「化合物」の検索結果

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ペルオキソ硫酸アンモニウム ぺるおきそりゅうさんあんもにうむ

日本大百科全書(ニッポニカ)
ペルオキソ一硫酸アンモニウム(NH4)2SO5とペルオキソ二硫酸アンモニウム(NH4)2S2O8があるが、ペルオキソ一硫酸アンモニウムは不安定で得にくいため、…

ビニル化 びにるか vinylation

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルコール、アミン、フェノールなどにビニル基CH2=CH-を導入する反応をいう。ビニル化で得られた化合物は、たとえば、N-ビニルカルバゾールの重合…

tràns・formátion

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]1 変形.2 (外観・様子の)変化.2a ((形式))女性用かつら,つけまげ.2b 《演劇》場面転換,(俳優の)早変わり.3 (性質・機能・用途などの…

DDT ディーディーティー dichlorodiphenyl-trichloroethane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
C14H9Cl5 。昆虫類に対する神経毒として殺虫作用をもつ塩化ジフェニルエタン系化合物。最も殺虫作用の強いのは p,p′-体であるが,殺虫剤としての工…

配位結合 (はいいけつごう) coordination bond

改訂新版 世界大百科事典
化学結合の一種で,結合にあずかる2個の原子の一方のみが結合を形成する電子対を提供する場合をいう。通常1本の化学結合は,これにあずかる2個の原子…

塩化硫黄 えんかいおう sulfur chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
硫黄と塩素の化合物。主たる化合物として二塩化二硫黄S2Cl2、二塩化硫黄SCl2、四塩化硫黄SCl4の3種の塩化物が知られている。 二塩化二硫黄は、融解…

プロドラッグ ぷろどらっぐ pro-drug

日本大百科全書(ニッポニカ)
そのもの自体は薬理作用はないが、生体内で代謝されて初めて活性物質に変化して薬効を現す薬物。すなわち、プロドラッグをつくるということは、生理…

自動車排出ガス じどうしゃはいしゅつガス car exhaust

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エンジン内の燃焼ガスの排出,燃料タンクからの蒸発など自動車から排出されるガス。大部分は炭酸ガスと水蒸気であるが,一酸化炭素,炭化水素,窒素…

固溶体 こようたい solid solution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
結晶内で複数の成分が均一かつ無秩序に分布した単相の固体。金属は結晶質なので,金属元素から成る固溶体では格子点の溶媒原子が溶質原子で置換され…

置換反応 ちかんはんのう replacement reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
分子やイオンなどの中のある原子団や原子が、ほかの原子や原子団(置換基)によって置き換えられる反応を一括して置換反応という。  AB+C―→AC+B …

セフェム系抗生物質 セフェムケイコウセイブッシツ cephem antibiotics

化学辞典 第2版
真菌Cephalosporium acremoniumが産生する抗生物質セファロスポリンCは,グラム陽性菌,グラム陰性菌に抗菌活性を示し,この側鎖をかえた多くの化合…

ペルオキソ酸(塩) ペルオキソサンエン peroxoacid(peroxoacid salt)

化学辞典 第2版
オキソ酸の (-OH)1-,(=O)2- の一部,または全部を,それぞれ (-OOH)1-,(-OO-)2- で置換した形式の酸(塩)をいう.したがって,オキソ酸の中心原…

もの‐つき【物憑・物付】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 神霊を一時的にのり移らせるため、祈祷師が伴う童子や女。よりまし。ものつくもの。[初出の実例]「物の気病為る所有けり。物託(ものつき…

オレンジミート orange meat

改訂新版 世界大百科事典
凍結カツオを原料とした缶詰に多発する黄褐変肉。カツオの漁獲量の約50%は水煮または油漬缶詰に製造されるが,従来の氷冷法で貯蔵したカツオでは見ら…

副交感神経遮断薬 ふくこうかんしんけいしゃだんやく

日本大百科全書(ニッポニカ)
コリン遮断薬あるいは抗コリン作動薬ともいう。アセチルコリンの副交感神経節後線維の末端での作用をムスカリン様作用といい、これに拮抗(きっこう)…

ペダーセン ぺだーせん Charles John Pedersen (1904―1989)

日本大百科全書(ニッポニカ)
アメリカの化学者。韓国の釜山(プサン)で、ノルウェー人の父と日本人の母との間に生まれる。少年時代を長崎、横浜で過ごし、1922年に渡米、デイトン…

