「成分」の検索結果

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ジンギベレン zingiberene

改訂新版 世界大百科事典
ショウガZingiber officinaleの根茎に含まれる精油の主成分で,セスキテルペン類の一種。沸点130℃(14mmHg),比旋光度[α]D=-73.38℃,屈折率n D2…

エメリー えめりー emery

日本大百科全書(ニッポニカ)
おもに粘土岩の熱変成作用によって生成されたアルミニウムを主成分とする比較的細粒均質で硬い岩石、あるいはこれから得られた研磨剤の名称。主成分…

加成性 カセイセイ additive property, additivity

化学辞典 第2版
一つの系(混合物および化合物)の性質を表す量が,その系を構成する成分の相当した量の和に等しいような性質.厳密に加成的な性質は質量ぐらいで,混…

亜灰長石(データノート) あかいちょうせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
亜灰長石英名bytownite化学式(NaAlSi3O8)30-10(CaAl2Si2O8)70-90少量成分K結晶系三斜硬度6~6.5比重2.7~2.8色白光沢ガラス条痕白劈開二方向に完全(…

塩素燐灰石(データノート) えんそりんかいせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
塩素燐灰石英名chlorapatite化学式Ca5[Cl|(PO4)3]少量成分F,OH結晶系六方または単斜(擬六方)硬度~5比重3.17色白,帯黄~帯緑白,帯紅白,灰緑白光…

もくざい‐ふきゅうきん〔‐フキウキン〕【木材腐朽菌】

デジタル大辞泉
木材に含まれるリグニンやセルロースなどの難分解性の成分を腐朽し、栄養源とする菌類の総称。リグニンを分解する白色腐朽菌、セルロースまたはヘミ…

きのうせい‐やさい【機能性野菜】

デジタル大辞泉
本来は含まれていなかったり、微量にしか含まれていなかったりする栄養成分を、人工的に添加したり増加させたりした野菜。野菜には含まれないビタミ…

リコツキー岩

岩石学辞典
混成による縞状斑糲(はんれい)岩で,主として斜方輝石とK-アノーソクレースからなり,副成分としてアンデシン,角閃石,緑泥石,黒雲母,緑簾石など…

利胆薬【りたんやく】

百科事典マイペディア
胆汁の分泌または排泄(はいせつ)を促進する薬剤。胆石症,肝炎,消化不良などに用いる。肝臓からの胆汁分泌を多くする分泌促進剤には胆汁酸,デヒド…

はちょう‐ばん〔ハチヤウ‐〕【波長板】

デジタル大辞泉
光学系において、直交する光の偏光成分に所定の位相差を生じさせる光学素子。入射光に対して1/4、1/2波長分の位相を変えるものを、それぞれ四分の一…

樹芸作物 じゅげいさくもつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
一般の樹木に対して、特殊な木材や成分、物質の生産を目的としておもに単木を集約的に特殊栽培をする樹木をいう。林業では特用樹種とほぼ同じ意味に…

電束 でんそく electric flux

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ある曲面 S の面上の電束密度の法線方向の成分 Dn をこの曲面上で加え合せたもので単にフラックスともいう。数学的には面積分 で表わされる。 S が…

ボルボース石(データノート) ぼるぼーすせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ボルボース石英名volborthite化学式Cu3[(OH)2|V2O7]・2H2O少量成分―結晶系単斜硬度3.5比重3.52色暗橄欖緑、緑、黄緑光沢ガラス~樹脂条痕灰緑~灰緑…

ルドイヒ石(データノート) るどいひせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ルドイヒ石英名ludwigite化学式(Mg,Fe2+)2Fe3+[O2|BO3]少量成分Mn2+,Al結晶系斜方(直方)硬度5比重3.82~4.32色暗緑~暗褐、黒光沢絹糸(繊維状)…

プロタミン protamine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
単純蛋白質に属する一群の強塩基性蛋白質。魚の精子核中に多く存在し,デオキシペントース核酸と結合してヌクレオプロタミンとなる。成分アミノ酸の…

かとり‐せんこう(‥センカウ)【蚊取線香】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蚊を駆除するための薫煙剤の一つ。点火してくゆらすと、殺虫成分が蒸散して蚊を殺す。蚊遣り。蚊遣香。《 季語・夏 》[初出の実例]「ある…

