「成分」の検索結果

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活性中心 (かっせいちゅうしん) active center

改訂新版 世界大百科事典
不均一系触媒反応で固体触媒の働きを説明するために,1925年イギリスのテーラーH.S.Taylorは,触媒表面の特別な部分,たとえば原子配列の不規則な部…

カード curd

改訂新版 世界大百科事典
脱脂乳に酸または凝乳酵素を加えてできるカゼインを主成分とする凝固物をいう。牛乳の主要タンパク質であるカゼインは,等電点がpH4.6であるので酸を…

煙灰 (えんばい) flue cinder

改訂新版 世界大百科事典
鉱石を製錬する工程で発生するガスや石炭,重油を燃焼する際の廃煙および都市ごみを燃焼する際に生成する煙には,煤塵(ばいじん)が含まれ,その含…

鉛白 (えんぱく) white lead

改訂新版 世界大百科事典
炭酸水酸化鉛(Ⅱ)の慣用名。塩基性炭酸鉛ともいう。これを主成分とする白色顔料名でもあり,白鉛とも呼ばれる。化学式2PbCO3・Pb(OH)2。白色六方…

吸収器 キュウシュウキ absorber

化学辞典 第2版
気体中の目的成分を溶剤中に効率よく吸収させる装置.吸収器を気-液相の接触形式によって分類すると,階段接触型と連続接触型に大別できる.たとえば…

天王星型惑星 てんのうせいがたわくせい

日本大百科全書(ニッポニカ)
太陽系内の小惑星帯の外側にある惑星で、天王星と海王星のこと。海王星型惑星ともいう。氷主体の天体であることから、巨大氷惑星Ice Giantともいう。…

溶脱層 ようだつそう eluvial horizon

日本大百科全書(ニッポニカ)
土壌の垂直断面にみられる特徴的な層(正しくは層位)の一つで、溶脱層位ともいう。一般に表層付近にあり、下部に続く集積層(位)と対(つい)になっ…

橘園たちばなえん

日本歴史地名大系
佐賀県:鹿島市行成分村橘園[現]鹿島市大字納富分字行成鬼塚(おにづか)北方に位置する微高地。石塔婆が数基残存している。「鹿島志」は「能美の…

ビタミン

百科事典マイペディア
動物,菌類,微生物などの発育と維持に不可欠な有機性の微量有効成分のうち,一般に生体内で合成不可能なものをいう。生物の種類により生合成の能力…

小麦粉 (こむぎこ) wheat flour

改訂新版 世界大百科事典
目次  製造  種類と等級  成分と栄養  日本での利用史小麦を粉砕し,ふるいで皮部と胚芽を分離し,胚乳部を集めたもの。小麦は外皮が強靱で…

インゲンマメ

食の医学館
《栄養と働き》  豆の形も色もさまざまな種類があるインゲンマメは中南米原産で、17世紀なかばに隠元禅師(いんげんぜんじ)が中国から伝えたといわれ…

コルク cork

改訂新版 世界大百科事典
目次  コルク組織 cork tissue(phellem)樹皮からとりだされる軽くて弾力のある物質。瓶の栓などに使われる。ヨーロッパ南部,北アフリカに生え…

ハイゼンベルク模型 (ハイゼンベルクもけい) Heisenberg model

改訂新版 世界大百科事典
強磁性とは電子のスピンが整列することであるが,その明快な説明は量子力学成立後ただちにW.K.ハイゼンベルクによって与えられた。対応原理の範囲で…

線維腺腫(乳腺疾患)

内科学 第10版
定義・概念  乳房内に発生する間質成分と上皮性成分の増殖によって構成される混合腫瘍である. 分類  管内型,管周囲型,類臓器型,乳腺症型の4つ…

クリオグロブリン血症(血漿蛋白異常をきたす疾患)

内科学 第10版
(6)クリオグロブリン血症  1933年にWintrobeとBuellらは,骨髄腫症例の血清サンプル中にクリオグロブリン(cryoglobulin)をはじめて発見して報告…

大気【たいき】

百科事典マイペディア
天体の表面をとりまいている気体。地球以外の惑星にも存在するが,地球大気を意味することが多い。大気の全質量は約5.3×1021g,密度は地上の標準状態…

