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フッ化硫黄 フッかいおう sulfur fluoride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一フッ化硫黄 S2F2 ,二フッ化硫黄 SF2 ,四フッ化硫黄 SF4 ,五フッ化硫黄 S2F10 ,六フッ化硫黄 SF6 の5種の化合物が知られており,S2F10 以外はす…

マジャンディ Magendie, François

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1783.10.15. ボルドー[没]1855.10.7. パリ近郊サンノアフランスの実験生理学者。 1808年パリ大学医学部卒業。 31年コレージュ・ド・フランス教授…

アコニット酸 アコニットさん aconitic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式は C6H6O6 。プロピレン-1,2,3-トリカルボン酸ともいう。普通トランス形をとる。シス形はトリカルボン酸サイクルの一員でクエン酸-イソクエ…

りゅう‐さん〔リウ‐〕【硫酸】

デジタル大辞泉
無機酸の一。純粋なものは無色で粘りけのある油状の液体。一般には水溶液をさし、濃度により希硫酸・濃硫酸という。濃硫酸は水と混合すると多量の熱…

ナフトール なふとーる naphthol

日本大百科全書(ニッポニカ)
ナフタレンの水素原子1個をヒドロキシ基-OHで置換した化合物。その位置により2種の異性体がある。1-ナフトールは無色の柱状結晶。2-ナフトールは無色…

アンモニア【安母尼亜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] ammonia )① 窒素と水素の化合物。分子式 NH3 刺激臭のある無色の気体で、容易に液化する。また、水に溶けやすく、アンモニア水…

シクロブタン しくろぶたん cyclobutane

日本大百科全書(ニッポニカ)
シクロアルカンの一つ。テトラメチレンともいう。無色の可燃性気体。合成法は100℃、ニッケル触媒の存在下のシクロブテンの水素化による。または1,3-…

単体 たんたい simple substance

日本大百科全書(ニッポニカ)
1種類の元素だけでできている物質をいう。たとえばダイヤモンド、石墨、硫黄(いおう)、リン、銅、金、銀、水素ガスなどのようなものは、すべて1種類…

グスタフ・ハインリッヒ・J.A. タンマン Gustav Heinrich Johann Apollon Tammann

20世紀西洋人名事典
1861.5.16 - 1938.12.17 ドイツの物理学者。 元・ゲッティンゲン大学教授。 ロシア出身。 ドルパート大学で化学を学び、C.シュミットの助手として…

シッフ塩基 しっふえんき Schiff base

日本大百科全書(ニッポニカ)
ドイツの有機化学者であるシッフHugo Schiff(1834―1915)が発見した化合物の総称。一般式R1R2C=NR3で示される。アルデヒドまたはケトンと第一アミン…

オキシ水銀化還元 オキシスイギンカカンゲン oxymercuration-reduction

化学辞典 第2版
水またはアルコール中でアルケンと酢酸水銀(またはほかの水銀塩)を付加反応させ,アルケンを酸化すると同時に水銀化し,ついで還元する方法.付加反…

フラーレン フラーレン fullerene

化学辞典 第2版
化学式 Cn(nは32~100以上までの偶数)で示される炭素のみからなる大型分子.炭素原子が六角形および五角形でつながりあった球殻状分子.化学的に非常…

ステロイド steroid

日中辞典 第3版
〈生化〉甾族化合物zāizú huàhéwù,类固醇lèigùchún.ステロイド剤类…

塑料 sùliào

中日辞典 第3版
[名]プラスチック.(ベークライト・セルロイド・塩化ビニールなどの)可塑性高分子化合物の総称.→~塑料袋/.~棚p…

光学異性【こうがくいせい】

百科事典マイペディア
立体異性の一つ。一般の化学的・物理的性質は同じで,旋光性だけが異なる異性をいう。右旋性のもの(d‐または+で示す)と左旋性のもの(l‐または−で…

ガドリニウム gadolinium

改訂新版 世界大百科事典
周期表第ⅢA族に属する希土類元素のうちのランタノイドの一つ。1880年スイスのマリニャックJean Charles Galissard de Marignacはサマルスキー石から…

