「成分」の検索結果

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運搬作用 うんぱんさよう transportation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
流動する水が岩屑を他の場所へ運ぶ作用。化学的に溶解された岩屑が水の流動とともに運搬される場合を溶流という。岩屑粒が水底に沿って運搬される場…

溺水 できすい drowning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
淡水または海水におぼれること。その際体内に種々の障害が起る。水が鼻孔や口から侵入して気道を閉塞したり,喉頭けいれんを起して呼吸困難に陥り,…

溶体化処理 ようたいかしょり solution treatment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化合物となっている合金元素を原子の状態で溶け込ませるための熱処理。銅はアルミニウム中に常温では 0.3%程度しか固溶しないが,584℃では 5.7%固溶…

エレオステアリン酸 エレオステアリンサン eleostearic acid

化学辞典 第2版
9,11,13-octadecatrienoic acid.C18H30O2(278.44).CH3(CH2)3(CH=CH)3(CH2)7COOH.グリセリドとして,中国産のきり油中に存在する.α酸(9Z,11E,13E)…

アビエチン酸 アビエチンサン abietic acid

化学辞典 第2版
C20H30O2(302.45).ジテルペンに属するカルボン酸.松やにから水蒸気および酸処理によって生じるロジンの主成分であるが,マツが分泌する生の樹脂に…

さび サビ rust

化学辞典 第2版
金属あるいは合金の腐食生成物のうち,固体のものをいう.鋼のさび層は,比較的緩く付着している外層と,強く密着している内層からなっているが,組…

いわて短角和牛[畜産] いわてたんかくわぎゅう

事典 日本の地域ブランド・名産品
東北地方、岩手県の地域ブランド。岩手県産の和牛肉(日本短角種に限る)。南部藩時代に沿岸と内陸を結ぶ「塩の道」の物資輸送に使われていた在来種の…

分子結晶 (ぶんしけっしょう) molecular crystal

改訂新版 世界大百科事典
分子内の強い結合力に比べて格段に弱い分子間の力によって分子が集まって作る結晶。一般に融点が低い。この分子間の力は,気体の場合の分子間の相互…

土壌改良 どじょうかいりょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
作物生産の基礎である土壌に有機質あるいは無機質の資材を投入し、栽培作物の生育収量がよくなるように土壌の物理的・化学的および生物的な性質を改…

ピッチ ぴっち pitch

日本大百科全書(ニッポニカ)
石炭や木材などの有機物質を乾留して得られるタール、原油、石油留分を熱や触媒を用いて分解した際に得られる副生黒色重質油を蒸留した残留物。常温…

グッタペルカ ぐったぺるか gutta-percha

日本大百科全書(ニッポニカ)
マレーシア原産のアカテツ科パラキウム属の植物(学名:Palaquium gutta)の樹液が固まった天然樹脂で、ガタパーチャともいう。主成分はトランス-1,4…

地質温度計 ちしつおんどけい

日本大百科全書(ニッポニカ)
岩石あるいは鉱物ができたときの温度を推定する手掛りになるものを地質温度計という。普通に使われている温度計のような目盛りのついた計器があるわ…

ヒル(蛭)石 (ひるいし) vermiculite

改訂新版 世界大百科事典
急熱するとヒルのようにのびる鉱物で,黒雲母,金雲母,バーミキュライトの中間型である。黒雲母および金雲母が加水分解して生じる。とくに,花コウ…

ガリウム銅鉱 がりうむどうこう gallite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ガリウム(Ga)を主成分とする硫化鉱物の一つ。1958年ガリウムの最初の独立鉱物としてナミビアのツメブTsumeb鉱山から記載された。黄銅鉱の鉄(Fe)…

毒作用 ドクサヨウ poisoning

化学辞典 第2版
被毒ともいう.触媒表面と強く結合する分子種の立体障害あるいは電子的相互作用により反応速度が低下する現象.触媒側からみて被毒とよんでいる.反…

排水処理 ハイスイショリ wastewater treatment

化学辞典 第2版
生活汚水,産業廃水から汚濁物質を除去し,排出基準に適合した水質にする浄化処理.一般に処理は,沈殿池や浮上分離装置などを用いて,個体物質や懸…

木タール もくたーる wood tar

日本大百科全書(ニッポニカ)
木材を乾留して得られる液体を静置すると二層に分かれるが、そのうちの上層を木酢(もくさく)といい、下層の黒褐色の粘液を木タールという。木タール…

