「H」の検索結果

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シュウ(蓚)酸鉄 (しゅうさんてつ) iron oxalate

改訂新版 世界大百科事典
目次  シュウ酸鉄(Ⅱ)  シュウ酸鉄(Ⅲ)酸化数ⅡおよびⅢの鉄のシュウ酸塩が知られている。シュウ酸鉄(Ⅱ)化学式FeC2O4・2H2O。天然にフンボルチ…

分子量 (ぶんしりょう) molecular weight

改訂新版 世界大百科事典
分子の相対的質量を表す次元のない量で,分子を構成する元素の原子量の総和である。例えば,水素Hの原子量は1.0,酸素Oの原子量は16.0であるから,水…

ヨウ(沃)化アンモニウム (ようかアンモニウム) ammonium iodide

改訂新版 世界大百科事典
化学式NH4I。無色の結晶。室温では立方晶系(α形)で,塩化ナトリウム型構造,格子定数7.244Å。比重2.511。-17.6℃以下では塩化セシウム型構造(β形…

水酸化カルシウム すいさんかかるしうむ calcium hydroxide

日本大百科全書(ニッポニカ)
カルシウムの水酸化物。消石灰ともいう。酸化カルシウム(生石灰)に水または水蒸気を作用させると得られる(生石灰の消和)。急速に生成したものは…

ニトログリセリン ニトログリセリン nitroglycerin

化学辞典 第2版
1,2,3-propanetriol trinitrate.C3H5N3O9(227.09).グリセリン(98.5% 以上,1.262以上)を,98% 濃硝酸,98% 濃硫酸,および30% 発煙硫酸の混酸(…

ディラック方程式 ディラックほうていしき Dirac equation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
量子論と特殊相対論の要求を両方とも満たすものとして,ポール・ディラックが提唱した電子の基礎方程式。電子だけでなく,一般にスピン 1/2の素粒子…

ワシントンヤシ Washington palm Washingtonia

改訂新版 世界大百科事典
通常栽培するヤシ科の高木で,葉は枯れてもすぐに落下せず,幹に垂れ下がり,次々に何枚も重なり,ペチコートのように見えるので,ペチコートヤシと…

モリブデン酸塩 (モリブデンさんえん) molybdate

改訂新版 世界大百科事典
目次  オルトモリブデン酸塩  メタモリブデン酸塩一般式xMI2O・yMoO3・zH2Oで表されるモリブデン酸の塩。最も簡単な組成のものはオルトモリブデ…

ホウ砂 ほうしゃ borax

日本大百科全書(ニッポニカ)
ホウ酸塩鉱物の一種。硼砂とも表記される。古くから東洋ではティンカルtincalとよばれていた。鉱物学的にはホウ砂はNa2[B4O5(OH)4]・8H2Oで、英名bor…

フェロセン フェロセン ferrocene

化学辞典 第2版
[Fe(η5-C5H5)2](186.04).ビス(η5-シクロペンタジエニル)鉄(Ⅱ)のこと.最初に合成されたサンドイッチ錯体で,鉄原子の上下にシクロペンタジエニル (C…

γ線 がんません

日本大百科全書(ニッポニカ)
波長が0.01オングストローム(Å)よりも短い、すなわち光量子のエネルギー(hν)でいえば数百キロ電子ボルト(keV)以上の電磁波をγ線とよんでいる。…

遊離基 (ゆうりき)

改訂新版 世界大百科事典
フリーラジカルfree radicalまたは略してラジカルradicalともいう。通常の分子は偶数個の電子をもち,これらが対をつくっているが,遊離基には全体と…

カタラーゼ かたらーぜ Katalase ドイツ語 catalase

日本大百科全書(ニッポニカ)
鉄ポルフィリン酵素の一つ。ペルオキシダーゼ(過酸化酵素)と同様に、過酸化水素2分子から水2分子と酸素1分子ができる反応を触媒する酵素で、嫌気性…

ハロゲン化物 ハロゲンカブツ halogenide, halide

化学辞典 第2版
ハロゲンと他の元素との化合物で,周期表中のほとんどすべての元素はハロゲン化物をつくり,一般にもっとも重要で普通にみられる化合物である.元素…

シリコモリブデン酸(塩) シリコモリブデンサンエン silicomolybdic acid(silicomolybdate)

化学辞典 第2版
Siをヘテロ原子として含むMoのヘテロポリ酸の慣用名.モリブドケイ酸(学術用語方式),ケイモリブデン酸(通称)ともいう.シリコ十二モリブデン酸塩(IU…

