かなつぼ‐いし【金壺石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 糗石(はったいいし)のこと。
かねつけ‐いし【金付石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 三重県の熊野地方で産する珪石(けいせき)の一種。黒色で、質は緻密。昔、両替屋などで、金銀をすりつけてその真偽、純度などを検査するの…
ゆうぎょ‐せき(イウギョ‥)【遊魚石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 庭の池や遣水などの水際に置く石。
まんごく‐どおし(‥どほし)【万石通】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せんごくどおし(千石通)〔和漢三才図会(1712)〕
ちょうろぎ【草石蚕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちょろぎ(草石蚕)《 季語・夏 》 〔本朝食鑑(1697)〕
ねこめ‐いし【猫目石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 宝石の一つ。金緑石のうち、灯火にかざした時、一本の輝く条が上下に動くもの。黄緑、翠緑、黄などで透明または半透明。また、石英のうち…
びょうせい‐せき(ベウセイ‥)【猫睛石・&JISFA45;睛石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 猫目石(ねこめいし)のこと。〔鉱物字彙(1890)〕 〔長生殿‐禊游〕
じゅげ‐せきじょう(‥セキジャウ)【樹下石上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 樹の下や石の上などの意から ) 山野、または路傍などに宿ること。出家や雲水の境涯を象徴したもの。じゅかせきじょう。[初出の実例]「…
せきしゅう‐ばんし(セキシウ‥)【石州半紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 島根県西部地方から産する半紙。石見(いわみ)半紙。〔万金産業袋(1732)〕
せきそん‐まいり(‥まゐり)【石尊参】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 近世以降、神奈川県伊勢原市の大山寺(たいさんじ)にある石尊権現に参詣すること。大山参り。《 季語・夏 》[初出の実例]「六月〈略〉石尊…
せっ‐けつめい(セキ‥)【石決明】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 「あわび(鮑)」の漢名。《 季語・夏 》 〔本草和名(918頃)〕[初出の実例]「石决明より真珠を採る、此甲介は殊に大村の国に多し」(出…
ぼうふ‐せき(バウフ‥)【望夫石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 妻が出征する夫を見送り、そのまま化したものと伝える石。中国では、「神異経」などに見える伝説にもとづく、湖北省武昌の北山にあるもの…
ちょうふん‐せき(テウフン‥)【鳥糞石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 群棲する海鳥の排泄物でできた堆積物。窒素・燐酸肥料などに利用される。グアノ。
いし【石】 の 火((ひ))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 火打ち石を打って出す火。きり火。[初出の実例]「鍔を火打の石の火の」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)下)② 石が熱せられて発すると考えられた…
いし‐ひみ【石干見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 潮の干満の差のはげしい遠浅(とおあさ)の場所に、石垣を湾曲形に作っておき、満潮時にそこに入り、干潮時に残ったままになっている魚をと…
石空川
- 事典・日本の観光資源
- (山梨県北杜市)「ふるさとの水辺百選」指定の観光名所。
石敢当
- 事典・日本の観光資源
- (滋賀県高島市)「湖国百選 街道編」指定の観光名所。
千々石 ちぢわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 長崎県南高来(みなみたかき)郡にあった旧町名(千々石町(ちょう))。現在は雲仙市(うんぜんし)の中央部を占める。旧千々石町は1928年(昭和3)町制施…
芦野石細工[石工] あしのいしざいく
- 事典 日本の地域ブランド・名産品
- 関東地方、栃木県の地域ブランド。那須郡那須町で製造されている。芦野石は耐水性に優れる軟石。室町時代には、神社仏閣の造営に用いられた。現在で…
石鷓鴣 (イシシャコ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Ptilopachus petrosus動物。キジ科の鳥
柳本 素石 ヤナギモト ソセキ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の日本画家 生年慶応4年4月29日(1868年) 没年大正7(1918)年1月7日 出生地土佐国高知城下(高知県) 本名柳本 繁馬 経歴土佐藩御用絵師…
新井 石禅 (あらい せきぜん)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1865年12月19日明治時代;大正時代の曹洞宗僧侶1927年没
高橋 石霞 (たかはし せっか)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1808年11月14日江戸時代;明治時代の町人学者;商人。町年寄;広島藩綿座頭取1883年没
モルデン沸石 もるでんふっせき mordenite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 普通に産出する沸石の一つ。毛状ないし針状結晶あるいは陶器のような緻密(ちみつ)な塊をなす。安山岩、デイサイト、流紋岩などのケイ酸分に比較的富…
薬用石ケン やくようせっけん medicinal soap
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本薬局方に収載されている医薬品で、一般の市販せっけんとは脂肪酸規格の点で異なる。脂肪酸(オレイン酸など)のナトリウム塩である。白色ないし…
