オバクノン オバクノン obacunone
- 化学辞典 第2版
- C26H30O7(454.50).キハダ(黄柏)Phellodendron amurenseの樹皮に,リモニン,ベルベリンなどとともに含まれている苦味成分の一つ.リモニンに類似し…
かく‐さん【核酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 単純蛋白質と結合して核蛋白質の生成にあたる高分子有機化合物の一群。燐酸、塩基、糖の三成分から成り、生物の健康維持、増殖、遺伝など…
輝銅鉱(データノート) きどうこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 輝銅鉱英名chalcocite化学式Cu2S少量成分Se結晶系単斜硬度2.5~3比重5.80色黒灰~黒光沢金属条痕黒灰劈開無(「劈開」の項目を参照)[参照項目] | 輝…
リビングストン鉱(データノート) りびんぐすとんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リビングストン鉱英名livingstonite化学式HgSb4S8少量成分―結晶系単斜硬度2比重4.98色黒灰光沢金属条痕暗赤劈開一方向に完全(「劈開」の項目を参照…
ナタネ油
- 栄養・生化学辞典
- アブラナ科のアブラナの種子からとる油.エルカ酸が有害成分とされたが,それが少ないキャノーラ種という品種がカナダで開発され,よい食用油とし…
ピペリン piperine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C17H19NO3 。融点 130℃の結晶。コショウに含まれる辛み成分の一つ。初め味がないが,あと味がきつい。水,石油エーテルにほとんど不溶,エチ…
アロエ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 アロエは昔から「医者いらず」といわれ、民間療法でよく用いられる植物です。アフリカ原産のユリ科の多年草で、200以上の種類があ…
古典群 (こてんぐん) classical groups
- 改訂新版 世界大百科事典
- 行列の作る群は数学のみならず物理学においても重要である。とくに以下に述べるものは典型的な群として広い応用をもち,古典群と総称されている。実…
ピリドキシン ぴりどきしん pyridoxine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水溶性のビタミン(ビタミンB6)で、ピリドキサールおよびピリドキサミンとともに補酵素ピリドキサールリン酸pyridoxal phosphate(PLP)の成分であ…
ポリフェノール
- 知恵蔵
- ベンゼン環に2個以上の水酸基(‐OH)を持つ化合物の総称。主に野菜や果実などに含まれる色素などで、渋味やえぐ味があり、あく成分やタンニン類として…
ビタミンB複合体 ビタミンビーふくごうたい vitamin B complex
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ビタミン発見のきっかけとなった脂溶性Aと水溶性B成分のうち,後者は 1927年,さらに耐熱性のもの ( B2 ) と易熱性の神経炎因子 ( B1 ) に分けられた…
複塩【ふくえん】
- 百科事典マイペディア
- 2種以上の塩が一定の組成で結晶したものをいう。たとえばカーナライトKCl・MgCl2・6H2O,ミョウバンK2SO4・Al2(SO4)3・24H2Oなど。水溶液中では成…
水マンガン鉱(データノート) すいまんがんこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水マンガン鉱英名manganite化学式γ-MnOOH少量成分Fe,Al結晶系単斜(擬直方)硬度4比重4.31色暗鋼灰~鉄黒光沢亜金属条痕赤褐劈開一方向に完全(「劈…
湯河原沸石(データノート) ゆがわらふっせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 湯河原沸石英名yugawaralite化学式CaAl2Si6O16・4H2O少量成分Na,Sr結晶系単斜硬度4.5~5比重2.2色無光沢ガラス条痕白劈開ほとんどなし(「劈開」の項…
藍銅鉱(データノート) らんどうこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 藍銅鉱英名azurite化学式Cu3[OH|CO3]2少量成分―結晶系単斜硬度3.5~4比重3.78色藍青,天青,暗青光沢ガラス~金剛条痕青劈開二方向に完全(「劈開…
リチア輝石(データノート) りちあきせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リチア輝石英名spodumene化学式LiAlSi2O6少量成分Na,Fe結晶系単斜硬度6.5~7.5比重3.2色灰白,淡桃,淡緑光沢ガラス条痕白劈開二方向に完全(「劈開…
