エステル ester
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 製法 用途アルコールやフェノールが有機酸および無機酸と脱水縮合してできる化合物の総称で,その構成成分によって分類される。…
コールタール coal tar
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石炭の高温乾留によって得られる黒色の粘稠(ねんちゆう)な液体生成物をいう。低温乾留で得られる低温タールと区別するときは,とくに高温タールと…
胆管がん
- 知恵蔵
- 胆管は、肝臓で生成された胆汁を十二指腸へ送る管で、肝臓内部に枝分かれした肝内胆管と、肝臓から出て膵臓(すいぞう)の中を通り十二指腸までつなが…
精油 (せいゆ) essential oil ethereal oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 植物から採取される芳香をもった揮発性油をいう。芳香油aromatic oilとも呼ばれる。とくに花に含まれる精油を花精油essential flower oilといい,精…
ひまし油 ひましゆ castor oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トウダイグサ科のトウゴマ(ヒマ)の種子から圧搾法で採油される不乾性油。ヨウ素価85程度。アセチル価大。主要成分脂肪酸はリシノール酸(リシノレ…
労働環境 (ろうどうかんきょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 労働者の就業に際し労働者を包む周りの物理的,化学的,生物的な作業環境をいい,広義には作業衣,作業空間や使用される機械・工具,通路などの物的…
無煙火薬 (むえんかやく) smokeless powder
- 改訂新版 世界大百科事典
- 無煙火薬はニトロセルロース,ニトログリセリンなどを主剤とする火薬で,発射薬や推進薬として用いられている。発射の際に,黒色火薬と異なり煙の発…
鯨油 げいゆ whale oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナガスクジラ、シロナガスクジラなどのヒゲクジラ類の脂肉から採取するグリセリドを主成分とする油(ナガス鯨油(げいゆ))。シロナガスクジラは世界…
大気汚染【たいきおせん】
- 百科事典マイペディア
- 産業,交通など人の活動によって作られる有毒物質が,地域社会を包む空気を汚染すること。主要な汚染物質は,燃焼その他の化学反応による煤塵(ばいじ…
オイルサンド oil sand
- 改訂新版 世界大百科事典
- 油砂,タールサンドtar sandともいい,通常の原油採取すなわち流動採取による方法では採収できない重質油を含む砂あるいは砂岩をさす。オイルサンド…
ポリエチレン ポリエチレン polyethylene
- 化学辞典 第2版
- 略称PE.エテンの重合体で,一般式で表される.一般に重合体は,酸,アルカリ,溶剤に耐えるが,炭化水素,ハロゲン置換炭化水素には高温で溶解する…
洗濯 (せんたく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 歴史 日本 欧米 洗濯の原理 ドライクリーニング リネン・サプライlinen supply衣類の汚れをとるために洗い,すすぐこと。英語では…
エーテル ether
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分類 性質 製造炭素-酸素-炭素結合≡C-O-C≡(エーテル結合)を有する有機化合物の総称。狭義にはジエチルエーテルC2H5OC2H5の略称に…
エチルアルコール ethyl alcohol
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 製法 用途単にアルコールとよばれることが多く,またエタノールethanolともいわれる。化学式C2H5OH。各種のアルコール飲料に含ま…
マニキュア まにきゅあ manicure
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美手法。ラテン語のマニュmanu(手)と、キュラーレcurare(手当て)とが合成されたことばで、本来の意味は手の手当てをすること。手全体の美容をい…
キシレン きしれん xylene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族炭化水素の一つ。キシロール、ザイレン、ジメチルベンゼンともよばれる。o(オルト)-、m(メタ)-およびp(パラ)-の3種の異性体が存在する。異性体…
ニトリル nitrile
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭化水素基にシアン基-C≡Nが結合した化合物の総称で,シアン化物ともいう。一般式R-C≡N。イソニトリルR-N=Cとは異性体の関係にある。命名法のお…
ケトン ketone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ケトンの製法カルボニル基C=Oをもつ化合物の総称。一般式RCOR′(R,R′はアルキル基,アリール基あるいは不飽和炭化水素基)。RとR′が同じと…