きょくせいそうけん‐うん【極成層圏雲】

デジタル大辞泉
極地や高緯度地域で、成層圏の高度20キロメートル付近に現れる特殊な雲。セ氏零下80度程度まで気温が下がり、大気中の水蒸気・硝酸・硫酸などが凝結…

モアッサン

百科事典マイペディア
フランスの化学者。初めパリで薬剤師の助手を務め,のちE.フレミーのもとで化学を修得。1884年からフッ素に関する研究を行い1886年フッ素の単離に成…

ホウ素

知恵蔵
ホウ素化合物では、ホウフッ化水素酸が半導体工場で、ホウフッ酸塩がアルミニウム製造工場で、ホウ酸がメッキ工場、ガラス工場、医薬品(目薬)工場な…

薬液注入工法 (やくえきちゅうにゅうこうほう) chemical grouting

改訂新版 世界大百科事典
地下工事の安全性を高めることなどのために,水ガラスなどの薬液を地盤の間隙に圧入し,地盤中の水の流れを止めたり,地盤の強度を増加させる工事方…

エリック・アマンド・ヨセフ ヒュッケル Erich Armand Arthur Joseph Hückel

20世紀西洋人名事典
1896.8.9 - 1980.2.16 ドイツの物理化学者。 元・マールブルク大学教授。 シャルロッテブルク生まれ。 有機化学者ウォルター・ヒュッケルの弟で、…

タール(油状物質) たーる tar

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機物の熱分解によって生成する褐色から黒色の粘稠(ねんちゅう)性油状物質の総称。木(もく)タール、石油ピッチなどがあるが、狭義には石炭の乾留で…

メチルアミン めちるあみん methylamine

日本大百科全書(ニッポニカ)
脂肪族アミンの代表的なものの一つ。アンモニアの水素一原子をメチル基-CH3で置換した化合物。アンモニアに似たにおいの無色の気体。ニシンを漬けた…

リグナン りぐなん lignan

日本大百科全書(ニッポニカ)
植物体内、とくに樹脂分から得られるアルコールまたはフェノール成分の総称であり、レジノールまたは樹脂アルコールともよばれる。通常、ヒドロキシ…

スマートポリマー

知恵蔵mini
様々な外的環境の変化(刺激)に応答し、自らその性質を瞬時に変化させるポリマー(高分子の有機化合物=プラスチックの一種)のこと。温度・ペーハー・磁…

マンナン mannan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
マンノースをおもな構成単位とする多糖類の総称。マンノースのみから成るものもあるが,ガラクトースあるいはグルコースを含むものもあり,これらは…

赤外線吸収スペクトル せきがいせんきゅうしゅうスペクトル infrared absorption spectrum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
赤外線領域 (多くの場合,波数 4000~650cm-1 ) に現れる分子の振動に基づく吸収スペクトル。 IRスペクトルとも略称する。ラマンスペクトルとともに…

岩絵具 いわえのぐ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
天然に産する鉱物を原料とする絵具。無機顔料。水に溶解しない粉末で膠水と練り合せて用いる。鮮明な色調を長期間保ち,東洋絵画の絵具の主流。藍銅…

グリコール glycol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
二価アルコール。2つの水酸基が異なった炭素原子に結合しているアルコールの総称。一般式 R(OH)2 。水酸基の結合相互位置によって1,2-,1,3-グリコ…

ニンヒドリン ニンヒドリン ninhydrin

化学辞典 第2版
2,2-dihydroxy-1H-indane-1,3-dione.C9H6O4(178.14).1,3-インダンジオンを二酸化セレンで酸化するか,フタル酸ジメチルと酢酸エチルを縮合させて1,…

ノイラミン酸 ノイラミンサン neuraminic acid

化学辞典 第2版
5-amino-3,5-dideoxy-D-glycero-D-galacto-nonurosonic acid.C9H19NO8(267.24).略称Neu.シアル酸の基本化合物.天然には遊離の形では存在しない.…

配位子場吸収帯 ハイイシバキュウシュウタイ ligand field absorption band

化学辞典 第2版
配位子と中心イオンの軌道の相互作用によってd軌道が分裂し,d軌道のエネルギーと電子間反発エネルギーから得られる準位間の電子遷移によって観測さ…

CP-MAS(シーピーマス) シーピーマス

化学辞典 第2版
cross polarization magic angle spinningの略称.交差分極(CP)とマジック角回転(MAS)を組み合わせた固体高分解能NMRの測定法.交差分極でシグナル感…