グッタペルカ guttapercha

改訂新版 世界大百科事典
ガッタパーチャとも呼ばれる熱可塑性のゴムに似た物質。アカテツ科のパラクイウム属Palaquiumおよびパエナ属Payena植物の乳液が固まったもの。乳液の…

木酢液 (もくさくえき)

改訂新版 世界大百科事典
木材乾留や製炭の際に発生するガスを冷却すると液状物が生ずる。これを放置すると2層に分かれるが,上層が木酢液,下層が木タールである。木酢液は大…

スピライト spilite

改訂新版 世界大百科事典
海底噴出した玄武岩が低度の変成作用や海洋底変質作用を受けてできた岩石。もともとの玄武岩の構造や組織はそのまま変わらずに,Caに富む斜長石が曹…

アマハステビア Stevia rebaudiana Hemsl.

改訂新版 世界大百科事典
1970年に日本に導入された葉から甘味料を採る新しい作物である。属名をとって単にステビアとも呼ばれる。パラグアイ原産のキク科の多年草で,古くか…

石灰硫黄合剤 (せっかいいおうごうざい) lime sulfur

改訂新版 世界大百科事典
硫黄と生石灰の混合液を加圧下,加熱して製造される殺菌剤で,多硫化石灰CaSxを主成分として含み,アルカリ性を示す赤褐色透明の液体である。開発の…

噛みタバコ

知恵蔵mini
加工した葉タバコを頬に含んだり噛んだりして使用する嗜好品。使用中、口の中に溜まった唾液は、飲み込むと胃などを痛めニコチン中毒を起こす危険が…

銑鉄 せんてつ pig iron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鉄の高炉で生産される粗製の鉄。通常炭素 3~4%,ケイ素 Si 0.5~1.4%,マンガン Mn 0.2~1.0%,ほかに不純物としてリン,硫黄,銅などを含み,製鋼…

塩類土壌 えんるいどじょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
大陸内部の乾燥地域のなかで、局地的凹地に生ずる土壌。ナトリウム塩(NaCl,Na2CO3など)を多量に含んでいる。日本をはじめ多くの温暖多雨気候の土地…

構造言語学 こうぞうげんごがく structural linguistics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
言語はばらばらな成分の寄せ集めではなく,一定の構造・体系をもつものである,という想定のもとに,その構造と機能を研究しようとする言語学。この…

電気銅 でんきどう electrolytic copper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
電解銅,陰極銅ともいう。もともと電解で精製して陰極に析出した銅であるが,これは粗面でまた電解液成分を内包するので,反射炉,電気炉などで溶解…

ジギタリス Digitalis purpurea L.

改訂新版 世界大百科事典
目次  生薬としてのジギタリス  名の由来,民俗ヨーロッパ原産で,観賞または薬用のため栽培されるゴマノハグサ科の多年草。一名キツネノテブク…

基板ガラス きばんがらす glass substrate

日本大百科全書(ニッポニカ)
電子部品などの基板に用いられる板状のガラスの総称。液晶ディスプレー用基板ガラス、プラズマディスプレー用基板ガラス、磁気ディスク(ハードディ…

ムシゴケ むしごけ [学] Thamnolia vermicularis Ach.

日本大百科全書(ニッポニカ)
地衣類の1種。不完全地衣類に分類される場合と、サルオガセ科の1種とされる場合がある。地衣体は白色または灰白色で、長さ3~7センチメートルぐらい…

発煙硫酸 はつえんりゅうさん fuming sulfuric acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
濃硫酸に多量の三酸化硫黄(いおう)SO3を吸収させたもの。SO3の含有量の低いものは粘性のある油状の液体で、オレウムoleumともよばれる。つねに三酸化…

ペクチン

食の医学館
 ジャムといえば真っ先に思い浮かべるのがイチゴジャムです。その甘さから、ダイエットの大敵のように考えられて、若い女性には不人気なようです。 …

くまざさえきす【クマ笹エキス】

食の医学館
○栄養成分としての働き  クマ笹はたんぱく質、脂肪、ビタミンB1、B2、K、カルシウムのほか、マグネシウム、リンなどのミネラルを含んでいます。ビ…

ボージョレ・ヌーボー

知恵蔵mini
フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で造られるワインのうち、ブドウが収穫されたその年に醸造・出荷される新酒(ヌーボー)のこと。ボジョレ…

六界 (ろっかい)

