成尋阿闍梨母集 (じょうじんあじゃりははのしゅう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天台宗の僧成尋の母を作者とする自撰歌集。成尋は1072年(延久4)62歳で宿願の宋に渡ったが,故国に残された80余歳の老母は,別離の悲しみと成尋の身…
ペソア António Nogueira Fernando Pessoa 生没年:1888-1935
- 改訂新版 世界大百科事典
- カモンイス以後ポルトガルが生んだ最大の詩人といわれ,きわめて複雑で多面的な個性の持主。本名のほかにカエイロAlberto Caeiro,レイスRicardo Rei…
海蔵寺かいぞうじ
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:遠賀郡岡垣町内浦村海蔵寺[現]岡垣町内浦湯川(ゆがわ)山の東麓、海蔵寺谷にある臨済宗大徳寺派の寺院。福聚山と号し、本尊の木造馬頭観…
生存率 せいぞんりつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある一定の期間を経過した集団について、その時点で生存している者の割合を表したもの。とくにがんにおいて、経過の見込みや治療による効果を示す重…
本善寺ほんぜんじ
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:周桑郡小松町新屋敷村本善寺[現]小松町新屋敷 旧藩小松陣屋跡の西に位置し、明勝(みようしよう)寺の東側にある。聞名山得生(とくしよう…
テンプルトン賞 テンプルトンしょう Templeton Prize
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 洞察,発見,ないしは実践的な取り組みを通じて,人生の精神的な側面を支持することに顕著な貢献のあった存命の人物に毎年授与される賞。宗教界のノ…
中山みき なかやまみき (1798―1887)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天理教の教祖。寛政(かんせい)10年4月18日大和(やまと)国山辺郡三昧田(さんまいでん)村(奈良県天理市)の庄屋(しょうや)前川半七の長女として出生。…
古事記伝 こじきでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本居宣長(もとおりのりなが)の代表的著書。全44巻。1764年(明和1)『古事記』研究に着手し、98年(寛政10)に完成させた。宣長69歳のときであった。…
昭陵 しょうりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、唐の太宗の陵。陝西(せんせい/シャンシー)省醴泉(れいせん)県県城の北東25キロメートルの九山(きゅうそうざん)にある。太宗存命中の637年(貞…
いとうじんさいたく〈こぎどう〉あとならびにしょこ【伊藤仁斎宅〈古義堂〉跡ならびに書庫】
- 国指定史跡ガイド
- 京都府京都市上京区東堀川通出水下ルにある邸宅跡。江戸初期の漢学者、伊藤仁斎の住宅で、仁斎の学問にちなんで古義堂という。現在の建物は1890年(…
バシリウス2世 バシリウスにせい Basilius II Bulgaroctonus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]958頃[没]1025.12.15.ビザンチン皇帝 (在位 976~1025) 。弟コンスタンチヌス8世とともに父ロマヌス2世存命中に共同副帝として戴冠していたが,…
塩村しおむら
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:可児市塩村[現]可児市塩坂戸(さかど)村の西にあり、北境を西流する可児川に南から矢戸(やと)川・横市(よこいち)川が合流する。帷子…
ラマルク Lamarck, Jean-Baptiste Pierre Antoine de Monet, Chevalier de
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1744.8.1. ピカルディ[没]1829.12.18. パリフランスの博物学者,進化論者。父は軍人。神学校に学んだのち軍人となり,植物学に興味をもつ。退役…
ミッチェル(Margaret Mitchell) みっちぇる Margaret Mitchell (1900―1949)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの女流小説家。11月8日、南部のジョージア州アトランタに生まれ育ち、両親とも南部の歴史に興味をもっていたため、幼いころから南北戦争につ…
Zeit
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [ツァイト] [女] (―/―en)❶ ([英] time)時, 時間Die ~ heilt alle Wunden.|⸨ことわざ⸩ 時はすべての傷をいやす.❷ (点としての)時…
バーナード・ゴードン賞 ばーなーどごーどんしょう Bernard M. Gordon Prize
