カバ kava
- 改訂新版 世界大百科事典
- オセアニア地域で広く飲用されている麻酔性飲料。カバはコショウ科の草本性灌木カバPiper methysticum Forst.からつくられる。ポリネシアではカバ,…
カラギーナン carrageenan
- 改訂新版 世界大百科事典
- 紅藻類スギノリ科(スギノリ,ヤハズツノマタ,ツノマタ),ミリン科(キリンサイ)などの海藻より製造した食用糊料。原藻を乾燥・漂白後,細胞間物…
リビングストン鉱 りびんぐすとんこう livingstonite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水銀(Hg)とアンチモン(Sb)のみからなる唯一の硫塩鉱物であると同時に、過剰の硫黄(いおう)(S)を含むことが実証されている種。すなわち構成成分…
ノンシリコーンシャンプー のんしりこーんしゃんぷー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 多くのシャンプーでコーティング剤として配合しているシリコーンを含まないシャンプー。シリコーンはケイ石を原料にした化合物で、洗濯用の柔軟剤、…
l型二重項 エルガタニジュウコウ l-type doubling, l-type doublet
- 化学辞典 第2版
- 直線多原子分子,対称こま分子,および球こま分子の縮重振動の回転準位に現れる.縮重振動によって分子軸のまわりに生じる角運動量の量子数lt と,回…
ヘキソース ヘキソース hexose
- 化学辞典 第2版
- 六炭糖ともいう.炭素数が6個の単糖の総称.アルドヘキソースとケトヘキソースとに大別される([別用語参照]アルドース,ケトース).遊離の状態のほか…
レストレスレッグス症候群治療剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《ガバペンチン エナカルビル製剤》 レグナイト(アステラス製薬) 中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群の治療に用いる薬です…
先天性結合織疾患に伴う心血管病変(循環器系の疾患)
- 内科学 第10版
- 先天性結合織疾患は,中胚葉由来で構造の支持に関与する結合組織の構成成分に,遺伝子異常が原因となり異常をきたす疾患である.そのうち心血管病…
小竹 無二雄 コタケ ムニオ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の化学者 大阪大学名誉教授;大阪市立大学名誉教授。 生年明治27(1894)年11月30日 没年昭和51(1976)年9月18日 出生地富山県 学歴〔年〕東北帝…
mucus
- 英和 用語・用例辞典
- (名)粘液mucusの関連語句dried mucus鼻くそeye mucus目やにgastric mucus胃粘液mucus antigen粘液抗原mucus component粘液成分mucus membrane粘膜muc…
ヒ(砒)酸塩鉱物 (ひさんえんこうぶつ) arsenate mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒ酸根(AsO4)3⁻を基本の化学成分として含有する塩類鉱物。無水物,酸性塩,含水物などがあり,またヒ素Asの一部をリンP,バナジウムVなどの原子で…
後退変成作用
- 岩石学辞典
- 風化作用以外の原因で,変成岩がより低変成度の岩石に変化することで,一般に岩石が生成した時よりも低い温度で変成作用を受けること[Harker : 1932…
電波星カタログ (でんぱせいカタログ) radio star catalogue
- 改訂新版 世界大百科事典
- 電波で宇宙を観測すると,大きく広がった成分と,星のように点状のものとが存在する。前者を背景放射,後者を電波星,またはある程度広がったものを…
ささげいりせきはん【ササゲ入り赤飯】
- 食の医学館
- ササゲには、さやの長さによってナガササゲ、十六ササゲ、三尺ササゲなどの種類があります。 アフリカ原産で、わが国では平安時代にすでに栽培さ…
ワサビダイコン (山葵大根) horseradish Armoracia rusticana Gaertn.,Mey.et Scherb.