エスコラ石(データノート) えすこらせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エスコラ石英名eskolaite化学式Cr2O3少量成分V3+, Fe3+, Al, Mn, Mg, Si結晶系三方硬度8比重5.25色黒~暗緑光沢亜金属~ガラス条痕鮮緑劈開無(「劈…
クレンネル鉱(データノート) くれんねるこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クレンネル鉱英名krennerite化学式(Au,Ag)Te2少量成分報告なし結晶系斜方(直方)硬度2~3比重8.86色銀白~帯真鍮銀白光沢金属条痕未記載劈開一方向…
リンドグレン石(データノート) りんどぐれんせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リンドグレン石英名lindgrenite化学式Cu3[OH|MoO4]2少量成分Pb結晶系単斜硬度4.5比重4.29色草緑光沢ガラス条痕淡草緑~淡黄緑劈開一方向に完全(「劈…
チレイ岩
- 岩石学辞典
- 橄欖(かんらん)石に富む斑糲(はんれい)岩輝岩.橄欖石斑糲岩または橄欖石ユークライトの優黒質のもので,輝石,橄欖石を含み副成分として長石と少量…
糖タンパク質
- 栄養・生化学辞典
- 糖を複合成分として含むタンパク質.タンパク質を構成するアミノ酸の側鎖に糖が共有結合しているもの.細胞外のタンパク質,細胞膜にあるタンパク…
ヨハンセン輝石 よはんせんきせき johannsenite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- マンガンを主成分とする輝石の一種で、灰鉄輝石、透輝石と固溶体をつくる。天然で産出するヨハンセン輝石は、理想化学成分に非常に近いものと、鉄や…
ステビア
- 百科事典マイペディア
- 南米パラグアイ原産のキク科多年草。同名の切花用園芸種と区別するためアマハステビアともいう。1970年ころブラジルから日本に導入され,世界に先ん…
デュエム-マルグレスの式 デュエムマルグレスノシキ Duhem-Margules' equation
- 化学辞典 第2版
- 均一な2液混合物の液相の組成と,蒸気の分圧との関係を表す式,ここで,xA,xB はA,B液体のモル分率,pA,pB は蒸気の分圧.この式はギブズ-デュエ…
雲母(鉱物) うんも mica
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカリおよびアルカリ土類金属、鉄、マグネシウム、マンガン、バナジウムなどを主成分とする含水アルミノ珪(けい)酸塩鉱物の一グループ。[松原 …
尿路結石 (にょうろけっせき) urolithiasis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 尿路にみられる結石の総称で,腎結石,尿管結石,膀胱結石,尿道結石などはこれに属する。エジプトのミイラの中にもみられ,古くから医療の対象にさ…
σ結合 シグマケツゴウ σ bond
- 化学辞典 第2版
- 2原子間に形成される単結合を軌道の対称性から名づけた名称.一般に,2原子間の結合が単結合である場合,その分子軌道関数の形は結合軸に対して対称…
食用色素 しょくようしきそ food dyes
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 食品の着色に利用される色素で、化学合成および天然色素が用いられている。 化学合成色素には毒性をもつものもあり、規制の強化によりその品目は著…
べにこうじ【紅麹】
- 食の医学館
- 紅麹(べにこうじ)は清酒や味噌に用いられる麹菌の仲間で、紹興酒(しょうこうしゅ)などの醸造に用いられます。中国では消化を助け、血行をよくする漢…
シュンギク
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 地中海沿岸が原産地のキク科。春に黄色の花を咲かせるのでこの名がつきました。食用に栽培しているのはわが国や中…
ワサビ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 わが国原産でカブ、ダイコンと同じアブラナ科に属します。清流に洗われるような自然環境でしか生育できません。天…
スクラッバー scrubber
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気体中に浮遊する固体または液体の微粒子や気体中に含有されている気体状の不要成分または有害成分を液中に捕捉(ほそく)する装置。通常,洗浄液に…
セラミック半導体 (セラミックはんどうたい) ceramic semiconductor
- 改訂新版 世界大百科事典
