「成分」の検索結果

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フコース(fucose)

デジタル大辞泉
炭素数6のデオキシ糖の一種。天然にはD型とL型が動植物に広く存在する。名称は、L-フコースが海藻の粘り気の成分フコイダン中に発見されたことに由来…

リナロール(linalool)

デジタル大辞泉
スズランのような芳香のある無色の液体。芳樟ほうしょう油・黒文字くろもじ油などの主成分。ベルガモット油・ラベンダー油にはエステルとして含まれ…

ばら‐ゆ【薔薇油】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 バラの花からとれる精油。貴重な香料の一つで、主成分はシトロネロール、ゲラニオールなどのアルコール類。しょうびゆ。ローズオイル。〔…

にしん‐ゆ【鰊油】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ニシンから採取した脂肪油。淡黄色ないし赤褐色で不快臭のある油体。パルミチン酸・オレイン酸などが主成分。硬化油原料などに用いられる…

小藤石 ことういし kotoite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Mg3(BO3)2 。マグネシウムのホウ酸塩を主成分とする鉱物。斜方晶系,比重 3.10,硬度 6.5。地質学者小藤文治郎にちなんで死後の 1939年に命名された。

クマロン=インデン樹脂 クマロン=インデンじゅし coumaroneindene resins

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クマロンとインデンの重合体を主成分とする熱可塑性樹脂。歴史的には最も古く造られた合成樹脂で,塗料や電気絶縁材料,接着剤,防水剤などの製造原…

じゅん‐ぶっしつ【純物質】

デジタル大辞泉
単一の成分からなる物質。単体や化合物のように化学的に均質で一定の組成をもつものを指す。2種以上のものがまざった混合物に対比される。純粋物質。

くへんとう‐ゆ〔クヘンタウ‐〕【苦×扁桃油】

デジタル大辞泉
苦扁桃の種子から油をとった絞りかすを発酵させたものを蒸留して得る無色の液体。主成分はベンズアルデヒド。飲料・菓子・化粧品などの香料に用いる。

波動累帯構造

岩石学辞典
結晶が中心部から周辺部に不連続的に組成変化を起す場合に,組成の主成分が単調に増加または減少せず,不規則に増加,減少を繰り返し変化する累帯構…

タイレノール

デジタル大辞泉プラス
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社が販売する薬剤名。アセトアミノフェンを主成分とする鎮痛剤。胃を刺激せず、空腹時にも使用できるのが特徴。

リキュール

とっさの日本語便利帳
蒸留酒に薬草、果実などの香味成分を配合し、甘味、着色料などを添加。カクテルベースや洋菓子の香り付けなどに使われ、カンパリ、グラン・マルニエ…

そよ風

デジタル大辞泉プラス
ミヨシ石鹸が製造・販売する洗濯用洗剤の商品名。純石鹸分60%(脂肪酸ナトリウム)、アルカリ剤(炭酸塩)、金属イオン封鎖剤を成分とする。無着色…

ちょうさ‐しぼうさん〔‐シバウサン〕【長鎖脂肪酸】

デジタル大辞泉
分子に含まれる炭素数が11以上の脂肪酸。魚油の成分であるエイコサペンタエン酸、大豆油やコーン油などのリノール酸、オリーブオイルのオレイン酸な…

マンノース

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] mannose ) 単糖類の一つ。化学式 C6H12O6 マンナンの構成成分。還元性がある。ゾウゲヤシなどから得られるマンナンを加水分解す…

抗乳化剤 コウニュウカザイ demulsifying agent, demulsifier

化学辞典 第2版
乳化を防止し,また,生成したエマルション(乳濁液)を破壊し,その構成成分を二液相に分離するために用いられる物質.無機塩やアルコールなどがある.

