食道 しょくどう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 消化管の一部。食物を口腔(こうくう)から胃に輸送する長い管で咽頭(いんとう)の下方に続き、胃の噴門までをつなぐ。全長は約25センチメートル。全体…
プレーリー土 (プレーリーど) prairie soil
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北アメリカの大草原地帯東部の高茎草本からなる自然草原(プレーリー)に生成された土壌。ブルニゼムbrunizemあるいはフェオゼムphaeozemとも呼ばれ…
材 (ざい) wood
- 改訂新版 世界大百科事典
- 木本植物の形成層の活動によってつくられる二次木部をいう。管状要素(道管要素あるいは仮道管),木部柔組織細胞,木部繊維などからなり,細胞壁は…
線構造 せんこうぞう lineation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地質学上の用語で、岩石中に存在する各種の線状構造のこと。リニエーションともいう。そのおもなものは、断層面上の条線(ストリエーションstriation…
内鞘 ないしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物器官上の用語。中心柱の基本組織のうち、内皮(ないひ)と維管束組織との間にあって、環状に分布し、中心柱の最外層をなす部分をいう。種子植物の…
水田土壌【すいでんどじょう】
- 百科事典マイペディア
- 水田に形成される土壌。自然土壌に各種の水田造成過程(平たん化,整地,畦(あぜ)立て,灌(かん)排水施設,床締め,客土等)や水稲栽培過程(耕起,…
小腸 しょうちょう small intestine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 脊椎動物の消化器の一つ。人間では胃と大腸との間にあって腹腔内を蛇行する中空の器官。長さ6~7m。上部から十二指腸,空腸および回腸に区別する。十…
タカラガイ Cypraeidae; cowrie; cowry
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 軟体動物門腹足綱タカラガイ科の巻貝の総称。幼貝では,殻口は広く,外唇は薄くて刻みがなく,小さい螺塔をもつ。成長すると,外唇は殻口内のほうへ…
脱政党化 だつせいとうか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有権者が既存の政党全般に対して失望して政党ならびに政党制度に対して信頼感を失っていく現象。その結果,無党派層が次第に増加する。アメリカや日…
矢部長克 やべひさかつ (1878―1969)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地質学者、古生物学者。東京に生まれる。北海道石狩炭田の調査研究を卒業論文として、1901年(明治34)東京帝国大学地質学科を卒業、1908年から1912…
ヘナタリ Cerithideopsilla cingulata
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 軟体動物門腹足綱ウミニナ科。殻高 2.5cm,殻径 1.2cm。殻は高塔形で厚質堅固,螺層は 12階,各層のふくらみは弱いが,縫合は明らかである。通常3本…
ゼオライトマスク
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [医療・健康]帯広畜産大学(北海道帯広市)の大学ブランド。鳥インフルエンザウイルスを短時間で99%以上不活化する機能をもったマスク。大動物特殊…
きり‐つぎ【切継・切接】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 切り取った物と物とを継ぎ合わせること。また、その物。特に、歌舞伎で、所々裂(きれ)地をはぎ合わせて作った衣装。貧者などのみすぼら…
ひがしくしろかいづか【東釧路貝塚】
- 国指定史跡ガイド
- 北海道釧路市貝塚にある縄文時代早期から近世にわたる、14層以上をもつ複合遺跡。とくに縄文時代前期の貝塚としては、北海道内では最大規模。縄文時…
函淵植物群 (はこぶちしょくぶつぐん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北海道中軸部に分布する上部白亜系函淵層群(8000万~6500万年前)に含まれる化石植物の総称。植物化石は,ケイ化木,ケイ化葉,葉,花粉・胞子など…
有吉貝塚ありよしかいづか
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:千葉市緑区有吉村有吉貝塚[現]緑区有吉町 宮前東京湾に注ぐ泉(いずみ)谷津と赤塚(あかつか)支谷とに挟まれた舌状台地上にある。貝層部…
鈴ノ宮遺跡すずのみやいせき
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:高崎市矢島村鈴ノ宮遺跡[現]高崎市矢島町 鈴ノ宮井野(いの)川左岸にある河岸段丘の洪積地にあり、川岸より遠い場所から川岸に向かって緩…
コバルト文庫ピンキー
- デジタル大辞泉プラス
- 集英社が出版していたジュニア小説の文庫レーベル。1992年創刊。「コバルト文庫」の、より若い読者層をターゲットとした姉妹レーベル。「コバルト・…
縞状鉄鉱鉱床
- 岩石学辞典
- チャート起源の珪質物と含鉄鉱物からなる縞の互層が顕著な縞状構造を示す鉱石から構成されている層状鉄鉱鉱床.BIFと略すことが多い.