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 工学と技術教育の分野で革新的な指導力を発揮した者の功績を称える賞。アメリカの民間非営利研究機関である全米工学アカデミーUnited States Nationa…
天守物語 てんしゅものがたり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 泉鏡花(きょうか)作の戯曲。一幕。1917年(大正6)『新小説』9月号に発表。播州(ばんしゅう)姫路(兵庫県)の白鷺(しらさぎ)城の天守閣第五層を舞台…
常磐津林中(初代)
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治39.5.6(1906) 生年:天保13.12(1842) 幕末明治期の常磐津節の太夫。盛岡藩士石川清蔵の子で名は忠助。三浦藩士山蔭定次郎の養子となる。常…
世界革命 せかいかくめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マルクス主義の用語で、プロレタリアートの世界史的解放、全世界的規模での社会主義の勝利を意味する。マルクス、エンゲルスの存命した19世紀段階で…
ジェフ クーンズ Jeff Koons
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書アーティスト国籍米国生年月日1955年1月21日出生地ペンシルベニア州ヨーク学歴メリーランド美術大学大学院修了資格米国芸術科学アカデミー…
アカチラあかちら
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:那覇市那覇若狭町村アカチラ近世の若狭町(わかさまち)村北東の海岸砂汀地。南は潟原(かたばる)、西は上之毛(いーぬもー)でユーチヌサ…
ル・ナン兄弟 (ルナンきょうだい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスの画家兄弟。5人兄弟のうち3人が画家で,順にアントアーヌAntoine le Nain(1600ころ-48),ルイLouis le Nain(1605ころ-48),マチューMat…
高田村たかだむら
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:藤枝市高田村[現]藤枝市高田中藪田(なかやぶた)村の北に位置し、潮(うしお)山の北麓に立地する。志太(しだ)郡に属する。天文一七年…
川向村かわむきむら
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:豊田市松平地区川向村[現]豊田市加茂川(かもがわ)町巴(ともえ)川の支流郡界(ぐんかい)川を隔てて南側にも川向村(現岡崎市)があり…
ワフド党 (ワフドとう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- エジプトの民族主義政党。第1次世界大戦後,パリ講和会議にエジプトの民族〈代表団〉(ワフドwafd)を送ろうとして始まった運動を母体に,1924年,サ…
シエテ・パルティダス Las siete partidas
- 改訂新版 世界大百科事典
- カスティリャ王アルフォンソ10世(賢王)の立法の一つ。七部法典と訳される。1256年から約10年の間につくられた。執筆者は明らかでないが,ジャコブ…
い・きる【生きる】
- デジタル大辞泉
- [動カ上一][文]い・く[カ上二]《古くは四段活用であったが、中世ごろから上二段に活用》1 人間・動物などが、生命があり活動できる状態にある…
国立民衆劇場 (こくりつみんしゅうげきじょう) Théâtre National Populaire
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1920年,パリの旧トロカデロ(現,シャイヨ宮)に創設されたフランスの国立劇場,劇団。略称TNP。初代の責任者はジェミエFirmin Gémier(1865-1933)…
フアン・カルロス1世 フアンカルロスイッセイ Juan Carlos I
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書元スペイン国王国籍スペイン生年月日1938年1月5日出生地イタリア・ローマ学歴サラゴサ陸軍士官学校,マドリード大学〔1961年〕卒受賞国際陸…
アルベルトゥス・マグヌス Albertus Magnus 生没年:1200ころ-80
- 改訂新版 世界大百科事典
- スコラ神学者,自然研究家。南ドイツ,ラウインゲンで騎士の家に生まれ,パドバ大学在学中にドミニコ会に入り,ケルンその他の修道院で神学を学び,…
ヤコブ James Iakōbos[ギリシア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 図像1世紀半ばのイエスの兄弟の一人で,初期エルサレム教会の指導者。イエスの存命中には母マリアと同様彼の宣教に対して無理解で批判的であ…
金正日(キム・ジョンイル)体制
- 知恵蔵
- 1994年から2011年まで続いた、金正日(キム・ジョンイル)による北朝鮮の支配体制。父・金日成(キム・イルソン)主席存命中の1993年4月、軍を統括する国…