- 改訂新版 世界大百科事典
- アブラナ科の多年草。セイヨウワサビ,ホースラディシュともいう。ヨーロッパ南東部の原産と考えられ,古くから香辛料として栽培利用されている。根…
ウレイド
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)尿素(H2N)2COの水素1原子を除いて得られる1価の基H2NCONH-のこと。英語ではureido。カルバミドcarbamideともいう。(2)尿素(H2N)2COの水…
ぶん‐かい【分解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 細かに事の道理を分けること。また、いい説くこと。弁明すること。[初出の実例]「此分には先字義に分解の入ことなるゆゑで」(出典:大学…
みどり
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 宇宙開発事業団 (→宇宙航空研究開発機構 ) の開発した地球観測プラットフォーム技術衛星 (ADEOS) 。H-IIロケット4号機で,1996年8月に種子島宇宙セン…
相対論的力学 そうたいろんてきりきがく relativistic mechanics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニュートン力学に対して、相対性理論にあうように四次元時空に拡張された力学。特殊相対性理論では、ミンコフスキー空間(ミンコフスキーの時空世界…
リボ核酸 リボカクサン ribonucleic acid
- 化学辞典 第2版
- 略称RNA.リボヌクレオシドの糖(D-リボース)の3′,5′位がリン酸のジエステル結合によって鎖状に連なった重合体で,その塩基はおもに4種類で,プリン塩…
グルクロン酸 グルクロンサン glucuronic acid
- 化学辞典 第2版
- C6H10O7(194.14).略号GlcU.D-グルクロン酸はコンドロイチン硫酸,ヘパリン,ヒアルロン酸などのムコ多糖類や,アラビアゴム,麦ワラなどの多糖類の…
虚空蔵麦酢
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [調味料]大分大学(大分県大分市)の大学ブランド。教育福祉科学部・望月聡教授と三和酒類株式会社(宇佐市)の関連会社・大麦発酵研究所(宇佐市)の…
細胞 さいぼう cell
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生物体の構造と代謝の基本単位。動植物を通じ,細胞の基本的な組成,形態,および機能はみな共通している。イギリスの物理学者ロバート・フックがコ…
線香 (せんこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 法会や葬送の際に仏壇や墓地などで焚かれる線状の香。仙香,繊香,綫香,長寿香とも記す。沈香(じんこう),丁子(ちようじ),白檀(びやくだん)…
水性塗料 (すいせいとりょう) water(base)paint
- 改訂新版 世界大百科事典
- 塗料の助要素の主成分が水である塗料の総称。水性ペイントともいう。通産省の統計分類では,水系塗料を,エマルジョン系,骨材入りエマルジョン系,…
水ガラス (みずガラス) water glass
- 改訂新版 世界大百科事典
- ケイ酸ナトリウムNa2O・nSiO2(n≒2~4)が少量の水に溶けたときに生成する粘度の高い溶液。ケイ砂と炭酸ナトリウムを約1300℃に溶融してガラス状にし…
イノシット inosit
- 改訂新版 世界大百科事典
- イノシトールinositolとも呼ぶ。1871年にJ.F.vonリービヒにより,酵母などの発育促進因子としてその存在が予想され,20世紀に入り,その実体がシクロ…
舵【かじ】
- 百科事典マイペディア
- 航行中または停止中の船の方向を制御する部分。船の回る軸は船体の中央付近にあり,舵のききの最もよい位置は船の首尾いずれかであるが,ほとんどは…
アユ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 姿・味・香りのよいアユは、川魚の王といわれています。旬(しゅん)は、6月~9月ですが、川を下って産卵する秋の「…
触媒有効係数 ショクバイユウコウケイスウ effectiveness factor
- 化学辞典 第2版
- 触媒反応の速度に及ぼす拡散過程の影響を表す一つの尺度である.固体触媒は,普通,粒子外部の表面積より細孔内部の表面積のほうがはるかに大きい.…
地球磁場 ちきゅうじば geomagnetic field
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球自体がもっている固有の磁場。溶けた鉄を主成分とする地球の流体核内のダイナモ作用によって発生していると考えられる。地表近くでは磁場の形は…
蛍光X線 けいこうえっくすせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- X線で物質を照射すると、物質に含まれる各原子のK、L殻などの内殻電子が励起され、原子はイオン化される。それによって生じた空孔に外側の殻の電子が…
鉄コルンブ石 てつこるんぶせき columbite-(Fe)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ニオブを主成分とする鉱物のなかでもっとも普通の種。花崗(かこう)岩質ペグマタイト中、長石中に埋没して産し、石英、白雲母(しろうんも)、鉄電気石…