吉村 信吉 ヨシムラ シンキチ

20世紀日本人名事典
昭和期の気象技師,湖沼学者 中央気象台海洋課陸水掛長。 生年明治40(1907)年8月21日 没年昭和22(1947)年1月21日 出生地東京 学歴〔年〕東京帝国大…

ベルチェ鉱 べるちぇこう berthierite

日本大百科全書(ニッポニカ)
硫塩鉱物の一つ。鉄のみを主成分とする2種のうちの一つ。もう1種類は近縁種のガラベッリ鉱garavellite(化学式FeSbBiS4)。マンガン置換体クレル鉱と…

モンモリロナイト montmorillonite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
粘土鉱物の一種。 (Na,Ca)0.3(Al,Mg,Fe3+,Li)2~3(Si,Al)4O10(OH)2・nH2O 。ベントナイトの主成分鉱物。単斜晶系。比重2~3,硬度1~2。白,黄…

レス

百科事典マイペディア
黄土(おうど)/(こうど)ともいう。ごく細粒で灰黄色の風成堆積物の総称。華北,北米中央部,ヨーロッパのイギリス海峡から黒海に至る帯状地帯に典型…

酸素【さんそ】

百科事典マイペディア
元素記号はO。原子番号8,原子量15.99903〜15.99977。融点−218.4℃,沸点−182.96℃。周期表第VI族に属し,酸素族元素の一つ。1774年プリーストリーと…

風浪 (ふうろう) wind wave

改訂新版 世界大百科事典
風波と書いて,〈ふうは〉〈かぜなみ〉あるいは〈かざなみ〉と呼ぶこともある。水面上を吹く風から直接エネルギーが供給されて発達中の波浪をいう。…

パイチュウ【白酒 ((中国))】

飲み物がわかる辞典
中国酒で、穀類を原料とする蒸留酒の総称。主原料はもっとも一般的なものはコーリャン(中国産のもろこしの一種)で、そのほかコーリャン・もち米・…

放散虫 ほうさんちゅう Radiolaria

日本大百科全書(ニッポニカ)
大きさ数十マイクロメートルから数ミリメートルの原生動物(原生生物)。原形質からなる軟体部と骨格(殻(から))よりなる。原形質は中心嚢(のう)被…

ペプチドホルモン ペプチドホルモン peptide hormone

化学辞典 第2版
ホルモン作用を示すペプチドの総称.その分子量は,トリペプチドから数万のタンパク質まである.(1)神経情報により下垂体ホルモンの分泌を調節する視…

シトステロール シトステロール sitosterol

化学辞典 第2版
α1-,β-,γ-シトステロールの3種類が知られている.【Ⅰ】 α1-シトステロール(α1-sitosterol).C30H50O(426.73).シトロスタジエノールともいう.ナス…

エタノール エタノール ethanol

化学辞典 第2版
C2H6O(46.07).CH3CH2OH.エチルアルコールともいう.脂肪族飽和アルコール類の一つ.単にアルコールともいわれる.酒の成分で酒精という名称もある…

ナスタチウム

食の医学館
夏になると赤、黄、オレンジなど、色とりどりの花を咲かせる華やかなハーブ。和名を「キンレンカ」といいます。  ナスタチウムには食欲増進、利尿、…

カイニン酸 (カイニンさん) kainic acid

改訂新版 世界大百科事典
1953年村上信三,竹本常松によって,駆虫薬として古くから用いられていたマクリ(カイニンソウ)の有効成分として抽出されたもので,その後合成され…

緑柱石 (りょくちゅうせき) beryl

改訂新版 世界大百科事典
ベリリウムの主要な鉱石鉱物の一つで,美しいものは宝石としても用いられる。成分Be3Al2Si6O18。少量のナトリウム,カリウム,リチウム,セシウムな…

ネオジム ねおじむ neodymium

日本大百科全書(ニッポニカ)
周期表第3族に属し、希土類元素の一つ。1885年オーストリアのウェルスバハは、それまで元素と考えられていたジジムdidymを二つの成分に分けることに…

カラムクロマトグラフィー からむくろまとぐらふぃー column chromatography

日本大百科全書(ニッポニカ)
クロマトグラフィーを分離操作上の形式から分類した1種。吸着剤その他として適当な物質を固定相としてガラス管のような管に詰め、管の一端に少量の混…

胆石症 たんせきしょう cholelithiasis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
胆道あるいは胆嚢内に結石 (胆石) を生じる疾患。中年以上の女性に多い。胆石は成分から,コレステリン (コレステロール) 石,ビリルビン石などに分…