ザバリツキー石(データノート) ざばりつきーせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ザバリツキー石英名zavaritskite化学式BiOF少量成分未報告結晶系正方硬度粉末状物質の集合のため,本来の硬度は未測定比重9.21色暗灰~帯緑灰光沢亜…

トリフィル石(データノート) とりふぃるせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
トリフィル石英名triphylite化学式LiFe2+[PO4]少量成分Mn2+,Mg,Ca,Fe3+結晶系斜方(直方)硬度4~5比重3.56色帯青灰~帯緑灰光沢ガラス~亜樹脂条痕…

沼野石(データノート) ぬまのせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
沼野石英名numanoite化学式Ca4(Cu,Mg)[(CO3)2|B4O6(OH)6]少量成分Zn結晶系単斜硬度4.5比重2.93色帯灰青緑光沢ガラス条痕淡青緑劈開二方向に完全(「…

ブラジリア石(データノート) ぶらじりあせきでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ブラジリア石英名brazilianite化学式NaAl3[(OH)2|PO4]2少量成分K結晶系単斜硬度5.5。もろい。比重3.00色淡黄、黄、帯緑黄光沢ガラス条痕白劈開一方向…

ラック lac

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
スチックラック (粗ラック) ,シコウ,ハナモツヤクともいう。ラックカイガラムシの雌虫が体表に分泌した樹脂状物質。精製したものはシェラックと呼…

サビネン サビネン sabinene

化学辞典 第2版
C10H16(136.24).d-サビネンは精油成分の一つ.杜(と)松油やピレア油中などに存在する.沸点163~165 ℃.+95°(クロロホルム).0.842.1.4678.果実…

メタン methane

改訂新版 世界大百科事典
炭化水素の最も簡単なもの。化学式CH4で表され,図に示すような四面体構造をもつ。沼池などにおいて有機物の腐敗により生じる沼気marsh gasとして古…

ガラクトース galactose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アルドヘキソースの一種。生理的には重要な糖であるが,天然にはD,L体の両方とも遊離の状態で存在することはまれ。 (1) D体 乳中の糖分ラクトース…

水蒸気蒸留 すいじょうきじょうりゅう steam distillation

日本大百科全書(ニッポニカ)
沸点の高い物質に水蒸気を吹き込んで、その沸点よりも低い温度で留出させる蒸留法。普通の蒸留では分解してしまう物質や、沸点が高すぎる物質の蒸留…

セダー油 せだーゆ cedar oil

日本大百科全書(ニッポニカ)
精油の一つ。シダーウッド油cedar wood oilともいう。アメリカのバージニア州に多産するビャクシン科エンピツビャクシン(エンピツノキ)の心材を水…

オゾン分解 おぞんぶんかい ozonolysis

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルケンにヘキサンなどの不活性溶媒中、室温あるいは低温でオゾンを作用させると、複雑な過程を経てオゾニドとよぶ化合物が生成する。オゾニドは安…

マンノース mannose

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C6H12O6 。セミノース,カルビノースともいう。ヘキソースの一種。天然に存在するものはD体である。遊離状のものは少く,マンナンもしくはヘ…

竜胆 りゅうたん Japanese gentiana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
漢方の生薬の一つ。トウリンドウまたはその同属植物の根茎および根をいう。中国ではすでに1~4世紀に薬として常用され,『神農本草経』には神仙家の…

リモナイト

知恵蔵mini
鉄の酸化物を主成分とする鉱物で、褐鉄鉱とも呼ばれる。日本では主に熊本県の阿蘇山周辺で採取される。鉄分以外にも多くの天然ミネラル成分を含み、…

多変量解析

岩石学辞典
対象を特徴づけるには,一般に複数個の数値が用いられる.たとえば人の大きさを言い表すには身長,体重,胸囲,胴回り,座高など複数個の数値が必要で…

ランタン lanthanum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
元素記号 La ,原子番号 57,原子量 138.9055。周期表3族の希土類元素で,ランタノイド元素の1つ。おもな鉱石にはモナズ石,灰重石,セル石などがあ…

3,6-ジデオキシヘキソース ジデオキシヘキソース 3,6-dideoxyhexose

化学辞典 第2版
C6H12O4(148.16).おもにリポ多糖成分として,次の異性体が知られている.【Ⅰ】D-arabino-体:チベロース(tyvelose,3,6-dideoxy-D-arabino-hexose)…