竜涎香 (りゅうぜんこう)

改訂新版 世界大百科事典
代表的動物性香料の一つ。アンバーグリスambergrisともいう。マッコウクジラの腸内の病的結石様の分泌物で,アフリカ,インド,スマトラ,ニュージー…

コレステロール

栄養・生化学辞典
 C27H46O (mw386.66).  コレステリンは旧称.動物の主たるステロールで,細胞膜,細胞質,血中などに広く分布する.細胞膜の流動性に寄与するほ…

ジアゾニウム塩【ジアゾニウムえん】

百科事典マイペディア
一般式Ar−N(+/)≡NX(-/)(Arはアリール基,Xはハロゲンなど)で表される化合物。X(-/)はハロゲン以外のHSO4(-/),NO3(-/)などでもいい。芳香族の第一…

麝香【じゃこう】

百科事典マイペディア
ムスクとも。ジャコウジカの雄の嚢状の包皮腺分泌物を乾燥した黒褐色の粉末。古来香料,医薬として珍重。雄1頭から約50gが得られる。芳香成分として…

フェロシアン化カリウム【フェロシアンかカリウム】

百科事典マイペディア
正式にはヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムK4[Fe(CN)6]・3H2O。黄血塩,黄血カリとも。比重1.882。黄色結晶。水に溶け,空気中で安定。3価の鉄塩…

塔和子 (とう-かずこ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1929-2013 昭和後期-平成時代の詩人。昭和4年8月31日生まれ。昭和18年ハンセン病により国立療養所大島青松園に入園。26年歌人の赤沢正美と結婚して…

助色団【じょしょくだん】

百科事典マイペディア
有機化合物が色をもつためには,その分子内に共役二重結合をもった原子団(発色団)をもつことが必要であるが,さらに水酸基−OH,アミノ基−NH2,−NHR…

ウォルシュ

百科事典マイペディア
米国の映画監督。ニューヨーク生れ。スタントマン,俳優として映画界入り。ダグラス・フェアバンクス主演の《バグダッドの盗賊》(1924年)で監督と…

サイクリックAMP

栄養・生化学辞典
 C10H12N5O6P (mw329.21).  環状アデノシン一リン酸ともいう.ATPを基質にアデニル酸シクラーゼによって生成する.細胞に対するホルモンなどの信…

静水圧 (せいすいあつ) hydrostatic pressure

改訂新版 世界大百科事典
静止した流体の中にとった面をとおして,両側の流体が互いに及ぼし合い押し合う力。単位面積当りの力ではかる。静水圧は等方的で面の向きによらない…

ガイベル Emanuel Geibel 生没年:1815-84

改訂新版 世界大百科事典
ドイツの詩人。リューベックに生まれ,1852年に文芸の庇護者を自任していたバイエルン王マクシミリアン2世に招かれ,以後17年間ミュンヘンに滞在,ハ…

インデン いんでん indene

日本大百科全書(ニッポニカ)
コールタールの成分の一つ。タールの中性油の蒸留留出分に含まれる無色油状の物質。 水には溶けないが各種の有機溶媒によく溶ける。5員環の飽和炭素…

ショスタク Szostak, Jack W.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1952.11.9. ロンドンイギリス生まれのアメリカ合衆国の生物学者。カナダで育ち,1970年にモントリオールのマギル大学を卒業,1977年にアメリカの…

増幅度 ぞうふくど amplification degree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
増幅器の増幅動作能力を表わす大きさで,入力と出力の大きさの比で与えられる。増幅作用がなされる入力と出力が電圧のときには電圧増幅度と呼び,電…

キンケル Kinkel, Klaus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1936.12. メチンゲルドイツの政治家。チューリンゲン大学,ボン大学,ケルン大学で学び,弁護士,法学博士となる。 1970年ブラント内閣の内相 H.…

ムツアシガニ むつあしがに / 六脚蟹 [学] Hexapus sexpes

日本大百科全書(ニッポニカ)
節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目ムツアシガニ科に属するカニ。歩脚が3対のみであるのが特徴。甲幅2センチメートルほどに達し、横長で、やや円筒…

ムーア Gerald Moore 生没年:1899-1987

改訂新版 世界大百科事典
イギリスのピアニスト。1920年代半ばから伴奏ピアニストとして活動を始める。67年に引退するまでおよそ40年にわたってF.I.シャリアピン,H.ホッター…