銅ヶ丸鉱山跡どうがまるこうざんあと
- 日本歴史地名大系
- 島根県:邑智郡邑智町乙原村銅ヶ丸鉱山跡[現]邑智町乙原 竹江川南岸沿いにある含銀の銅鉱を産出した銅山跡。鉱山発見の時期は未詳だが、乙原(おん…
浴用剤 (よくようざい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 入浴の際に用いる医薬部外品,医薬品などをいう。入浴剤ともいう。入浴によって血液の循環を良くし,新陳代謝機能を高め,皮膚を清潔にするという効…
唐三彩 とうさんさい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国唐代(7~10世紀初)の三彩陶の総称。盛唐三彩と中・晩唐三彩とに大別される。三彩とは、一つの器に鉛を媒溶剤とした色釉(いろゆう)を施して低火…
目薬 めぐすり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 目に直接適用される薬剤で、点眼剤eye dropsと洗眼剤eye lotionおよび眼軟膏(なんこう)剤ophthalmic ointmentが含まれる。いずれも原料は純良なもの…
塗料 (とりょう) paint coating
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 塗料用原料 顔料 塗料の分類 塗料製造工程 合成樹脂塗料 塗料発展の歴史 18世紀以前 18世紀の塗料 19世紀の塗料 2…
軍用火薬 ぐんようかやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 軍事目的に使用される火薬の総称で、発射薬(装薬(そうやく))、爆薬(炸薬(さくやく))、推進薬などがあり、広義にはこれらを組み合わせた信管、火…
吸着 きゅうちゃく adsorption
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2相が平衡にあるとき、ある成分の濃度が界面付近と相内部とで異なることがある。この現象を吸着という。界面付近の濃度が相内部より大きいとき正吸着…
BASF びーえーえすえふ BASF SE
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツに本社を置く総合化学メーカー。かつては、ヘキスト(現サノフィ・アベンティス)、バイエルとともに、ドイツ三大化学メーカーとよばれていた…
フッ化炭素 ふっかたんそ carbon fluoride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭素とフッ素の化合物。脂肪族炭化水素のフルオロ誘導体たとえばCF4、C2F6その他、およびベンゼンのフルオロ化合物C6F6などがある。またグラファイト…
感光性樹脂 (かんこうせいじゅし) photosensitive resin
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分類と応用光の作用によって物理的または化学的な変化を起こす高分子物質の総称であるが,一般的には,光の作用により化学変化を起こし,そ…
メタノール中毒 メタノールちゅうどく Methanol poisoning (中毒と環境因子による病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か メタノールを、お酒(エタノール)と間違えるなどして誤って飲んだり、管理の悪い工場や事故などで高濃度のメタノールの蒸気を吸い込…
エポキシ樹脂 えぽきしじゅし epoxy resin
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1分子中に2個以上のエポキシ基をもち、硬化剤または触媒の存在で三次元硬化ができる比較的分子量の小さい合成樹脂の総称。歴史は比較的新しく第二次…
研削砥石 (けんさくといし) grinding wheel
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 種類 性質 用途一定の形状寸法をもつように砥粒を結合した,研削作業に使用する回転工具。人造といしと天然といしとに大別されるが,…
ベンゼン benzene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 歴史 ケクレ構造以外のベンゼンの構造 製法 用途化学式C6H6。ドイツ語Benzolにちなんでベンゾールともいう。特色ある臭気をもつ液…
洗濯 せんたく laundry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 衣類などについた汚れを洗い落とすこと。古くは洗濁(せんだく)ともいい、女性の仕事として長い間家事労働の大きな部分を占めてきたが、家庭電化によ…
接触皮膚炎 せっしょくひふえん Contact dermatitis (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 皮膚に接触した物質の刺激、あるいはアレルギーによって生じる皮膚炎です。刺激性接触皮膚炎は刺激物が許容濃度を超えて皮膚についた…