たんさんすいそえん‐せん【炭酸水素塩泉】

デジタル大辞泉
泉質の一。ナトリウムイオン・炭酸水素イオンを主成分とする温泉。皮膚疾患・やけど・糖尿病などに効くほか、肌をなめらかにする効果があるとされる…

かこう‐せんりょくがん(クヮカウ‥)【花崗閃緑岩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 火成岩の一つ。花崗岩よりやや暗い灰白色で、細粒ないし粗粒の深成岩。花崗岩と石英閃緑岩の中間にあり、斜長石、カリ長石、石英、黒雲母…

土壌学

岩石学辞典
土壌の科学(pedology).土壌学(soil science)をさらに土壌生成分類学(pedology)など細かく分ける考え方がある.pedology[Fallou : 1862, Birk…

ペリドタイド

岩石学辞典
完晶質で中粒から粗粒の橄欖(かんらん)石が主成分の火成岩で,輝石および角閃石は含まれることもある.長石は含まれない.橄欖岩はこの岩石類の中に…

バーミキュライト ばーみきゅらいと vermiculite

日本大百科全書(ニッポニカ)
雲母(うんも)を主成分とする蛭石(ひるいし)を700℃以上の高温で焼いたもの。製品は多孔質でしかも重量の約6倍もの吸水能力をもつことから、園芸材料と…

きり油 きりゆ tung oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「とうゆ」ともいう。油ぎりの種子から得られる代表的乾性油。塗料,リノリウム,油紙,唐傘などの製造に利用される。主成分はトリエン構造をもつα-…

シネオール cineole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C10H18O 。ユーカリ油の主成分でユーカリプトールとも呼ばれる。クスノキの精油中に存在するモノテルペンアルコールで,ショウノウの香りをも…

ラッカセイ(落花生)油【ラッカセイゆ】

百科事典マイペディア
ラッカセイの種子から得られる不乾性油。主として圧搾法で採油。淡黄色で無臭またはわずかに特有のにおいを有する。主成分はオレイン酸のグリセリド…

パウリのスピン行列【Pauli spin matrix】

法則の辞典
反可換関係(たとえば σxσy+σyσx=0のような)を満たす2行2列の行列.電子のスピン演算子を表現している.つまり大きさ1/2のスピン角運動量を(1/2…

ツバキ(椿)油【つばきあぶら】

百科事典マイペディア
ツバキの種子から得られる淡黄色の不乾性油。主成分オレイン酸。凝固点−15〜−21℃。古来髪油として賞用され,伊豆七島や九州南部に産する。食用油,潤…

硝子体【しょうしたい】

百科事典マイペディア
ガラス体とも。眼球内で水晶体と網膜との間を満たしている物質で,透明で光の通過を妨げない。99%は水で,わずかな繊維成分を含んでゲル状を呈する…

クロムグリーン

百科事典マイペディア
(1)酸化クロム(III)Cr2O3を主成分とする緑色顔料。陶磁器,ガラスなどの着色に使用。(2)クロムイエローと紺青(こんじょう)の混合物からなる…

ぶんし‐うん【分子雲】

デジタル大辞泉
星間空間に存在する低温・高密度のガス雲。主成分の水素分子のほか、一酸化炭素、一硫化炭素、アンモニア、シアン化水素、エチルアルコールなどを含…

カルナウバろう カルナウバロウ carnauba wax

化学辞典 第2版
カルナウバヤシの葉から得られる淡黄色~暗緑色の無臭のろう.融点は非常に高く80~86 ℃.主成分はヘキサコサン酸テトラデシルで,テトラコサン酸,…

不乾性油 フカンセイユ nondrying oil

化学辞典 第2版
乾性油と異なり,乾燥しにくい脂肪油.一般にヨウ素価100以下で,オレイン酸,リシノール酸などのグリセリドを主成分とする.つばき油,落花生油,オ…

なぐら‐ど【名倉砥】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 砥石の一種。凝灰岩を主成分とするもの。石質が緻密で硬いため、合砥(あわせど)の最高級品として珍重される。愛知県設楽(したら)町名倉付…

マグネシウム肥料 (マグネシウムひりょう) magnesium fertilizer

改訂新版 世界大百科事典
マグネシウムを主成分とする肥料。苦土肥料ともいう。マグネシウムは植物葉の葉緑体の成分であり,各種の酵素の働きを助けるので植物の生育に必須の…

今日のキーワード

大山のぶ代

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん...

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