エチルアルコール ethyl alcohol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エタノールともいう。化学式 C2H5OH 。各種アルコール飲料に含まれているため,酒精とも呼ばれる。日本酒 15%,ビール2~6%,ウイスキーには 35~43%…

カルテシアン空間 カルテシアンくうかん Cartesian space

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
デカルト空間ともいう。特にこの空間に距離を定義するとき,それをユークリッド空間というが,両者は同義的に用いられることもある。近代数学では,…

ソジュ そじゅ / 焼酒

日本大百科全書(ニッポニカ)
朝鮮半島の蒸留酒で、日本の焼酎(しょうちゅう)と同じもの。薬酒(ヤクチュ)(清酒(チョンジュ))やマッコリ(マッカリ)と同じ小麦麹(こうじ)の麯子(…

放射能泉 ほうしゃのうせん

日本大百科全書(ニッポニカ)
温鉱泉1キログラム中にラドンRnを20×10-10キュリー(5.5マッヘ、74ベクレル)以上含むか、ラジウムRaを1×10-8ミリグラム以上を含む温泉。ラドンが30×…

方解石 ホウカイセキ calcite

化学辞典 第2版
CaCO3.たい積岩,火成岩,熱水鉱床中に産出する.また鐘乳石,石筍(じゅん)などをつくる.三方晶系,空間群 Rc,格子定数 a0 = 0.498,c0 = 1.702…

海藻 (かいそう)

改訂新版 世界大百科事典
目次  分布  生殖  増養殖  成分と利用  食用の歴史海産植物のうちプランクトン以外の定着性のもので,日本では古くから食用にされ,親し…

脈絡膜 みゃくらくまく

日本大百科全書(ニッポニカ)
眼球壁を構成するのは3枚の膜で、内層から網膜、眼球中膜(あるいは眼球血管膜)、強膜とよぶが、眼球中膜の大部分は脈絡膜からなる。脈絡膜は、網膜…

昆虫アレルギー(アレルギー性疾患)

内科学 第10版
定義・概念  昆虫アレルギーは,昆虫由来の成分を抗原とするアレルギー反応からなる症状をいう. (1)刺咬によるアレルギー  有刺昆虫の毒液成分…

タンパク質

栄養・生化学辞典
 文部科学省の学術用語では,タンパク質と書き,厚生労働省では,第六次改定日本人の栄養所要量などで,たんぱく質とし,医学会の医学用語管理委員…

圧力 (あつりょく) pressure

改訂新版 世界大百科事典
二つの物体が接触して押し合っているときに,その接触面で両物体が及ぼし合っている力。一つの物体内でもその内部の各部分が互いに押し合っていると…

はいうっけつはいすいしゅ【肺うっ血/肺水腫 Pulmonary Congestion/Pulmonary Edema】

家庭医学館
[どんな病気か]  肺うっ血とは、肺を循環している血管の中の血液量が、多くなっている状態をいいます。  また、肺水腫というのは、肺うっ血が進…

コーヒー

食の医学館
《栄養と働き》  コーヒーが飲料として利用されるようになったのは、6世紀ごろのこと。当初、コーヒーはアラビアのイスラム教徒のあいだで、体調を…

大気汚染による呼吸器病 たいきおせんによるこきゅうきびょう Respiratory disease due to air pollution (中毒と環境因子による病気)

六訂版 家庭医学大全科
どんな病気か・原因は何か 大気汚染の原因となる物質には、硫黄酸化物(いおうさんかぶつ)(SOx)、窒素(ちっそ)酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、…

溶岩【ようがん】

百科事典マイペディア
火口から地上に噴出したマグマ,またはそれが冷却固結してできた岩石。成分としてはケイ酸塩の溶融体が多く,固結した溶岩の大部分は非晶質か細粒結…

熟畑 じゅくはた

日本大百科全書(ニッポニカ)
未耕地や開墾地の土壌は初期のうちは作物のできが悪いが、肥料や堆厩肥(たいきゅうひ)などを入れ栽培を続けているうちに、しだいに作物の生産に適し…

伴義雄 ばんよしお (1921―1994)

日本大百科全書(ニッポニカ)
薬学者。東京に生まれる。東京帝国大学卒業。菅沢重彦の指導を受け、トコン(吐根)のアルカロイド、エメチンの合成研究で薬学博士となる。北海道大…

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期日前投票制度は、2003年6月11日公布、同年12月1日施行の改正公職選挙法によって創設された。投票は原則として投票日に行われるものであるが、この制度によって、選挙の公示日(告示日)の翌日から投票日...

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