さん‐ぶ【三部】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの部分。三つの部門。2 密教で、胎蔵界を分けた、仏部・蓮華部・金剛部。また、金剛界・胎蔵界・蘇悉地そしつじ。台密では胎蔵界・金剛界・…
さんぶつ‐じ【三仏寺】
- デジタル大辞泉
- 鳥取県東伯郡三朝みささ町にある天台宗の寺。山号は三徳山。慶雲3年(706)役えんの小角おづのの創建と伝える。嘉祥2年(849)円仁が再興。古くから…
さん‐ぼん【三▽品】
- デジタル大辞泉
- 1 仏語。上下・優劣などの階位を示す、上品・中品・下品の三つ。2 親王しんのうの位階の第三位。3 中国・日本の位階の第三位。三位。
さん‐みつ【三密】
- デジタル大辞泉
- 1 密教で、身・口く・意の三業さんごう。手に印を結ぶ身密、口に真言を唱える口密くみつ、心に本尊を観念する意密。2 感染症の蔓延を防ぐために、…
さん‐もんと【三門徒】
- デジタル大辞泉
- 越前国(福井県)に行われた真宗の一派。本願寺3世覚如の門弟如導と、その法門を伝えた道性・如覚の三人の法義を信奉。のちに真宗十派のうちの三門徒…
さん‐りゃく【三略】
- デジタル大辞泉
- 古代中国の兵法書。上略・中略・下略の3巻からなる。漢の張良が、黄石公から授けられたといわれるが、後漢以後の著作。→六韜りくとう
み‐よ【三世】
- デジタル大辞泉
- 前世ぜんせ・現世げんぜ・後世ごせ。さんぜ。「折りつればたぶさにけがる立てながら―の仏に花たてまつる」〈後撰・春下〉
み‐か【三日】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの日数。3日間。みっか。「―ばかりありて漕こぎ帰り給ひぬ」〈竹取〉2 月の第3日。みっか。「三月やよひ―は、うらうらとのどかに照りたる」…
み‐すじ〔‐すぢ〕【三筋】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの筋。3本の線。2 三味線。3筋の糸。
み‐たび【三度】
- デジタル大辞泉
- 1 3回。さんど。「三度試みる」2 何度も。たびたび。
み‐の‐わた【三▽焦/三×膲】
- デジタル大辞泉
- ⇒さんしょう(三焦)
み‐みょうと〔‐めうと〕【三夫=婦】
- デジタル大辞泉
- 親・子・孫の3代の夫婦がそろっていること。めでたいこととされる。
三低
- 知恵蔵
- 女性が結婚相手に望む理想の男性像で「低姿勢、低依存、低リスク」の略。消費社会研究家で評論家の三浦展(あつし)が、著書『非モテ!――男性受難の時代…
みお【三尾】
- 改訂新版 世界大百科事典
みかづき【《三日月》】
- 改訂新版 世界大百科事典
みかわこう【三河港】
- 改訂新版 世界大百科事典
みつくえ【三机】
- 改訂新版 世界大百科事典
三一致 (さんいっち)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →三統一
みのき【三軒】
- 改訂新版 世界大百科事典
三諸山 (みもろやま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →三輪山
三好学【みよしまなぶ】
- 百科事典マイペディア
- 植物生理学者,植物生態学者。岐阜の生れ。東大植物学科を卒業。ライプチヒ大学で学び,帰国後東大教授。近代的な植物生理学・生態学を紹介した。天…
三悪趣 さんあくしゅ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 三悪道 (さんまくどう) ともいう。生命あるものが,生前の悪い行為の結果として死後余儀なくおもむかなければならない地獄,餓鬼,畜生という3種の世…
三案 さんあん san-an
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,明末に党争の具となった梃撃,紅丸,移宮の3事件。万暦帝は長子常洛の年が長じているにもかかわらず,次子常洵の母鄭貴妃を寵愛するあまり太子…
三一致 さんいっち three unities
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 16~17世紀に,フランスの古典主義者によって唱えられた作劇の法則。アリストテレスが『詩学』のなかで説いた作劇上の理念を誤解したことから生じた…
三結合 さんけつごう San-jie-he
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国で3つの異なる層の代表が協力して革命事業を遂行する方式。3つの形態がある。 (1) 1958年の大躍進のなかで生れたもので,各地の工場の労働者,幹…
三才 さんさい San-cai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国古代に起った思想の一つの型。三材とも書き,また「三才の道」ともいう。天,地,人をさし,この3つは,それぞれ完結した世界を形成しながら,相…
三世相 さんぜそう San-shi-xiang
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 過去,現在,未来 (三世) の因果吉凶を仏教,卜筮,陰陽五行の説などと各人の生年月日,人相などから解明できるとした考え。唐の袁天綱の創始にかか…
三筆 さんぴつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 著名な3人の能書家の意であるが,一般には平安時代初期の書家の代表として空海,嵯峨天皇,橘逸勢 (たちばなのはやなり) の3人をさす。江戸時代には…
三房 さんぼう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代および鎌倉時代の,それぞれ「房」の字のついた名をもつ博学の士。平安時代の大江匡房 (まさふさ) ,藤原伊房 (これふさ) ,藤原為房を「前…