ダイオキシン ダイオキシン dioxin

化学辞典 第2版
もともとは,ジベンゾ-1,4-ジオキシン骨格に対する呼称であるが,一般にはポリクロロジベンゾ-1,4-ジオキシン(PCDD)およびポリクロロジベンゾフラン(…

立体障害 リッタイショウガイ steric hindrance

化学辞典 第2版
分子内の非結合性の原子または原子団が,互いに接近すると斥力がはたらき,そのために結合角が正常な角度からゆがめられたり,単結合のまわりの回転…

現像液 ゲンゾウエキ developer

化学辞典 第2版
ハロゲン化銀写真の潜像を,可視像に変換するために使用する溶液.物理現像,化学現像,カラーフィルムのための発色現像用の現像液がある.黒白写真…

流行はやり物ものは廃すたり物もの

デジタル大辞泉
流行している物事は一時的なもので、いずれは飽きられて廃れていくものである。流行は長続きしないということ。

ものもの‐し・い【物物】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ものものし 〘 形容詞シク活用 〙① おごそかである。堂々としている。立派である。[初出の実例]「宮は、〈略〉も…

セレン セレン selenium

化学辞典 第2版
Se.原子番号34の元素.電子配置[Ar]3d104s24p4の周期表16族非金属元素.原子量78.96(3).質量数74(0.89(4)%),76(9.372(9)%),77(7.63(16)%),78…

アルカン あるかん alkane

日本大百科全書(ニッポニカ)
炭素Cと水素Hのみからなり、C-C原子間の結合がすべて単結合で、炭素原子の残りの原子価はすべて水素原子と結合した脂肪族飽和化合物の総称。一般式Cn…

ペルオキソホウ(硼)酸 (ペルオキソほうさん) perboric acid peroxoboric acid

改訂新版 世界大百科事典
ホウ酸のホウ素と結合している酸素原子の代りにペルオキソO22⁻が配位した型の化合物の総称。過ホウ酸と誤称されることもある。遊離酸は得られていな…

複合金属材料 ふくごうきんぞくざいりょう composite metallic material

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
異種の金属材料または金属化合物を接合,混合して,「双方の特長が生かされる」ように製造した材料。広義にはほうろう鉄器,七宝,メッキ材なども入…

サッカリン さっかりん saccharin

日本大百科全書(ニッポニカ)
合成甘味料として知られている化合物で、1879年にアメリカのレムセンとファールベルクにより初めて合成され、サッカロース(ショ糖)に似せて命名さ…

酸化銅 さんかどう copper oxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸素と銅の化合物。酸化数ⅠおよびⅡの化合物が知られている。(1)酸化銅(Ⅰ) 俗に亜酸化銅とよばれる。天然には赤銅鉱として産する。酢酸銅(Ⅱ)水溶液に…

プロメチウム ぷろめちうむ promethium

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第3族、希土類元素に属するランタノイド元素の一つ。人工放射性核種の一つでもある。天然にはウラン鉱石中に痕跡(こんせき)の存在が認められる…

窒素代謝 (ちっそたいしゃ) nitrogen metabolism

改訂新版 世界大百科事典
目次  アミノ酸代謝生体による窒素および窒素化合物の同化,異化,排出過程の総称。生体構成元素のうちで窒素は生体に含まれる原子の数では水素,…

硫酸鉛 (りゅうさんなまり) lead sulfate

改訂新版 世界大百科事典
目次  硫酸鉛(Ⅱ)  硫酸鉛(Ⅳ)鉛の硫酸塩で,鉛の酸化数ⅡとⅣの化合物が知られている。硫酸鉛(Ⅱ)化学式PbSO4。天然には硫酸鉛鉱として産する…

イソキノリン isoquinoline

改訂新版 世界大百科事典
縮合環式化合物の一つ。キノリンの異性体で,3,4-ベンゾピリジン,2-アザナフタレンともいう。1885年にコールタール中から初めて単離され,ガブリエ…

ウェーラー Friedrich Wöhler 生没年:1800-82

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの化学者。フランクフルト・アム・マイン近郊のエッシャースハイムの生れ。ハイデルベルク大学で学んだのち,グメリンLeopold Gmelin(1788-18…

圧電材料 あつでんざいりょう piezoelectric material

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
圧電性 (機械的ひずみを与えたとき電圧を発生する,あるいは,逆に電圧を加えると機械的ひずみを発生する性質) を示す結晶性物質の総称。振動子,発…