ピレトリン(pyrethrin)

デジタル大辞泉
除虫菊に含まれる成分。淡黄色の油状物質。昆虫に対する殺虫効果は大きいが人畜に対する毒性は低く、蚊取り線香などに用いる。類似の構造をもつ化合…

ジン

とっさの日本語便利帳
オランダで薬酒として開発されたホワイトスピリッツ。トウモロコシや大麦、ライ麦などを連続式蒸留器で蒸留、コリアンダーやオレンジの皮などの香草…

ヴァイルの方程式【Weyl equation】

法則の辞典
スピン1/2,質量がゼロの粒子に対しての波動方程式.2成分の波動関数を用いて のように表される.ここで p=-ih▽ は運動量の演算子,σ はパウリ行…

エネルギー欠乏

栄養・生化学辞典
 以前はカロリー欠乏ともいった.生体が必要とするエネルギーが,食物から十分補給されない状態.体のエネルギー成分,すなわち脂肪,タンパク質,…

消耗症

栄養・生化学辞典
 体成分が減少して生活に障害がでる可能性があるほどになること.マラスムスとは,クワシオコールといわれるタンパク質欠乏にエネルギーの欠乏症が…

薬用アデノゲン

デジタル大辞泉プラス
資生堂フィティット株式会社が販売する男性用ヘアケア用品のブランド名。同社独自の発毛促進成分「アデノシン」を配合。男性用発毛促進剤と、ヘアケ…

パントポン

精選版 日本国語大辞典
( Pantopon ) モルヒネを主な成分とする鎮痛薬の商標名。[初出の実例]「パントポンや何かあるんで、お組の奴が内証で使ってしゃうがねえから」(出典…

ご‐ふん【×胡粉】

デジタル大辞泉
日本画で用いる白色顔料。カキ殻を粉砕・水簸すいひ・乾燥したもので、主成分は炭酸カルシウム。室町時代以降用いられ、それ以前は鉛白えんぱくをい…

しゅ‐やく【酒薬】

デジタル大辞泉
中国酒の醸造に用いるこうじの一種。砕いた米などに水を加えて球状にかため、菌を培養させたもの。用いる水に漢方薬の成分を抽出させるのでこの名が…

シトラール

栄養・生化学辞典
 レモングラスの精油の主成分で,レモンの香りを有する.シトラールαとβの混合物で,αはネラールとよばれ,βはゲラニオールとよばれる.食品添加物.

ガーシュゴーリンの定理【Gershgorin's theorem】

法則の辞典
行列の固有値の大きさを評価するための定理.固有値の絶対値は,行の絶対値を各行ごとに求めたものの最大値以下である.また列の成分についても同じ…

鶏冠石 けいかんせき realgar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
リアルガーともいう。 AsS。ヒ素の硫化物を主成分とする鉱物。単斜晶系の短柱状晶。比重 3.56,硬度 1.5~2。ヒ素採掘の重要な鉱床になる。

塩化物泉 えんかぶつせん

日本大百科全書(ニッポニカ)
温鉱泉1キログラム中の溶存固形成分が1グラム以上で、陰イオンとして塩化物イオンを主成分とする温泉。食塩泉とよばれていたが、1978年(昭和53)の…

共沸混合物 きょうふつこんごうぶつ eutectic mixture

日本大百科全書(ニッポニカ)
混合溶液を蒸留するとき、ある一定の圧力のもとで一定の温度で溶液の組成と蒸気の組成が一致することがあり、この現象を共沸またはアゼオトロープaze…

定性分析【ていせいぶんせき】

百科事典マイペディア
試料がどのようなものであるか,あるいはどのような成分からなるかを検出する分析法。通常定量分析の前に行う。一般に成分元素あるいは基,根などの…

胆石【たんせき】

百科事典マイペディア
胆嚢や胆道に形成される結石。大きさは砂粒〜鶏卵大ぐらいまで。成分は主としてコレステロールとビリルビン(胆汁色素)で,まれにカルシウム,脂肪…

浮遊選鉱 フユウセンコウ flotation

化学辞典 第2版
浮選ともいう.おもに非鉄金属の選鉱に用いられる方法.鉱石をまずよく粉砕して,特殊な薬品を含んだ水溶液のなかに入れてよく泡立てて気泡をつくる…

酸素化合物 さんそかごうぶつ oxygen compound

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸素と他の元素との化合物。酸素のみが陰性成分となっているものは酸化物といっている。酸化物と水を反応させて得られる水和物に相当するものに、水…