三本木 さんぼんぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 青森県東部,十和田市の中心市街地。旧町名。 1955年2村と合体して三本木市となり,56年改称して十和田市となった。市街は江戸時代末期,三本木原開…
塚本 三 ツカモト ゾウ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期のジャーナリスト,政治家 名古屋市長;衆院議員(翼賛議員同盟)。 生年明治22(1889)年4月21日 没年昭和27(1952)年8月25日 出生地愛知県…
さん‐う【三有】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 普通、連声(れんじょう)で「さんぬ」と発音する ) ⇒さんぬ(三有)
さん‐か(‥クヮ)【三貨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金貨、銀貨、銭貨の三種の貨幣。
さんかく‐やしき【三角屋敷】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 敷地が三角形をなす邸(やしき)。不吉なものとされた。[ 2 ] 江戸、深川平野町(台東区深川一丁目)にあった地名。付近に直助長屋と…
さん‐かん(‥クヮン)【三管】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 雅楽の用語。唐楽の管楽器である、笙(しょう)、横笛(おうてき)、篳篥(ひちりき)の総称。〔楽家録(1690)〕[ 2 ] 「さんかんれい(…
さん‐きょう(‥ケウ)【三教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんぎょう」とも )① 三つの教え。または三つの宗教。(イ) 儒教・仏教・道教をいう。[初出の実例]「復座、今当敞二三教一、以二十韻…
さん‐きょう(‥キャウ)【三経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三種の根本経典。① 儒教で、唐代、その経典を分量の多少によって、大経(礼記・春秋左氏伝)、中経(詩・周礼・儀礼)、小経(易・尚書・…
さん‐くう【三空】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 我空(人空)・法空・倶空(人法二空)の三つ。自他を含む一切の実体的存在を三種の立場から否定し、一切皆空を説いたもの。[初…
さん‐けい【三径・三逕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 漢の蒋詡(しょうく)が庭に三すじの小道を作り、松・菊・竹をそれぞれの小道に植えたという故事から ) 庭園内の三すじのこみち。転じて…
さん‐こ【三戸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 非常に少ない戸数。小国のたとえ。[初出の実例]「されば楚は三戸(さんコ)の小国なれども、秦を亡さんずる人は、必ず楚王の子孫にあるべ…
さん‐こ【三鼓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 雅楽の中の唐楽に用いられる打楽器で、鞨鼓(かっこ)・太鼓・鉦鼓の総称。[初出の実例]「三皷総論目録」(出典:楽家録(1690)二五)② ( …
さん‐さい【三斎】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 一か月の中に、五の日(五日・一五日・二五日)または八の日(八日・一八日・二八日)というように三日の日数を定めて事をなすこと…
さん‐じ【三事】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 三つの事柄。[初出の実例]「年号は平治なり、花洛は平安城なり、我らは平氏なれば、三事相応せり」(出典:平治物語(1220頃か)中)② 春…
さんじゅう‐しょう(サンヂュウシャウ)【三重唱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三つの声部を三人の歌い手が同時に歌うこと。また、その曲。[初出の実例]「むずかしい曲を二重唱や三重唱で上手にうたうのです」(出典:…
さん‐じゅう【三従】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 女性が従うべきとされた三つの道。仏教や儒教道徳でいわれたもの。家にあっては父に従い、嫁(か)しては夫に従い、夫が死んだあとは子に従…
さん‐しゅら【三修羅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 修羅物と呼ばれる、源平の武将をシテとして演じられる能のうちで、謡も、舞台で演じるにも、最もむずかしい曲「頼政(よりまさ)」「実盛(さねもり)」…
さん‐しょう(‥セウ)【三焦・三&JISF870;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 漢方で六腑(ろっぷ)の一つ。上・中・下の三つからなり、上焦は心臓の下、胃の上にあって飲食物を胃の中へ入れる器官、中焦は胃の中脘に…
さん‐しょく【三食】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝昼晩三度の食事。また、三回分の食事。[初出の実例]「三食(サンショク)地上に団欒して、任意(かって)に掴み食ふ」(出典:造化妙々奇談…
さん‐しん【三親】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 三つのきわめて親しいものの意 ) 父子・夫婦・兄弟をいう。〔書言字考節用集(1717)〕 〔顔氏家訓‐兄弟〕
さん‐すくみ【三竦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「関尹子‐三極」の「螂蛆食レ蛇、蛇食レ蛙、蛙食二螂蛆一、互相食也」による語 ) ヘビはナメクジを、ナメクジはカエルを、カエルはヘビ…