洗濯表示 せんたくひょうじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 衣類や日用品などの繊維製品につけられる洗濯における取扱い方法を表した記号。家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程により、事業者はJIS…
金属セッケン(石鹼) (きんぞくせっけん) metallic soap
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 性質 製法 応用高級脂肪酸などの有機酸とアルカリ金属以外の金属イオンとの塩。一般に金属イオンの名をつけて,アルミニウムセッケン…
石炭化学工業 (せきたんかがくこうぎょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石炭化学工業とは,化学工業のなかで石炭を原料として各種の化学製品を生産する産業で,石炭を乾留して得られる石炭ガス,コークス,コールタールを…
油脂工業 ゆしこうぎょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 油脂を採取し加工・製造する化学工業。油脂工業は、大きく分けて動植物油脂から油脂を取り出す動植物油脂製造業(製油工業)と油脂を加工する油脂加…
しょくばかんきょうとけんこう【職場環境と健康】
- 家庭医学館
- ●職業性疾患と作業関連疾患 職場環境は、「労働基準法」「労働安全衛生法」「作業環境測定法」などによって、一定以上の基準を維持するように規定…
油脂 (ゆし) fat and fatty oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 脂肪の種類と分類 油脂の構成成分 油脂の微量成分 油脂の製造 油脂の利用脂肪油fatty oilと脂肪fatの総称で,化学的には1個のグ…
バイオマス ばいおます biomass
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある時点にある空間に存在している生きた生物体の量をいい、生物体量、生物量、現存量ともいう。普通、バイオマスは重量あるいはカロリー量で表され…
FDP、Dダイマー
- 四訂版 病院で受ける検査がわかる本
- 基準値FDP:2.0~8.0μg/mℓDダイマー:150ng/mℓ以下FDP、Dダイマーとは FDPとは、前項で述べたフィブリン(→参照)がプラスミンという…
アセテート繊維 (アセテートせんい) acetate fiber
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 性質 用途アセチルセルロースを紡糸した繊維で,半合成繊維の一つ。アセテートレーヨンacetate rayonともいい,略してアセテート…
脂肪 (しぼう) fat
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 栄養としての脂肪グリセリンと脂肪酸(ことに高級脂肪酸)のエステル。一般に水には溶けないが,エーテルやクロロホルムなどの有機溶剤には…
ポリプロピレン polypropylene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 立体規則性重合 性質・用途プロピレンの重合によって得られる熱可塑性樹脂。プロピレンの重合体には非晶性(アモルファス)のものと結晶…
麻薬・覚醒剤を含む精神作用物質による依存と中毒(中毒)
- 内科学 第10版
- 少なからぬ精神作用物質(以下,薬物と称する)は,その使用の結果として,依存(dependence)や中毒(intoxication)を引き起こす.この依存を理…
蒸発 (じょうはつ) evaporation vaporisation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 化学工学における蒸発液体,または固体の表面から気化が起こる現象。ただし固体の場合は昇華と呼んで区別するのがふつうである。液体からの…
グラビア印刷 (グラビアいんさつ) gravure photogravure
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製版工程 グラビア印刷機写真製版による凹版印刷の一種。版上の小さなくぼみの深浅でインキ層の厚みを変えることによって濃淡を表現する…
接着 (せっちゃく) adhesion
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 接着の機構 その他の接着物体どうしが接合して離れないよう互いに力を及ぼし合う現象が広い意味での接着で,この力を接着力という。実用…
絶縁材料 ぜつえんざいりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電気を絶縁して、必要とする回路以外に電流が流れるのを防ぐために用いる、あるいは必要とする部位以外に電気が供給されるのを防ぐために用いる材料…