改訂新版 世界大百科事典
界はサンスクリットのdhātuの訳で,本来は成分,要素を意味するが,さらに世界,境界などの意味にも用いられている。(1)宇宙の森羅万象を構成する…

リピドーシスについて Lipidosis (子どもの病気)

六訂版 家庭医学大全科
 体を構成する細胞はさまざまな物質を合成していますが、一方、古くなった成分や外部から取り込んださまざまな物質を分解(加水分解)して再利用も…

黒田チカ クロダ チカ Kuroda, Chika

化学辞典 第2版
日本の有機化学者.佐賀県に生まれる.1901年佐賀師範学校女子部を卒業し,教職を務めた後,東京女子高等師範学校理科研究科に進学し,1909年卒業,…

ダブルベース推進薬 ダブルベーススイシンヤク double base propellant

化学辞典 第2版
ニトロセルロースを,ほぼ同量のニトログリセリンのなかにコロイド状に分散させて硬化させた均質系固体推進薬で,主としてロケット弾や小型ミサイル…

U-ドリンク

事典 日本の大学ブランド商品
[飲料]崇城大学(熊本県熊本市)の大学ブランド。生物生命学部応用生命科学科・上岡龍一教授が開発し、大学発のベンチャー企業である株式会社健康…

どうか‐さよう(ドウクヮ‥)【同化作用】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① マグマが周囲の岩石を溶かしてマグマ中に取り入れること。また、周囲の岩石と化学反応して成分が変化すること。同化。② 生物体の物質代…

熬 áo [漢字表級]1 [総画数]14

中日辞典 第3版
1 [動]1 (穀類などを水に入れ)長時間煮る,煮て糊状にする.~粥zhōu/かゆを作る.→~熬汤/.2 煮つめる.煎じる.成分…

チオエーテル thioether

改訂新版 世界大百科事典
2価の硫黄原子に炭化水素基が結合した形の有機化合物R-S-R′。エーテルの酸素原子の代りに硫黄原子が入った構造であることから,チオエーテルと総称…

ソーダ soda

改訂新版 世界大百科事典
炭酸ナトリウムNa2CO3の俗称。曹達と書くこともある。頭痛(の薬)を意味するアラビア語ṣudāに由来。広義には炭酸ナトリウムNa2CO3またはその水和物…

アミノ酸【アミノさん】

百科事典マイペディア
アミノ基−NH2とカルボキシル基−COOHをもった化合物の総称。一般式でR・CH・NH2・COOHと表されるものを,α‐アミノ酸という。アミノ基とカルボキシル基…

熟成 じゅくせい

日本大百科全書(ニッポニカ)
自然に含まれる酵素、あるいは細菌の酵素などを利用して、食品にうま味や風味を出す、柔らかくするなど、品質を向上させるための工程をいう。熟成さ…

低融点ガラス ていゆうてんがらす low melting glass

日本大百科全書(ニッポニカ)
低融点の温度に関する厳密な定義はないが、ソーダ石灰(ソーダライム)系の通常ガラスや、金属、セラミックスなどの基材が耐えうる600℃以下程度の低…

直交変換 ちょっこうへんかん

日本大百科全書(ニッポニカ)
平面または空間を自分自身に写す写像で、内積(点の座標の成分どうしの積の和)を変えないようなものをいう。基本的なものとして、平面においては、…

塩入松三郎 しおいりまつさぶろう (1889―1962)

日本大百科全書(ニッポニカ)
土壌学者。長野県に生まれる。1914年(大正3)東京帝国大学農芸化学科を卒業。農商務省農事試験場土性部に入り、1922年同場農芸化学主任となり、1936…

反粒子 はんりゅうし antiparticle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ある素粒子と同じ質量,スピン,寿命をもち,加法的内部量子数の符号が逆である粒子をその素粒子の反粒子という。ただし加法的内部量子数とは,電荷…

社会=経済的地位尺度 しゃかい=けいざいてきちいしゃくど socio-economic status scale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
生活水準ないし生活程度を調査する方法の一つで,F.S.チェーピン,A.リーイの都市,W.H.シューエルの農村家族に関する尺度が有名である。チェーピン…

タラソセラピー thalassotherapy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヨーロッパで 100年ほど前から行われている海洋療法。もともとはリハビリテーションを目的に開発された療法であるが,海水や海藻の美容効果が日本で…

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