イオン重合 いおんじゅうごう ionic polymerization

日本大百科全書(ニッポニカ)
重合反応の一形式で、成長していく連鎖の末端がイオンであるものをいう。それがラジカル(遊離基)であればラジカル重合である。カチオン重合とアニ…

ユウロピウム ユウロピウム europium

化学辞典 第2版
Eu.原子番号63の元素.電子配置[Xe]4f 76s2の周期表3族ランタノイド元素.希土類元素の一つで,ランタノイドの中間に位置するので,イットリウム族…

もの‐なら・う(‥ならふ)【物習】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ⇒もの(物)習う

もの‐はゆ・し【物映】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞ク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となくまばゆい。また、何となくきまりがわるくて恥ずかしい。おもはゆい。〔名語記(1275)〕物映ゆし…

もの‐さみし・い【物寂・物淋】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ものさみし 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) =ものさびしい(物寂)[初出の実例]「いと物淋(モノサミ…

海洋投棄規制条約【かいようとうききせいじょうやく】

百科事典マイペディア
陸上で発生した廃棄物を船,飛行機,海洋施設から海洋へ投棄することを規制する条約。正式名称は〈廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関…

ヨウ化水銀 ようかすいぎん mercury iodide

日本大百科全書(ニッポニカ)
水銀とヨウ素の化合物。一価および二価の化合物が知られている。(1)ヨウ化水銀(Ⅰ) 黄色ヨード汞(こう)ともいう。化学式Hg2I2、式量655.0。黄緑色粉…

エチレンジアミン四酢酸 えちれんじあみんしさくさん ethylenediaminetetraacetic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
エチレンジアミンテトラ酢酸ともいい、EDTAと略称される。無色の結晶性粉末。 エチレンジアミンとクロロ酢酸ナトリウムとを水酸化ナトリウム溶液中…

レーン(Jean-Marie Lehn) れーん Jean-Marie Lehn (1939― )

日本大百科全書(ニッポニカ)
フランスの化学者。アルザス地方の古い町ロスハイムに生まれる。ストラスブール大学で化学を学び、1963年同大学で博士号を取得した。ハーバード大学…

リボヌクレオチド リボヌクレオチド ribonucleotide

化学辞典 第2版
リボヌクレオシドのリン酸エステルの総称.ヌクレオシドの名称によって,それぞれアデニル酸,グアニル酸,シチジル酸,ウリジル酸という.RNAはリボ…

ハロゲン化物 ハロゲンカブツ halogenide, halide

化学辞典 第2版
ハロゲンと他の元素との化合物で,周期表中のほとんどすべての元素はハロゲン化物をつくり,一般にもっとも重要で普通にみられる化合物である.元素…

さがし‐もの【捜物・探物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ある物のあり場所をさがしもとめること。また、そのもの。[初出の実例]「彼は其の本願の捜し物を」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚…

付加 (ふか) addition

改訂新版 世界大百科事典
不飽和結合(C=C,C≡C,C=O,C=N,C≡Nなど)に水素,ハロゲン,ヒドリドイオン,有機金属化合物,水,アルコール,酸などが付加する反応の総称で…

ポリ硫化物 ポリリュウカブツ polysulfide

化学辞典 第2版
R-[S]n-R(n ≧ 2,R ≠ H)で表される硫黄原子鎖をもつ化合物の総称(IUPAC用語集).多硫化物ともいう.RS2Rは除外されることもある.[S]n は二価の陰イ…

テトラヒドリドアルミン酸塩 テトラヒドリドアルミンサンエン tetrahydridoaluminate

化学辞典 第2版
遊離酸は得られていないが,Li,K,Na,Cs,Mg,Caなどの塩MⅠ[AlH4]が得られている.とくにLi塩は用途も広い.Li塩は,エーテル中でAlCl3とLiHとの反…

ウェルナー ウェルナー Werner, Alfred

化学辞典 第2版
ドイツ生まれのスイスの化学者.スイスのチューリヒ工科大学で化学を学び,1889年卒業後,無給助手を務めながらA.R. Hantzsch(ハンチ)のもとで研究し…

バリン ばりん valine

日本大百科全書(ニッポニカ)
α(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はValまたはV。1906年E・H・フィッシャーが構造を決めた。α-アミノイソバレリアン酸(吉草酸(きっそうさん))α-Ami…