鶴賀新内 (つるがしんない)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 新内節の太夫,作曲家。(1)初世(1714-74・正徳4-安永3) 湯方御家人,本名岡田五郎次郎。初名新内。1758年(宝暦8)鶴賀加賀八太夫と改名。この…
石場村いしばむら
- 日本歴史地名大系
- 京都府:福知山市石場村[現]福知山市字石場和久(わく)川の支流石場川両側の台地上と、村の南部を東西に走る佐治(さじ)街道(豊住街道)に沿っ…
隆守院りゆうしゆいん
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:遠賀郡岡垣町吉木村隆守院[現]岡垣町吉木岡(おか)城跡の南麓にあり、曹洞宗。岡城主麻生隆守慰霊のために建立された寺院で、初め恩賀山…
アルミニウス Jacobus Arminius 生没年:1560-1609
- 改訂新版 世界大百科事典
- オランダの改革派神学者。オランダ名のハルメンスあるいはハルメンセンをラテン語化してアルミニウスととなえた。ライデン,ジュネーブ等で学んだの…
存 常用漢字 6画
- 普及版 字通
- [字音] ソン・ゾン[字訓] ある・いきる・ながらえる・おもう・とう[説文解字] [字形] 会意才(さい)+子。才は榜示の木。木に祝の器である(さい)をつ…
蓮花寺跡れんげじあと
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:球磨郡多良木町黒肥地村蓮花寺跡[現]多良木町黒肥地 蓮花寺球磨川右岸、標高一六〇メートル前後の沖積平野にあり、寺跡の南端は球磨川に接…
位牌 いはい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 死者の霊を祀(まつ)るために、法名(戒名(かいみょう))を記した長方形の木牌。大別して野位牌、内位牌、寺位牌の3種がある。野位牌は死後ただちにつ…
王夫之 (おうふし) Wáng Fū zhī 生没年:1619-92
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,明末から清初の思想家。湖南省衡陽県の人。字は而農(じのう),号は薑斎(きようさい)。晩年,衡陽の石船山に隠棲したので,王船山の名でも…
祐海町ゆうかいちよう
- 日本歴史地名大系
- 福井県:福井市福井城下祐海町[現]福井市左内(さない)町北陸街道沿いの神宮寺下(じんぐうじしも)町を東に入った町で、黒竜社記(黒竜神社文書…
ラッスス Orlandus Lassus 生没年:1532-94
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランドル楽派の16世紀後半の最も多作な,最も重要な作曲家。イタリア風のラッソOrlando di Lassoとしても知られ,フランス風の綴りOrlande de Lass…
高橋景保 たかはしかげやす (1785―1829)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸後期の天文暦学者。天文方高橋至時(よしとき)の長男として大坂に生まれる。幼名を作助、家を嗣(つ)いで通称を作左衛門、字(あざな)は子昌(ししょ…
プリツカー賞
- 知恵蔵
- 建築業界で最も権威ある賞の一つで、1979年、米国のジェイ・プリツカーとその妻シンディ・プリツカーによって設立された。建築業界のノーベル賞と例…
しゃ‐・する【謝】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 古くは「じゃする」とも )[ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]しゃ・す 〘 自動詞 サ行変 〙① いとまごいをして立ち去る。辞去する。立ち退(の)…
比嘉村ぴいがーむら
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:宮古諸島城辺町比嘉村[現]城辺町比嘉(ひが)現城辺町の北部に位置し、南東は福里(ふくざとう)村、西は長間(ながま)村で、北東部は海…
マルクス・アウレリウス まるくすあうれりうす Marcus Aurelius Antoninus (121―180)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ローマ皇帝(在位161~180)。五賢帝の最後の皇帝。スペイン出身の家柄で、同郷のハドリアヌス帝に目をかけられ、その命令で次帝アントニヌス・ピウ…
森光子
- 知恵蔵
- 俳優、文化勲章受章者、文化功労者。本名、村上美津。1920年5月9日京都市生まれ。日本俳優連合名誉副会長。35年に映画「なりひら小僧 春霞八百八町…
清水次郎長 (しみずのじろちょう) 生没年:1820-93(文政3-明治26)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 人物像江戸後期・維新期の俠客。駿河国有渡郡清水湊の海運業三右衛門の三男として生まれ,のち母の弟である米屋山本次郎八の養子となる。山…
ユウェナリス Decimus Junius Juvenalis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 2世紀前半に活躍したローマの風刺詩人。生没年不詳。ルキリウスに始まるローマ風刺詩の伝統の最後に登場したこの詩人は,同じく風刺詩を創作したホラ…