塩化スズ えんかすず tin chloride

日本大百科全書(ニッポニカ)
スズと塩素の化合物。酸化数Ⅱ、Ⅳのものがある。(1)塩化スズ(Ⅱ) 二塩化スズともいう。スズを塩酸に溶かした溶液から二水和物SnCl2・2H2Oが得られる。…

金属の製錬 きんぞくのせいれん extractive metallurgy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金属は,砂金のように自然に単体として産出するものもあるが,多くは酸化物,硫化物その他種々の化合物の形で地中に存在する。これを鉱石として採取…

酸アミド (さんアミド) acid amide

改訂新版 世界大百科事典
アンモニアNH3分子の水素原子をアシル基RCO-で置換した化合物の総称で,単にアミドamideともいう。置換された水素の数に応じてそれぞれ第一アミド,…

スカンジウム スカンジウム scandium

化学辞典 第2版
Sc.原子番号21の元素.電子配置[Ar]3d14s2の周期表3族金属元素.希土類元素イットリウム族の一つ.原子量44.955912(6).質量数45(100%)の安定同位…

臭化水素 しゅうかすいそ hydrogen bromide

日本大百科全書(ニッポニカ)
臭素と水素との化合物。触媒の存在下で水素と臭素を反応させてつくられる。臭化物にリン酸を作用させるか、赤リンと水の混合物に臭素を作用させても…

塩化アンチモン (えんかアンチモン) antimony chloride

改訂新版 世界大百科事典
目次  塩化アンチモン(Ⅲ)  塩化アンチモン(Ⅴ)  九塩化アンチモンantimony enneachloride塩化アンチモン(Ⅲ),塩化アンチモン(Ⅴ),九塩…

過酸化物 かさんかぶつ peroxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
負2価のO2基を有する酸化物の総称。過酸化水素の誘導体とみなすことができる。アルカリ金属およびアルカリ土類金属の化合物がよく知られており、たと…

キシレン xylene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H4(CH3)2 。ジメチルベンゼン,キシロールともいう。最初に木タールから,次いで石炭タールから見つかった。現在では石油あるいは石油改質…

求電子反応 (きゅうでんしはんのう) electrophilic reaction

改訂新版 世界大百科事典
イオン反応の一種。親電子反応,カチオノイド反応cationoid reactionともいう。一般に陽イオン(水素イオンH⁺やニトロニウムイオンNO2⁺など)やルイ…

赤外線分光分析 せきがいせんぶんこうぶんせき infrared spectroscopic analysis

日本大百科全書(ニッポニカ)
赤外線吸収スペクトルを用いる化学分析の手段。物質に赤外線を照射すると、分子の振動が励起され、照射した赤外線の一部が吸収される。吸収された赤…

C1化学 しーわんかがく

日本大百科全書(ニッポニカ)
1970年代の二度の石油危機と石油価格の高騰は、日本の化学工業の基盤を揺るがし、国際競争力の著しい低下をもたらした。このため化学業界は石油にか…

つまみ‐もの【撮物・摘物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 酒を飲む時に添えて出す少量の食べ物。酒のさかな。つまみざかな。つまみ。おつまみ。[初出の実例]「とほどなくつまみものにてうしさか…

窒素肥料 (ちっそひりょう) nitrogen fertilizer

改訂新版 世界大百科事典
植物に利用できる形態の窒素化合物を含有する資材を窒素肥料という。窒素はタンパク質,核酸,アミノ酸などに含まれる植物の重要元素であり,その欠…

炭素循環 たんそじゅんかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
自然界における炭素化合物の循環をいう。炭素は生体を構成する中心的元素であり、有機化合物の中核をなす。炭素は大気中から生物体に取り込まれ、さ…

ホウ(硼)素 (ほうそ) boron

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  製法  用途  原子炉材料としてのホウ素第ⅢB族に属する非金属元素。ホウ酸ナトリウム(ホウ砂borax)の形で太古から知られており…

AFS条約 えーえふえすじょうやく

日本大百科全書(ニッポニカ)
海洋生物の船舶などへの付着防止のための塗料のうち海洋環境へ悪影響を及ぼすものの使用を規制するための条約。正式名称は「船舶についての有害な防…

有機試薬 (ゆうきしやく) organic reagent

改訂新版 世界大百科事典
試験用・研究用の化学薬品(試薬)のうち,有機化合物から成るものの総称。無機試薬の対。無機試薬に比べて種類が多く,構造も複雑で使用目的が多岐…