シェール‐オイル(shale oil)
- デジタル大辞泉
- 地中の頁岩(シェール)層に含まれる石油。[補説]固い岩石の中に存在するため採取が困難だったが、採掘技術が確立し商業生産が行われるようになった。
スロンボライト(thrombolite)
- デジタル大辞泉
- 藻類の藍藻により形成される石灰質または珪質の岩石。微生物岩の一種。ストロマトライトに似るが、同心円状の層構造ではなく、小さな塊が集まった構…
ìnter・láy
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [動]不規則動詞活用表 interlay(他)…の間に入れる,差し込む.━━[名]1 差し込まれた層.2 《印刷》インターレイ,中張り(◇版画の位置調整用に版と台…
ばい【倍】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]バイ(呉)[学習漢字]3年1 同じ数量を重ねること。「倍加・倍増・倍率/数倍・層倍」2 ます。ふやす。「倍旧」[名のり]ます・やす[難読…
ぎょくばん‐せん【玉版箋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 画仙紙よりも厚手で、きめが細かく光沢がある中国産の紙。二枚重ねて乾燥したものは二層にすいたものより腰が強く、書画用に適する。
へい‐ばん【餠盤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地学で、マグマが地層の層理面に沿って上向きに貫入してできた鏡餠状の火成岩。ラコリス。[初出の実例]「Heiban. Laccolite. 餠盤」(出典…
レイタンス(laitance)
- デジタル大辞泉
- 生コンクリートを打ち込んだ後、水とともに浮き上がってくる、石灰石などの微粒子の作るもろい層。水が多いと生じる。これがあると、次に重ねて打つ…
ATP
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- Apple社のMacintoshが標準で使用するネットワークプロトコルであるAppleTalkのトランスポート層プロトコルの1つ。ATPは、片方向のみだが、コネクショ…
しん‐じゆうしゅぎ〔‐ジイウシユギ〕【新自由主義】
- デジタル大辞泉
- 政府などによる規制の最小化と、自由競争を重んじる考え方。規制や過度な社会保障・福祉・富の再分配は政府の肥大化をまねき、企業や個人の自由な経…
人工地盤 じんこうじばん artificial ground
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人工土地ともいう。鉄骨や鉄筋コンクリートなどの架構材料によって造られる人工の基盤。都市開発にあたり,土地の有効利用をはかる手段となっている…
女木島 (めぎしま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 香川県高松市の北方3kmにある島。別名鬼ヶ島。面積2.63km2,人口197(2010)。南北に細長い島で,最高点は216m。基盤の花コウ岩の上に凝灰質集塊岩層…
ガレオン船 がれおんせん galleon galeon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スペインの軍船、貿易船として16~19世紀に用いられた大型帆船。フォアマストとメインマストとには2~3枚の横帆をもち、ミズンマストにはラティーン…
眼杯 がんぱい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 脊椎(せきつい)動物の目の発生段階に現れる原基の一つ。まず、将来間脳になる部分の側部が左右に膨出して眼胞とよばれる嚢胞(のうほう)状の突出物を…
ドーム(地層) どーむ dome
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 隆起もしくは背斜構造の地層のうち、外形がおおむね球あるいは楕円(だえん)体の一部に近いものをいう。地層は中心部から外側に向かって傾斜している…
阿波の土柱 あわのどちゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 徳島県北部、阿波市阿波町の吉野川北岸に立地する奇勝。1934年(昭和9)国指定天然記念物になった。砂礫(されき)の層が雨水の差別侵食を受けて柱状に…