けい石れんが ケイセキレンガ silica brick, silica refractory, ganister brick
- 化学辞典 第2版
- ダイナスれんがともいう.けい石やガニスター(細粒砂岩の一種)を少量の水和石灰で結合し,高温焼成してつくった耐火物.主用途は製鋼炉,コークス炉…
片桐石州 かたぎりせきしゅう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1605〜73江戸前期の大名で茶人。石州流の開祖名は貞俊,のち貞昌。片桐且元の甥。1624年石見守に叙任。'27年大和(奈良県)小泉藩1万6000余石の藩主…
葉ろう石 ヨウロウセキ pyrophyllite
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]パイロフィライト
沖の石 (通称) おきのいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題けいせい沖の石初演宝永2.春(大坂・片岡座)
滑稽指南石 〔常磐津, 竹本〕 こっけい じしゃくいし
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治7.7(東京・河原崎座)
路傍の石 ろぼうのいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 山本有三(ゆうぞう)の長編小説。第一部は1937年(昭和12)1月から6月まで『朝日新聞』に連載。その改稿『新篇(しんぺん)路傍の石』を翌年から『主婦…
ろせき‐こうぶつ(‥クヮウブツ)【鹵石鉱物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おもに鹵石からなる鉱物。岩塩・蛍石など。
石人山古墳せきじんさんこふん
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:八女郡広川町一条村石人山古墳[現]広川町一条 人形原八女丘陵の西側にある。国指定史跡。八女古墳群の大型の前方後円墳中では西端に位置す…
石合村いさいむら
- 日本歴史地名大系
- 大分県:大分郡野津原町石合村[現]野津原町今市(いまいち) 石合・上石合(かみいさい)・石合原(いさいばる)など七瀬(ななせ)川左岸の山中(…
石別村いしべつむら
- 日本歴史地名大系
- 北海道:渡島支庁上磯町石別村明治一四年(一八八一)から同三九年まで存続した上磯郡の村。明治一四年当別(とうべつ)村と三石(みついし)村が「…
石宝殿古墳いしのほうでんこふん
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:寝屋川市打上村石宝殿古墳[現]寝屋川市打上打上(うちあげ)神社東南の丘陵にある。国指定史跡。盛土を流失しているため形は不明。主体部…
石加郷いしかごう
- 日本歴史地名大系
- 三重県:伊勢国員弁郡石加郷「和名抄」高山寺本は「以之賀」、東急本は「以之加」の訓を付す。「延喜式」神名帳に「石(イシノ)神社」がある。「吾…
石馬郷こくまごう
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:上野国碓氷郡石馬郷「和名抄」高山寺本・東急本ともに訓を欠く。「日本地理志料」は常陸国石間郷を例として「伊之萬」と訓じ、「大日本地名…
石清水神社いわしみずじんじや
- 日本歴史地名大系
- 香川県:大川郡大内町大谷村石清水神社[現]大内町大谷大谷(おおたに)の中央部、中穂(なかほ)山に鎮座する。祭神誉田別尊・息長足姫命・足仲彦…
石清水八幡宮いわしみずはちまんぐう
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:越智郡玉川町八幡村石清水八幡宮[現]玉川町八幡 日坂八幡(やわた)山山頂にある。祭神は足仲彦命・息長帯姫命・品陀和気命。旧県社。境内…
石尾神社こくおじんじや
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:日高郡日高町志賀村石尾神社[現]日高町志賀 石尾柏(かしわ)峠の南麓に鎮座。祭神は国常立(くにのとこたち)神。「続風土記」には「伏…
羽衣石城跡うえしじようあと
- 日本歴史地名大系
- 鳥取県:東伯郡東郷町羽衣石村羽衣石城跡[現]東郷町羽衣石羽衣石川の上流に位置する標高三七二メートルの羽衣石山に築かれた城跡。戦国時代、東伯…
石龕寺せきがんじ
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:氷上郡山南町岩屋村石龕寺[現]山南町岩屋岩屋(いわや)山中を流れる岩屋川の谷奥に位置し、三方を急峻な断崖に囲まれた要害の地にある。…
石禾郷いさわごう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:但馬国養父郡石禾郷「和名抄」所載の郷。同書高山寺本に「以左和」、東急本に「伊佐波」の訓がある。出石(いずし)町袴狭(はかざ)遺跡出…
とかげ【蜥=蜴/蝘=蜓/石=竜=子】
- デジタル大辞泉
- 1 有鱗ゆうりん目スキンク科の爬虫はちゅう類。体長約20センチ。胴が円筒形で、体鱗たいりんは滑らか。体色は暗褐色で、縦縞がある。幼体は黒地に黄…
ふり‐ずばい(‥づばい)【振飄石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふりずんばい(振飄石)[初出の実例]「櫟狩の折ふし、所の人の手馴し、振梢(フリズハヒ)を打掛」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)…
いしやき‐いも【石焼芋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さつま芋を焼けた小石の中で焼いたもの。《 季語・冬 》
かみうち‐いし【紙打石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紙打ち①に用いる、磑(いしうす)状のなめらかな石。[初出の実例]「紙打石壱顆(小)勅旨大般若紙打料」(出典:正倉院文書‐天平宝字六年(7…
みちわけ‐いし【道分石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道路の分岐点などに立て、方向、里程などをしるした標識の石。みちわけのいし。[初出の実例]「血筋と義理と道分石(ミチワケイシ)わけて血…
とらめ‐いし【虎眼石・虎目石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石英と青石綿を主成分とする鉱物。黄褐色で不透明であるが、光沢がある。丸くみがくと虎の目のように輝く。南アフリカ、オーストラリアな…