魚油 (ぎょゆ) fish oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 魚類から採取して得られる脂肪油。通常,イワシ,ニシン,サンマなどの大量に捕獲される魚種を原料とする。魚油の名称はしばしば海産動物油と同意語…
キログラム原器 (キログラムげんき) Prototype Kilogramme
- 改訂新版 世界大百科事典
- メートル法の質量の単位キログラムの大きさを示す標準器。メートル法を国際的な度量衡単位系にするために,1872年の国際メートル委員会の決議に基づ…
はくないしょう【白内障】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 目のレンズにあたる水晶体(すいしょうたい)がにごって、ものが白くかすんで見える病気です。高齢者に多く、はじめは水晶体の一…
シシャモ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 シシャモは、アイヌ語で「柳の葉」という意味の「シュシュハム」が語源。約2年で成魚になり、晩秋になると産卵す…
副蚕糸 (ふくさんし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 繭を繰糸する際,生糸にならないものの総称。きびそ,ようしん,びす,揚り繭などをいうが,選除繭やさなぎなどを含める場合もある。(1)きびそ(生…
脳動脈瘤 (のうどうみゃくりゅう) cerebral aneurysm
- 改訂新版 世界大百科事典
- 動脈瘤の一種。脳動脈壁の3層のうちの中膜欠損部位が瘤(こぶ)状にふくらんだもので,おもに主幹脳動脈近傍に発生する。ほとんどの脳動脈瘤は先天性…
森林土壌 (しんりんどじょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 樹林地帯に分布する土壌をいう。森林土壌は森林を構成する樹木によって,毎年落葉枝の形で多量の有機物の供給をうけるが,その量は年間1ha当り数tか…
片岩
- 岩石学辞典
- プリニーは,schistos,schistonという名を容易に裂けやすく葉状や繊維状になる種々の鉱物質物質に付けた[Pliny : 77].ギリシャ語のschistosは裂け…
麦芽糖 (ばくがとう) maltose
- 改訂新版 世界大百科事典
- マルトースともいう。グルコースが2分子結合した二糖類の一種で,デンプンに麦芽を作用させて得たところからこの名称がついた。麦芽の中には,デンプ…
計量地理学 (けいりょうちりがく) quantitative geography
- 改訂新版 世界大百科事典
- 計量的手法を用いて,事象の分析,解釈をすすめ,また,モデル化を通じて法則化を行う地理学の一分野。1930年代から松井勇らによって,推計学,確率…
移動度 いどうど mobility
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ランダムな衝突があるとき,電子などの粒子に電界などによる外力が与えられたときの移動しやすさの割合を示す。易動度とも書く。気体,液体または固…
センキュウ Cnidium officinale Makino
- 改訂新版 世界大百科事典
- 薬用植物として栽培される中国原産のセリ科の多年草。茎は30~60cm,中空で円柱形。葉は2回3出羽状複葉で,小葉は欠刻および鋸歯があり,葉柄の基部…
違法ドラッグ
- 知恵蔵
- 麻薬または向精神薬に指定されていないが、それらと類似の有害性が疑われる物質で、人に乱用させることを目的として販売等がされるもの。麻薬等に指…
いわゆる脱法ドラッグ
- 知恵蔵
- 麻薬または向精神薬に指定されていないが、それらと類似の有害性が疑われる物質で、人に乱用させることを目的として販売等がされるもの。麻薬等に指…
二重造影法 にじゅうぞうえいほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- X線検査のうち、生体の構成成分よりX線透過性の高い陰性造影剤と、低い陽性造影剤を併用する造影検査をいう。食道・胃・十二指腸をはじめとする消化…
硝安爆薬 しょうあんばくやく ammonium nitrate explosive
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義には硝酸アンモニウム(硝安)を主とする爆薬(ただし、ニトロゲル含有量が6%を超えるものおよびニトロ化合物または過塩素酸塩の含有量が10%を…
振幅変調 しんぷくへんちょう amplitude modulation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 無線通信においてもっとも古くから行われてきた変調方式。略してAMという。中波や短波のラジオ放送、およびNTSC方式のテレビ映像信号の伝送などに広…
緑レン(簾)石 (りょくれんせき) epidote
- 改訂新版 世界大百科事典
- 広義には化学組成X2Y3Z3(O,OH,F)13(ここでXはCa,Ce3⁺,La3⁺,Y3⁺,Th,Fe2⁺,Mn2⁺,Mn3⁺,YはAl,Fe3⁺,Mn3⁺,Fe2⁺,Mn2⁺,Ti,ZはSi,Be)で…