キナ酸 キナさん quinic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
C6H11O4COOH で表わされるカルボン酸。融点 162℃の結晶。キナ皮から発見されたが,コーヒーの種子,サトウダイコンの葉などにも存在する。また,クロ…

ギルバート Gilbert, Sir William Schwenck

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1836.11.18. ロンドン[没]1911.5.29. ミドルセックス,ハローウィールドイギリスの劇作家。作曲家 A.サリバンと組んで数多くのコミック・オペラ…

歌の本 うたのほん Buch der Lieder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドイツの詩人 H.ハイネの抒情的処女詩集。 1827年刊。「若い悩み」「抒情挿画」「帰郷」「ハルツの旅から」,そしてそれまでドイツの詩人が扱うこと…

ゲンチリス Gentilis, Albericus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1552.1.14. サンジネシオ[没]1608.6.19. ロンドンH.グロチウスの先駆者で,国際法の創始者の一人。新教のゆえに異端審問庁の圧迫を受け,父とと…

高分子化学 こうぶんしかがく polymer chemistry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
分子量が1万程度以上の高分子化合物を研究する学問。本格的な高分子化学はセルロースの構造解析,高分子量化合物の確認に端を発しており,後者につい…

O. ハッセル Odd Hassel

20世紀西洋人名事典
1897.5.17 - 1981.5.11 ノルウェーの化学者,物理化学者。 元・オスロ大学教授。 オスロ生まれ。 オスロ大学、ミュンヘン大学、カイザー・ウィルヘ…

ドゥーリトル Doolittle, Hilda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1886.9.10. ペンシルバニア,ベスレヘム[没]1961.9.27. ジュネーブ湖付近アメリカの女流詩人。筆名 H.D.。パウンドとの交友関係からイマジズム運…

トリニトロトルエン trinitrotoluene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
爆薬の一つ。6つの異性体があるが,用いられるのは2,4,6-トリニトロトルエンで,TNTと略称される。化学式は C7H5N3O6 。淡黄色柱状晶。融点 80.7℃…

ドローネー Delaunay, Jules Élie

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1828.6.12. ナント[没]1891.9.5. パリフランスの画家。 1848年国立美術学校に入学,H.フランドランと L.ラモットに学ぶ。新古典主義の流れをくみ…

大西洋核戦力 たいせいようかくせんりょく Atlantic Nuclear Force; ANF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1964年 12月にイギリスの H.ウィルソン首相が発表した北大西洋条約機構 NATO核戦力の一案。イギリスの爆撃機とポラリス装備潜水艦,アメリカの同艦,…

肥沃な三日月地帯 ひよくなみかづきちたい Fertile Crescent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペルシア湾からチグリス,ユーフラテス両川に沿って北西に伸びるメソポタミア地方から,さらにユーフラテス川をさかのぼってシリア地方にいたり,地…

ビウレット反応 ビウレットはんのう biuret reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ポリペプチド,蛋白質の呈色反応の1種。ビウレット H2NCONHCONH2 がこの呈色反応を示すことから,このように呼ばれる。蛋白質などの溶液試料に水酸化…

オドンネル O'Donnell, Rory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1575[没]1608. ローマ北アイルランドのティルコネルの族長。マナスの孫,ヒュー・ローの弟。 1602年兄の亡命後代って族長になり,翌年イングラン…

キゴーマ Kigoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
タンザニア西部の町。キゴーマ州の州都。タンガニーカ湖東岸のサバナ地帯に位置。 19世紀初頭から東アフリカ海岸地帯で行われてきたアラブ人による奴…

中村 佐喜子 ナカムラ サキコ

20世紀日本人名事典
昭和・平成期の作家,翻訳家 生年明治43(1910)年5月7日 没年平成11(1999)年10月10日 出生地北海道札幌市 本名石川 佐喜子 学歴〔年〕日本女子大学…

ボーア磁子 ボーアじし Bohr magneton

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
電子の固有スピンに伴う磁気モーメントの量子。記号は μB 。原子や素粒子の磁気モーメントの量子力学的単位である。値を次に示す。 ただし h はプラ…

ポツダム会談 ポツダムかいだん Potsdam Conference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1945年7月 17日~8月2日ベルリン郊外のポツダムで開かれたアメリカ,イギリス,ソ連3国の巨頭会談。 H.トルーマン,W.チャーチル (途中から C.アトリ…

ブタジエン butadiene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C4H6 。二重結合2個をもつ不飽和炭化水素で,通常1,3-ブタジエン CH2=CHCH=CH2 を意味する。無色,無臭,引火性のガス。沸点-4.41℃。石油…

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ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

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