ディスクコンベヤ disc conveyor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- コンベヤの一種。断面がV字形,L字形,U字形などの形をした鋼製のトラフ (溝) の中を,その断面に合った形 (円形のものが多い) のディスクと呼ばれる…
ヘルクレスロープ Hercules rope; strand spiral rope
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 共芯ロープの代表的なもの。ストランドを2層または3層交互により合せたもので,ストランドスパイラルロープともいう。芯綱として繊維を使わず,鋼線…
ルラ・ダシルバ
- 百科事典マイペディア
- ブラジルの政治家。ペルナンブコ州生れ。貧困層の出身で,職業訓練学校に学び,旋盤工として労働運動に参加してストライキを指導,逮捕されたことも…
劈開
- 岩石学辞典
- (1) 鉱物に用いる場合は,鉱物の特定の面に沿って分かれる性質をいい,この劈開(へきかい)面は鉱物の結晶形の一つまたはそれ以上の面に平行である.(…
竜王山 りゅうおうざん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 香川県,徳島県の両県にまたがる讃岐山脈の最高峰。香川県まんのう町と徳島県美馬市の境に位置する。標高 1060m。和泉層群の砂岩,泥岩互層からなり…
ひんこん‐りつ【貧困率】
- デジタル大辞泉
- 所得が低く経済的に貧しい状態にある人が全人口に占める割合。絶対的貧困率と相対的貧困率がある。絶対的貧困率は、十分な所得がないため最低限の生…
高畑温泉たかはたおんせん
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:郡上郡八幡町那比村高畑温泉[現]八幡町那比那比(なび)川沿いの渓谷にある。長良川鉄道(旧国鉄越美南線)美濃相生(みのあいおい)駅か…
鉄道模型 てつどうもけい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属製の電気機関車などを中心にした模型玩具(がんぐ)。初歩セットは機関車1、客車2にレール、トランスを加えたものが一般で、これに部分品をさらに…
金取遺跡かねどりいせき
- 日本歴史地名大系
- 岩手県:上閉伊郡宮守村達曾部村金取遺跡[現]宮守村達曾部達曾部(たつそべ)川南岸の低い丘陵の先端部に近い緩斜面上に立地する。昭和五九年(一…
高井戸東遺跡群たかいどひがしいせきぐん
- 日本歴史地名大系
- 東京都:杉並区上高井戸村高井戸東遺跡群[現]杉並区高井戸東三丁目現在の杉並清掃工場の位置に所在した旧石器時代の遺跡。標高四七メートルの台地…
強化ガラス (きょうかガラス) tempered glass
- 改訂新版 世界大百科事典
- 板ガラスに熱的あるいは化学的処理をほどこし,表面に圧縮応力層を作ったものをいう。ガラスの破壊は,その表面に存在する〈グリフィスのきずGriffit…
発生炉ガス (はっせいろガス) producer gas
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石炭やコークスからガス発生炉を用いて得られる,水素や一酸化炭素を主成分とするガス。工業用燃料ガスあるいは化学用合成ガスを生産する目的で,か…
地下水 ちかすい groundwater
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地中にある水のうちで、地下水面より下にあって地層中の間隙(かんげき)を満たして存在している水を地下水という。水利用や土木工事との関係で、井戸…
いづつ‐きそ〔ゐづつ‐〕【井筒基礎】
- デジタル大辞泉
- 建造物の基礎の一。井筒を地盤に据え、内部を掘って沈下させ、硬層などのある深さまで継ぎ足し、その中にコンクリートを充塡する。軟弱な地盤に行う。
いん‐のう〔‐ナウ〕【陰×嚢】
- デジタル大辞泉
- 陰茎の基部にあって、精巣(睾丸こうがん)および精巣上体(副睾丸)を入れている袋状のもの。特殊な平滑筋層をもち、その収縮・弛緩しかんによって…
たいき‐らんりゅう〔‐ランリウ〕【大気乱流】
- デジタル大辞泉
- 速度や向きが不規則に変化する大気の流れ。地表面から高度約1キロメートルまでの大気境界層は、樹木や建物、山などの地形の影響を受けるため、特に発…