隕鉄 いんてつ iron meteorite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 隕石のうち鉄・ニッケル合金を主体とするものをいい、地球に降下する隕石の5.7%を占める。隕鉄は、その微量成分元素組成に基づいて15グループに細分…
コニカルコ鉱 こにかるここう conichalcite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウムと銅の含水正ヒ酸塩鉱物。銅の二次鉱物の一つ。各種銅鉱床、とくに斑岩(はんがん)銅鉱床など銅とヒ素の複硫化物を産する鉱床、接触交代鉱…
肺生検 はいせいけん lung biopsy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肺の組織片を採取して病理組織学的に検査する方法で、各種の検査で診断不能の場合や組織診断が必要な場合に行われる。肺生検の方法は経気道肺生検と…
太陽風 たいようふう solar wind
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽から流れ出ているプラズマの流れ。200万K(ケルビン)という高温のコロナ中のプラズマ粒子は、高速で運動をしている。コロナのプラズマの主成分…
炭化ケイ素樹脂 たんかけいそじゅし silicon carbide resin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機金属化合物である炭化ケイ素SiCを主成分とする耐熱性プラスチックをいう。炭化ケイ素は無色の六方晶系ないし立方晶系の結晶で、融点(分解溶融点…
テルル水銀鉱 てるるすいぎんこう coloradoite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テルル化水銀の鉱物。閃亜鉛鉱(せんあえんこう)と同構造。閃亜鉛鉱系鉱物の一員。英名をそのまま片仮名に直したコロラド鉱という和名もある。自形未…
泥岩 でいがん mudstone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 砕屑(さいせつ)粒子のなかで細粒のものはシルトと粘土であるが、これらの混合物は一般に泥とよばれ、それの固結した岩石。シルト岩、粘土岩、頁岩(け…
リュウグウ りゅうぐう Ryugu
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽系の小惑星の一つ。地球に近づく軌道をもつ地球近傍小惑星の一つで、小惑星番号は162173(正式命名前の仮符号は1999JU3)。マサチューセッツ工科…
ポリアセタール ぽりあせたーる polyacetal
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセタール結合をもつ重合体(ぽりまー)の総称。アセタール結合-O-CH2-Oを主鎖にもつホモポリマー(単独重合体)とCH2-OCH2(CH2)O-の結合との共重合…
ホルンフェルス ほるんふぇるす hornfels
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 接触変成作用によって生成する、組織に著しい方向性のない変成岩の総称。元来は泥質堆積(たいせき)岩に由来するものについて用いた用語であるが、い…
避雷器 ひらいき lightning arrester
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雷をはじめとする異常電圧から電力系統を保護する装置。避雷器は電力系統の絶縁協調のかなめともいうべきもので、その特性および設置位置の選定によ…
レストレスレッグス症候群治療剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《ガバペンチンエナカルビル製剤》 レグナイト(アステラス製薬) 中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群の治療に用いる薬です。…
緊急避妊剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《レボノルゲストレル製剤》 ノルレボ(あすか製薬、武田薬品工業) 緊急避妊を目的に使用されます。女性ホルモンの分泌系にはたらきかけて…
大気光 (たいきこう) airglow
- 改訂新版 世界大百科事典
- 超高層大気の原子,分子が発する非熱的な放射をいう。太陽紫外光がそのエネルギー源である。ただし,昼間の天空光は太陽光の大気分子による散乱に起…
超高層大気 ちょうこうそうたいき upper atmosphere
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球大気のもっとも高いところ、おおよそ高度70~90キロメートルから3万キロメートルあたりまでの領域に対する用語。大気の成層構造からみると、熱圏…