ミネラルウォーター みねらるうぉーたー mineral water
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 各種のミネラル(無機質)や炭酸ガスなどを比較的多量に含んだ水。鉱泉水ともいう。元来は良質の地下水や鉱泉の水を浄化して、瓶詰・缶詰にしたもの…
ケイ酸塩 ケイさんえん silicate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天然に多量に産出し,造岩鉱物の主成分として地殻のほとんどを占める。一般に融点が高く,融液冷却するとガラス体を形成しやすい。酸,アルカリにお…
PM2.5
- 知恵蔵mini
- 粒子状物質のうち、粒径が2.5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下のもの。微小粒子状物質という呼び方もある。ディーゼル車などから直接排出…
しょくもつせんい【食物繊維】
- 家庭医学館
- 人間の消化液には、食物を分解し、吸収しやすくするために各種の消化酵素が含まれています。しかし、消化酵素でも分解されない食物中の成分があり…
おざわ‐の‐ふとうしき〔をざは‐〕【小沢の不等式】
- デジタル大辞泉
- 平成15年(2003)に日本の小沢正直が提唱した不確定性原理を修正する式。1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は、Aqを測定による粒子…
スベリン すべりん suberin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物のコルク組織の主成分で、木栓質ともいう。化学的には、炭素数22の長鎖のヒドロキシ脂肪酸やジカルボン酸を構成要素とする重合体と考えられてい…
下瀬火薬 しもせかやく the Shimose explosive the Shimose powder
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 下瀬雅允(まさちか)の研究により日本海軍の制式爆薬として1893年(明治26)に採用された軍用爆薬。その成分は長い間秘密とされていたが、下瀬火薬は…
丸山ワクチン まるやまわくちん Maruyama vaccine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヒト型結核菌から製造したワクチンで、発見者である日本医科大学の丸山千里(ちさと)(1901―1992)の名をとってよばれる。皮膚科医の丸山は独自のワク…
カシン‐ベック病 かしんべっくびょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東部シベリアや中国東北部などにみられた風土病で、骨や関節が変形し、腫脹(しゅちょう)する疾患。研究・報告したカシンKaschinとベックBeckの名でよ…
輝コバルト鉱 きこばるとこう cobaltite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コバルトのもっとも重要な鉱石鉱物。酸性深成岩中の熱水鉱脈鉱床、接触交代鉱床(スカルン型鉱床)、ときに変成層状マンガン鉱床、正マグマ性鉱床中…
マークフィルド岩
- 岩石学辞典
- (1) 花崗斑糲(はんれい)岩玢(ひん)岩に相当する岩石.斜長石の自形結晶がオージャイトや角閃石とともに微文象組織の石基に囲まれている火成岩…
発煙硫酸 ハツエンリュウサン fuming sulfuric acid
- 化学辞典 第2版
- オレウム(oleum)ともいう.97~98% 濃硫酸に多量の三酸化硫黄を吸収させたもの.大気中の水分と三酸化硫黄蒸気から生じる硫酸霧の白煙を発生するの…
環分析 カンブンセキ ring analysis
- 化学辞典 第2版
- 構造グループ分析(structural group analysis)ともいう.炭化水素の化学構造と物理的性質の間に存在する一般的関係にもとづいて,構造のタイプ分けと…
長井長義 ナガイ ナガヨシ Nagai, Nagayoshi
- 化学辞典 第2版
- 日本の薬化学者.阿波藩の典医の長男として,弘化2年6月20日徳島に生まれる.1866年から2年間長崎に留学し,1870年,藩からの貢進生として大学東校に…
ネレンベルクの偏光器 ネレンベルクノヘンコウキ Nörrenberg's polariscope
- 化学辞典 第2版
- 偏光子としてガラスの偏光角を利用した偏光器.物体の力学的なひずみとリターダンス(偏光成分の位相の相対的なずれ)の関係を利用した光学的な試験法…
よう‐そ(エウ‥)【要素】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 事物または事物の特性が成立したり、その効力を発揮したりするのに欠くことのできない成分・条件。〔哲学字彙(1881)〕[初出の実例]「…
油 (あぶら)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 文化史 日本における油の経済史 油と宗教儀礼疎水性の液状物質を一般に油という。その代表的なものに動植物性油と鉱物性油とがある。…