どう【銅】

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
微量ミネラルのひとつ。元素記号はCu。体内の組織に酸素を運ぶ運搬係であるヘモグロビンの合成に不可欠な構成要素。レバーなどの肉類、魚介類、豆製…

ガスクロマトグラフィー

百科事典マイペディア
気体状態で試料の分離を行うクロマトグラフィー。カラム(ガラスやステンレス製の細長い管)に活性炭,シリカゲル,シリコーングリース等をしみこま…

レーナルトの原子模型 レーナルトのげんしもけい Lenard's atomic model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1903年に P.E.A.レーナルトが提唱した原子模型。レーナルトは陰極線の物質による吸収の実験結果から,いろいろな物質の原子の基本的な成分は同じで,…

ワーラッハ Wallach, Otto

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1847.3.27. ケーニヒスベルク[没]1931.2.26. ゲッティンゲンドイツの有機化学者。ゲッティンゲン大学で F.ウェーラーのもとに学び,1869年学位取…

モル濃度 (モルのうど) molar concentration

改訂新版 世界大百科事典
溶液の組成を表す量のひとつで,容量モル濃度または単に濃度とよばれることもある。単位体積の溶液中に含まれている溶質成分iの量(単位はモル)を成…

山口医院のクリーム問題

共同通信ニュース用語解説
横浜市の山口医院が漢方として処方したアトピー性皮膚炎の治療クリームにステロイド成分が入っていた問題。昨年、市に相談が相次ぎ、国民生活センタ…

有毒植物 ゆうどくしょくぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
植物の一部または全体に有毒な成分を含む植物をいい、草本植物の場合は、毒草ともいう。有毒植物は古くから人類に知られ、矢毒のほか、死刑執行、毒…

ていひれい‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【定比例の法則】

デジタル大辞泉
化合物の成分元素の質量比は常に一定であるという法則。1799年、J=L=プルーストが発見。この法則に従うものは定比化合物、従わないものは不定比化…

リンタングステン酸

栄養・生化学辞典
 H3PW12O40が代表的な化合物で,タングストリン酸が正式名.リン酸やカチオン成分の分離や比色定量に用いる.リンモリブデン酸と用途は多く共通して…

はんとう‐まく【半透膜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 溶液やコロイド液・混合気体などの、ある成分だけを選択的に通過させる膜。フェロシアン化銅の沈殿膜・膀胱膜・セロファン膜など。透析な…

朱 シュ vermilion

化学辞典 第2版
銀朱ともいう.硫化水銀(Ⅱ)(α態)を成分とする赤色顔料.日光,熱に弱く,かつ有毒.高価で印肉用,絵の具などに少量使われるのみである.水銀と硫黄…

すいみんかいぜん‐やく【睡眠改善薬】

デジタル大辞泉
寝付きが悪い、眠りが浅いなどの一時的な不眠症状を緩和する薬。成分は抗ヒスタミン剤や生薬しょうやくなど。薬局で市販されている。[補説]医師の処…

だいいちるい‐いやくひん【第一類医薬品】

デジタル大辞泉
一般用医薬品のリスクの程度による分類の一。特にリスクが高いもの。一般用医薬品としての使用経験が少ない等、安全性上特に注意を要する成分を含む…

デオキシ‐とう〔‐タウ〕【デオキシ糖】

デジタル大辞泉
一つ以上の水酸基が水素原子に置換された糖の総称。生体内の多糖類や核酸の構成成分として広く存在する。D-デオキシリボース、L-フコース、L-ラムノ…

アプロ花崗岩

岩石学辞典
花崗岩の優白質のもので,副成分として黒雲母があり,白雲母が含まれることもある[Bailey & Maufe : 1913].ハプロ花崗岩(haplogranite)と同…

がん‐しつ【岩質】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 岩石としての性質。また、その岩石の成分である鉱物の種類、粒のあらさ、組織など。また、岩石に類する性質。[初出の実例]「岩質は大概輝…

インジウム銅鉱(データノート) いんじうむどうこうでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
インジウム銅鉱英名roquesite化学式CuInS2少量成分Fe,Mn,Zn結晶系正方硬度4比重4.78色鉄黒光沢金属条痕黒劈開無(「劈開」の項目を参照)[参照項目] …

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