浄水 (じょうすい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 上水道における浄水 地下水の浄水 河川水や湖沼水の浄水 その他の浄水清らかな水,飲んで安全な水を古くから浄水と呼んだ。現代で…
化合物 かごうぶつ compound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2種以上の元素の原子が化合することによって生じた物質をいう。われわれの周囲にみられる種々の物体を形づくっているものを物質といっているが、科学…
サリドマイド製剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《サリドマイド製剤》 サレド(藤本製薬) 《ポマリドミド製剤》 ポマリスト(セルジーン) 《レナリドミド水和物製剤》 レブラミド(セルジ…
脂環式化合物 (しかんしきかごうぶつ) alicyclic compound
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭素環式化合物のうち芳香族化合物を除いたものをいう。脂肪族化合物に似た環式化合物の意味。多重結合を含まない飽和のものも,また多重結合を含む…
みかくしょうがい【味覚障害】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈食べものの味がわからなくなったり、まずく感じる〉 なにを食べても味を感じなくなってしまう病気が味覚(みかく)障害です。 …
うんしゅうみかん【温州ミカン】
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 ふつうミカンといえば、温州(うんしゅう)ミカンをさしますが、原産は東南アジアで、遣唐使が中国の温州から持ち帰ったことから、こ…
しきゅうがん【子宮がん】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 子宮(しきゅう)がんのうち、子宮の入り口付近で発生するのが子宮頸(しきゅうけい)がんです。若い女性でもみられるのが特徴で、…
クワイ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 中国が原産地のクワイには、おもに3種類があります。 わが国の主要品種である直径約5cmのアイクワイ、中国で栽…
カテキン
- 百科事典マイペディア
- タンニンの一種で,緑茶の代表的な渋味・苦味成分。学術的には茶ポリフェノールと総称される。緑茶は,昔から〈不老長寿の薬〉と伝えられてきたが,…
ペガスス座 (ペガススざ) Pegasus
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略号はPeg。秋空に天上高くのぼりつめる北天の大星座である。ペガススはギリシア神話にあらわれる翼をもち天空をとぶ馬(ペガソスPēgasosのラテン語…
フウチョウボク Capparis formosana Hemsl.
- 改訂新版 世界大百科事典
- フウチョウソウ科の無毛の低木。托葉はとげ状となり,葉は厚紙質で長楕円形,長さ10~15cmほど。花は数個を枝先部分の葉腋(ようえき)に生じ,開花…
アワルア鉱 あわるあこう awaruite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属元素鉱物の一つ。自然ニッケル系の合金鉱物で化学組成上Ni3Fe~Ni2Feの間で変化する。アワルワ鉱ともいう。合金の成分を構成する元素は鉄族のも…
尿毒症 にょうどくしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 腎(じん)機能不全が進行すると尿量が減少し、また腎臓が有する体液の性状(量の分布、イオン組成、酸塩基平衡など)を一定に保つことが不可能となり…
ファーマコライト ふぁーまこらいと pharmacolite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウムの含水酸性ヒ酸塩鉱物。毒石(どくせき)ともいう。CaH[AsO4]・2H2Oという化学式からわかるように石膏(せっこう)と同構造で、チャーチ石系。…
蛋白質合成 たんぱくしつごうせい protein synthesis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生体内における蛋白質生合成と,蛋白質化学合成とがある。蛋白合成ともいう。生合成ではアミノ酸が素材となり,次のような機構で反応が進む。(1) 核…
リン酸水素ナトリウム りんさんすいそなとりうむ sodium hydrogenphosphate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リン酸の水素ナトリウム塩(いわゆる酸性ナトリウム塩)。次の2種類のものがある。(1)リン酸水素二ナトリウムdisodium hydrogenphosphate 第二リ…
鉄剤(鉄欠乏性貧血治療剤)
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《クエン酸第一鉄ナトリウム製剤》 クエン酸第一鉄Na(沢井製薬、日本ジェネリック) クエン酸第一鉄ナトリウム(鶴原製薬) フェネルミン(…