin
- 化学辞典 第2版
- 略称VP.下垂体後葉ホルモンの一つ.一般にウシまたはブタの凍結下垂体後葉から抽出して精製する.ウシや多くのほ乳類からのものはアルギニン-バソプ…
炭酸コバルト(Ⅱ) タンサンコバルト cobalt(Ⅱ) carbonate
- 化学辞典 第2版
- CoCO3(118.94).硫酸コバルト(Ⅱ)を炭酸水素ナトリウム水溶液に溶かして加熱すると得られる.赤色の粉末.密度4.13 g cm-3.真空中350 ℃ で酸化コバ…
クロムカルボニル クロムカルボニル chromium carbonyl
- 化学辞典 第2版
- 普通,ヘキサカルボニルクロム[Cr(CO)6]をいう.アセチルアセトナトクロム(Ⅱ)または(Ⅲ)錯体をピリジン中,粉末Znの存在下でカルボニル化してつくる.…
加法過程 (かほうかてい) additive processes
- 改訂新版 世界大百科事典
- 時間の推移とともに変化していく偶然現象を数量的に記述する確率過程の一種である。ランダムウォークのように時刻nでその値がXnであるとき,次の時刻…
ペルオキソクロム酸塩 ペルオキソクロムサンエン peroxochromate
- 化学辞典 第2版
- 高酸化数のCrのペルオキソ錯体には,たとえば,CrⅤのMⅠ3[CrⅤ (O2)4],CrⅥのMⅠ2[CrⅥ2O2(O2)5],MⅠ[CrⅥO(O2)2OH](M = K,NH4,TIなど),CrのN配位子を…
ヒゲソリダイ ひげそりだい / 鬚剃鯛 short barbeled grunt [学] Hapalogenys nigripinnis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硬骨魚綱スズキ目イサキ科に属する海水魚。青森県から熊本県天草(あまくさ)までの日本海沿岸と九州南岸の太平洋沿岸、東シナ海、朝鮮半島南岸と西岸…
消化性潰瘍治療剤(抗潰瘍剤)
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- ◎消化性潰瘍治療剤とは 消化性潰瘍治療剤には、攻撃因子(胃酸やペプシン)を抑える攻撃因子抑制剤と、防御因子(胃・十二指腸の粘膜表面の粘液や…
シュウ酸 シュウサン oxalic acid
- 化学辞典 第2版
- ethanedioic acid.C2H2O4(90.04).植物界に広く存在し,とくにカタバミOxalisの葉には,シュウ酸の水素カリウム塩C2O4KHとして,また種々の植物細胞…