- 半導性を示すセラミックス。半導性を生ずる原因は,純物質では温度と雰囲気によって化学組成がわずかに変化すること,微量成分を含む場合にはその微…
クリーム cream
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 食用のクリーム 調理 化粧品のクリーム牛乳からとった食用のクリームと化粧品のクリームがある。語源は,キリスト教で洗礼の儀式に使う聖…
天然ガス テンネンガス natural gas
- 化学辞典 第2版
- 広義には,地下から天然に産出するガスを総称するが,一般には,このうち低級炭化水素を主成分とする可燃性ガスをいう.成因的に各種のものがあり,…
直流 ちょくりゅう direct current
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電池からの電流のように,常に一定向きに流れる電流や大きさが一定の電圧をさし,DCと略記する。普通は図の (a) のように時間的に一定な値の波形をも…
キナアルカロイド cinchona alkaloid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アカネ科の Cinchona属および Remijia属の樹皮から得られるアルカロイドの総称。生薬の一種であるキナ皮に含まれるアルカロイドの主成分キニン (キニ…
メープルシロップ
- 栄養・生化学辞典
- メープルシュガー,カエデ糖ともいう.北米原産のムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉高木,サトウカエデ[Acer saccharum]の樹液から製造する糖液…
てっ‐こう(‥カウ)【鉄鋼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鉄を主成分とする金属材料。鋼鉄や銑鉄(せんてつ)・鋳鉄など。[初出の実例]「若又生鉄鉄鋼にも御用に候はば〈略〉指上候間」(出典:万国…
たんぱく‐せき【蛋白石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 含水珪酸を主成分とする鉱物。ふつう白色・褐色などでガラス光沢を有し、塊状・腎臓状で酸性火山岩の間隙に産する。装飾用。美しいものは…
ウルシオール
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] urushiol ) 漆の主成分。フェノール誘導体の一つで、液状で有機溶剤に溶ける。明治四〇年(一九〇七)真島利行が漆から分離して…
ひはかい‐ぶんせき〔ヒハクワイ‐〕【非破壊分析】
- デジタル大辞泉
- 試料を破壊、消費、損失することなく化学的な分析を行うこと。絵画や仏像などの文化財の調査、食品成分の分析や食味の測定に利用される。主な分析法…
アンモライト(ammolite)
- デジタル大辞泉
- アンモナイトの化石がもととなった宝石。通常、炭酸塩鉱物の一つである霰石あられいしが主成分で、方向によってさまざまな色に見える、オパールや真…
ぎんがかん‐ぶっしつ【銀河間物質】
- デジタル大辞泉
- 銀河間空間に存在する非常に希薄な物質。電離した水素を主成分とするガスが、1立方メートル当たり10個程度存在する。宇宙全体では、暗黒物質を除く通…
麻薬性の植物毒 まやくせいのしょくぶつどく Narcotic plant toxins (食中毒)
- 六訂版 家庭医学大全科
- この項目に入る植物は、しばしば社会問題となる幻覚(げんかく)・麻酔を起こす成分を含んでいるので、一般の使用は法律で禁止されています。①ケシ …
パップ‐ざい【パップ剤】
- デジタル大辞泉
- 医薬品の粉末と精油成分を含み、湿布に用いる泥状の外用剤。ふつうカオリンパップが用いられる。以前は亜麻仁・芥子泥かいしでい・麦などを煮て粥状…
ねつ‐かくさん(‥クヮクサン)【熱拡散】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 混合流体の内部に温度差があるとき、成分の一方を高温側へ、他方を低温側へ寄せつける拡散現象。また、熱が高温領域から低温領域へ拡散す…
のう‐しゅ(ナウ‥)【嚢腫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 卵巣・肝臓・腎臓・乳腺などにできる腺腫の一型。分泌腺の管が拡張し、内面は腺細胞の増殖したものでおおわれ、腺から分泌された種々の液…
けいせん‐せき【珪線石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 変成岩に含まれる白色柱状、繊維状の鉱物。斜方晶系。脂肪光沢をもち、透明、半透明、黄灰、灰緑、褐色などの色を帯びる。アルミニウムの…
メチオニン
- 栄養・生化学辞典
- C5H11NO2S (mw149.21). タンパク質に通常含まれるアミノ酸で,必須アミノ酸の一つ.生体で,タンパク質の構成成分としてだけでなく,メチル基…